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令和4年4月

記事ID:0225463 2022年5月24日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

4月30日(土曜)の公務報告

<14時00分~ ぎふ清流文化プラザで、小栗幸江 県地歌舞伎保存振興協議会会長らとともに、「清流の国ぎふ 地歌舞伎勢揃い公演」の開幕式典「新舞台の幕開け」に出席>
<14時35分~ 同公演の演目「青砥稿花紅彩画 稲瀬川勢揃いの場(常盤座歌舞伎保存会)」を鑑賞>

 県内32の地歌舞伎保存会の皆さん、大勢の観客の皆さんとともに2回目となる地歌舞伎勢揃い公演の開幕を「新舞台の幕開け」としてお祝いし、演目を鑑賞しました。

 今回の地歌舞伎勢揃い公演も、県下の地歌舞伎保存団体が「ぎふ清流座」を舞台にリレー形式で順次演目を披露していきます。さらには、「『清流の国ぎふ』文化祭2024さきがけプログラム」とも銘打って、2年後の「清流の国ぎふ」文化祭2024に向け、「地歌舞伎」の魅力をさらに広く内外に発信する機会とします。

 今回の幕開けにあわせて、清流文化プラザの長良川ホールに設置する「花道」を大幅に拡張しました。役者の方々に存分にその技を披露いただけるようになり、また、役者と観客の皆様との距離がグッと縮まり、間近でその迫力を感じていただけるようになりました。

 さらに、「桝席」も新たに設けさせていただきました。歌舞伎小屋ならでは、そして目の前で歌舞伎を鑑賞できる桝席。地歌舞伎の醍醐味の一つでもある「おひねり」は、残念ながら新型コロナ対策で本日はお控えいただきましたが、再開した暁には、桝席から役者の足元を埋め尽くすほどの「おひねり」を撒いていただいて、観客の皆さんも一緒に舞台を盛り上げていただければ嬉しく思います。

 このように、新装なった長良川ホール。本日から地歌舞伎をはじめとする伝統芸能公演の際の愛称を「ぎふ清流座」としました。県民皆さんの芝居小屋として末永く愛されるよう、今後も皆さんに楽しんでいただける企画を用意していきたいと思います。(ぎふ清流座の看板は、私が揮ごうさせていただきました)

 さらにここに心強い助っ人に加わっていただきました。本日の公演でもイヤホン同時解説をお願いした葛西聖司さんです。この度、葛西さんには「地芝居大国ぎふ 応援大使」にご就任いただきました。葛西さんには地歌舞伎をはじめとする、文楽・能、獅子芝居といった当県が誇る地芝居の魅力を県内外へ広く発信いただくほか、引き続き「ぎふ清流座」での解説者としてお力添えいただく予定です。

 本日の演目では、中津川市の常盤座歌舞伎保存会と東濃歌舞伎中津川保存会の2団体が早速熱演を披露くださいました。

 本日から約2年間かけて全12公演にわたり、各地の地歌舞伎保存会の皆さんに順次上演いただきます。

 「清流の国ぎふ」文化祭2024のキャッチフレーズ「ともに・つなぐ・みらいへ ~清流文化の創造~」を、まさに本県文化の代表選手として体現していっていただけるものと楽しみにしています。

(本日の公演についてはこちら(youtube動画配信)>>>https://www.youtube.com/watch?v=tvtiuruNuLY<外部リンク>

ぎふ清流座 ぎふ清流座2 ぎふ清流座3

 昨日(4月29日)から大型連休がスタートしました。新型コロナウイルス新規感染者数について、29日は423人で前週の同じ曜日に比べ200人以上の減少、本日30日も313人と同様に300人以上の減少となりました。ただ、検査数が少なくなる祝日、土曜日が続いたという点も考えられますので、引き続き状況を注視していきます。

 県内各地の観光地等も人出が戻ってきたという話も聞こえてきます。皆さん十分に感染対策を取られてのことと思いますが、大切な方たちと過ごす楽しい時間だからこそ、マスク着用、手洗い、密回避など基本的な感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

4月28日(木曜)の公務報告

<13時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 文化振興に関する協議>

 令和6(2024)年度の開催地に内定している「第48回全国高等学校総合文化祭(全国総文祭)」について、今後の進め方などを協議しました。

<14時30分~ 桑原鑛司 Art Award IN THE CUBE 企画委員長と面談>

 想像力溢れる新たな才能の発掘と育成を目的として、2017年から3年に一度開催している全国規模の企画公募展が「清流の国芸術祭 Art Award IN THE CUBE(AAIC)」です。県美術館に置かれた幅4.8m・奥行4.8m・高さ3.6mの空間(キューブ)の中に、自由なジャンル、技法で各回ごとに設定されたテーマを表現いただいています。

 次回は来年2023年の開催予定で、「『リアル』のゆくえ」をテーマに昨年12月から作品企画の募集がなされており、その締め切りはいよいよ5月16日となっています。

 本日は、同展の桑原企画委員長から現在の準備状況や今後の進め方、また2024年以降を睨んだ今後の展開などについてお話を伺いました。

 AAIC2023については、5月の企画締切後、8月からの一次審査で14点程度に企画が絞られ、そこから来年2023年3月をメドに作品制作、4月上旬の審査において大賞などが決定される予定です。その後、4月22日(土曜)から6月18日(日曜)には展覧会として皆さんにもご覧いただける予定です。

 また、AAIC2023の翌年には『「清流の国ぎふ」文化祭2024』も控えています。AAICの成果をどうつなげていくかについても意見交換しました。

(AAIC2023についてはこちら>>>https://art-award-gifu.jp/<外部リンク>

岐阜県美術館

<16時00分~ 河合直樹 県医師会会長、伊在井みどり 同常務理事と面談>

 県医師会においては、地域医療、とりわけ新型コロナウイルス感染の拡大以降はその最前線での対応や専門家会議等でその知見を活かしてご助言をいただくなど県政に多大なご協力をいただいています。心から感謝申し上げます。

 本日の面談では、コロナ対策はもとより、県と連携して進めていただいている在宅医療提供体制の強化などについても河合会長、伊在井常務理事と意見交換しました。県民の皆さんが必要な時、必要な場所で、必要な医療を安心して受けられるよう、引き続き医師会の皆さんと連携して取り組んでまいります。

<17時30分~ デジタル政策に関する協議>

 本県のあらゆる分野においてデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進していくために策定した「岐阜県デジタル・トランスフォーメーション推進計画」。このうちの行政分野の取組みについて、協議しました。

<17時45分~ 観光交流政策に関する協議>

 明日(4月29日)から大型連休が始まります。行動制限は求めていませんが、県民の皆さん、また事業者の皆さんには基本的な感染防止対策を徹底いただいたうえでの旅行や観光をお願いしています。

 観光地でのコロナ対策の確認、また観光需要の喚起策について協議しました。

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者数は573人でした。

 前の週の木曜日から42人減少し、7日ぶりに前の週の同じ曜日を下回りました。一日だけの動きで評価することはできませんし、依然として第5波のピークよりも多い感染者の確認が続いています。

 先ほどもお伝えしましたように明日(4月29日)からは、コロナ禍にあって3年ぶりに迎える制限のない中での大型連休です。基本的な感染防止対策の徹底と継続を重ねてお願いします。

4月27日(水曜)の公務報告

<13時00分~ 県庁で、観光交流政策に関する協議>

 昨日(4月26日)、関係者の皆さんからお伺いした、新型コロナの影響で厳しい状況にある観光産業の現状を踏まえ、早期回復に向けた観光需要の喚起策や本県の魅力ある観光資源である武将観光や持続可能な観光地域づくりなどについて協議しました。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 連日多くの関係者の皆さんの手で工事が進められている新庁舎。行政棟と議会棟の前では、県庁前公園の工事も進んでおり、現在9割程度まで進んでいます。

 現在の県庁舎の正面は、国道21号につながる道路となっていますが、新庁舎は少し東に移動しましたので、ちょうど県庁前公園が正面に位置します。

 今年に入り、県ゆかりの桜など植樹が順次進み、2月には、お伝えしたように淡墨桜も植えられています。また、四季を通じた美しさ、そして木漏れ日が心地よいケヤキの木も植林されました。

 県庁や公園にお越しになる皆さんの癒しともなる、憩いの場が生まれることが今から楽しみです。

公園

<14時30分~ ぎふワールド・ローズガーデンに関する協議>

 春の大型連休を前に、園内の新型コロナウイルス対策や今後の施設整備などについて協議しました。

 春真っ盛りの園内には沢山の花々が美しく咲いています。5月20日頃には園の名前にも冠している「バラ」が見頃を迎えます。

 感染対策を十分とっていただき、春の一日をお過ごしいただいてはいかがでしょうか。

 (ぎふワールド・ローズガーデンについてはこちら>>https://gifu-wrg.jp/<外部リンク>) 

<15時40分~ 農業政策に関する協議>

 県産農畜水産物の生産や販売の見通しについて報告を受け、販売促進や情報発信などについて協議しました。

<16時00分~ 加藤孝義 ぎふ花と緑の振興コンソーシアム理事長と面談>

 昨年(2021年)4月、花き業界をはじめ、行政、金融機関や学校、観光や華道、陶芸などの企業・団体が連携し、各々が得意とする技術や知見を融合して、新たな商品開発等を推進し、花と緑の産業振興を図ることを目的にコンソーシアムが設立されました。

 加藤理事長と、設立以降の活動の振り返りや今後の課題、県や関係団体との連携について意見交換しました。

 本日の新型コロナウイルスの感染者数は624人でした。前の週の水曜日と比べ50人多く、これで6日連続で前週と同じ曜日を上回る状況となりました。

 依然として20代以下が新規感染者の半数を占める状況であり、30代以下で整理すると約7割に及んでいます。感染事例も飲食や外出に起因するものが確認されています。

 これから大型連休を迎えるにあたり、改めて大人数や長時間の飲食、マスク無し会話を控えていただくようお願いします。

(県の対策「感染再拡大危機に備えて」はこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/219888.html

4月26日(火曜)の公務報告

<10時30分~ 県庁で、地域振興に関する協議>

 地域の魅力向上や交流人口の拡大について、県内各地域の実情も踏まえながら、今後の施策の展開を協議しました。

<11時00分~ 山内登 下呂市長、今井政嘉 県議会議員が挨拶>

 新年度の挨拶にお越しいただき、同市の新型コロナの現状や対策、観光振興、基盤整備の取組みなどについてお伺いしました。

<11時30分~ 山岡利安 県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長、瀧康洋 (一社)下呂温泉観光協会会長と面談>

 宿泊事業団体の代表者お二人と新型コロナの影響で厳しい状況にある観光産業の現状やその早期回復に向けた観光需要の喚起策について、情報共有、意見交換をしました。

 また、観光分野におけるDXを推進すべく、昨年度に引き続いて行う、観光産業のデジタルマーケティング人材の育成研修の実施や、デジタル技術等を活用した宿泊業の生産性の向上などについても意見交換しました。

<13時30分~ 観光交流政策に関する協議>

 現在だけではなく未来を含めた地域の経済、社会、環境への影響を十分に考慮し観光客を受け入れる、地域のニーズに対応した観光が「サステイナブル・ツーリズム」です。本県は早くから、地域の自然や歴史、文化を活かした観光振興に取り組んでおり、昨年(2021年)には「長良川流域」がサステイナブル・ツーリズムの国際認証機関から「世界の持続可能な観光地100選」にも選ばれています。

 本県の様々な観光資源をサステイナブル・ツーリズムの視点からどうブラッシュアップしていくか、その方向性について協議しました。 

<14時30分~ 航空宇宙産業に関する協議>

 先日(4月24日)の鹿児島県の塩田知事との知事懇談の場においても種子島宇宙センターと空宙博の交流促進などが話題となりました。

 ここ東海地域同様、鹿児島県を含む九州エリアでもロケットや人工衛星に関連した産業、また衛星データの利活用など様々な分野で航空宇宙産業の振興に取り組んでおられるということです。

 そうした他地域の取組みについて報告を受け、今後の本県の航空宇宙産業の振興について協議しました。

<15時45分~ 大垣市内で、県市長会との意見交換会に出席>

 県内21の市長さんで構成する「県市長会」との意見交換会に出席しました。 

 市長さん方には、日ごろから、多方面において県政の推進にご理解、ご協力いただいていますが、昨今は新型コロナ対策協議会・本部員会議など、テレビ会議で頻繁に顔を合わせているものの、こうして対面で意見交換できるのは久しぶりということで、非常にうれしく思います。

 まず私から、今年度の県政のテーマである、「『清流の国ぎふ』づくり~ウィズ・コロナからアフター・コロナへ~」についてご説明し、最近の感染状況やワクチン接種を含む各対策、また、アフター・コロナを睨んだ、DX、脱炭素、観光、国民文化祭、ねんりんピックなどについてお話をしました。市長さん方からも各地域の実情を踏まえたご意見を多数いただき、非常に活発な意見交換となりました。

県市長会との意見交換会

 本日お話したいずれの施策も市町村の皆さんのご協力が不可欠です。

 県と市町村が「オール岐阜」で足並みをそろえ、緊密な連携を取りながら取り組んでいきたいと思います。

 さて、本日の新型コロナウイルスの新規感染者数は、752人でした。5日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。新規感染者の52.4%が20代以下、年代別で最も多いのが10代未満の177人と全体の23.5%となっており、若年層が感染の中心であるという状況が依然として続いています。

 新学期が始まって1カ月弱、またこれから大型連休を控え、人の流れがますます活発になります。県としても先の対策でお伝えしているように病床、宿泊療養施設、臨時医療施設合わせて3,000床の療養体制を維持するなど感染再拡大危機に備えてまいりますが、県民の皆さんにはご自身、そして愛するご家族、ご友人を守るため、基本的な感染防止対策を徹底いただきますよう重ねてお願いします。

4月25日(月曜)の公務報告

<10時00分~ 海津市内で、治水神社春季例大祭に出席>

 昨日(4月24日)、50周年をお祝いした「鹿児島・岐阜姉妹県盟約」のルーツともいえるのが今から約260年前、薩摩藩の皆さんによる木曽三川分流工事です。

 遠く離れた慣れない地での、しかも難工事。多大な負担と幾多の困難があったことも想像に難くありません。それらを乗り越え、見事に工事を成し遂げられ、私たちは、薩摩義士の皆さんのおかげで、水害の苦しみから救われました。

 本日は、鹿児島県の塩田知事をはじめ多くの関係者の皆さんとともに治水に尽力された薩摩藩士の皆さんの功績を讃え、犠牲となった多くの方々の慰霊を行いました。

 分流工事以後、長良川は長きに渡り保全され、この流域の豊かな伝統文化・自然をはぐくみ、それらを私たちの先人が受け継いできました。こうした取組みが評価され、昨年令和3(2021)年、国際認証機関において、長良川流域が「2021年世界の持続可能な観光地100選」にも選ばれています。

 今日私たちが、木曽三川をはじめとした、清流から大いなる恵みを受け、「清流の国ぎふ」として国内外に誇ることができるのも、薩摩義士の皆さんの偉業の賜物であり、そのご恩に報いるためにも、私たちはこの清流を大切に守り、活かし、鹿児島、岐阜両県の絆とともに次の世代へしっかりと引き継いでいきたいと思います。

治水神社春季例大祭

<14時00分~ 県庁で、高橋尚子 ぎふ清流ハーフマラソン大会長と面談>

 3年ぶりの本格開催となった今大会。高橋大会長からは、あいにくの雨も、選手には恵みの雨となって好記録が生まれたことなど大会全体の感想を伺いました。私も60分を切る選手が3人も出たこと、そして何より救急搬送もなく、PCR検査もしっかりやりきっていただいて大成功の大会だったとお伝えしました。大会長もお話されていましたが、好記録が生まれたこの大会からオリンピックや世界に羽ばたく選手が出てくれることを大いに期待したいと思います。

高橋大会長と面談

<15時00分~ 岐阜市内で、県リニア中央新幹線活用戦略研究会に出席>

 本県では、平成26(2014)年3月に他県に先駆けてリニア活用戦略を策定し、「基盤整備」、「産業振興」そして「観光振興・まちづくり」と3分野で重点的に取り組んできました。

 一方で戦略策定から8年が経過し、さらに新型コロナの感染拡大やリモートワークなどの働き方、またSDGsの推進、環境への意識の更なる高まりなど社会が大きく変化しています。こうした変化や課題を踏まえ、昨年「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略ブラッシュアップ懇談会」を設置。まちづくり、観光、産業など多岐に渡る有識者の皆さんにお集まりいただいて検討いただき、ブラッシュアップに向けた提言をまとめていただきました。本日の研究会では、市町村長や経済・観光団体などの代表の方にお集まりいただき、提言の内容について説明するとともに意見交換をしました。

 昨年10月にはトンネル工事で事故が発生、事後原因の究明や安全対策の再点検及び再発防止策をJR東海に要請する事態となりました。その後、JR側からも事故についての報告書が提出され、県でも環境保全と安全対策の両面から検証を進め、JRに対し知事意見書を提出しました。その意見書への回答が今月4月にあり、専門家の皆さんからも妥当という判断をいただいたことから、回答を受け入れたところです。工事の大前提は、「安全」であることをしっかり認識して、関係機関とも連携し進めていきます。

 リニアによるまちづくりを、東濃地域限定のテーマではなく、基盤整備や産業振興、観光や人材育成などオール岐阜のエネルギーを注いでいく次の段階へ深化させていきます。

県リニア中央新幹線活用戦略研究会

<16時30分~ 藤井健 首都高速道路(株)代表取締役専務執行役員と面談>

 先ほどの研究会に講師としてお越しいただいた藤井氏と面談し、お話をお伺いしました。藤井氏は、国土交通省に長くお勤めで、「スーパー・メガリージョン構想」に携わっておられました。この構想は、リニア中央新幹線が開通し、首都圏と中部圏と関西圏の三大都市圏が一体化され、それによって巨大経済圏を創造しようというものです。リニアが開通すれば岐阜から東京まで30分程度、名古屋は10分程度で結ばれます。こうした未来に、本県が持つ自然や文化をどう活かしていくか、新たな価値を生み出していくかについて意見交換しました。

 さて、本日の新型コロナの新規感染者数は、377人。4日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。また、4月18日からの1週間分・433件の遺伝情報解析では、その78%がオミクロン株の派生型BA.2との結果が出ました。置き換わりがさらに加速しています。先日発表した対策「感染再拡大危機に備えて」においてもお伝えしていますが、基本的な感染防止対策の徹底を重ねてお願いします。

4月24日(日曜)の公務報告

<8時05分~ 岐阜メモリアルセンターで、第11回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンスタートセレモニーに出席>

 少しひんやりと時折小雨も感じる曇り空でしたが、こうした天候の方がむしろランナーの皆さんにとってはよい環境と聞いたことがあります。

 約1万人のランナーの皆さんを前にご挨拶させていただき、スターターの大役を無事に果たすことができました。スタート台から手を振りながら拝見した皆さんの顔は満面の笑み!、元気よく駆け出して行かれました。

第11回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンスタートセレモニー

<10時15分~ 「岐阜関ケ原古戦場記念館」を視察>

 関ケ原町に移動し、記念館を視察。企画展などを静岡大学名誉教授で同館の館長・小和田哲男先生に案内していただきました。まだまだ新しい発見もありますし、新たな収蔵品も増えたということで興味深く見て回りました。

<13時20分~ 塩田康一 鹿児島県知事を、「岐阜関ケ原古戦場記念館」にご案内>
<14時30分~ 鹿児島県・岐阜県知事懇談会に出席>
<15時20分~ 同記者会見>
<16時10分~ 鹿児島・岐阜姉妹県盟約50周年記念式典に出席>

 江戸時代中期、当時としては、稀にみる大工事を薩摩藩士が完成させ、水害に苦しむ美濃の国の人々を救った宝暦治水。この偉業を縁として、鹿児島・岐阜両県の市町や各種団体が交流を進め、昭和46(1971)年、姉妹県盟約を締結しました。約700km離れた県同士が姉妹県となり、しかも緊密な関係を築いている例は、おそらくないのではないかと思います。

 姉妹県盟約締結後は、10周年ごとの節目に記念式典を開催し、両県民の交流が脈々と引き継がれ、そして大きな財産となっています。私自身も前回40周年式典から参加していますが、本来は昨年(2021年)が50周年であったところ、新型コロナで延期。本日は、1年越しで実現した記念行事となりました。

 記念式典に先立って、同県の塩田知事を岐阜関ケ原古戦場記念館にご案内しました。塩田知事は私と同じ経済産業省の出身。同省時代にはお会いすることはなかったのですが、同じ釜のメシを食べた仲の例えの如く、同じ省の文化で育ったもの同士すぐに打ち解けることができました。しかも歴史好きということで、島津家も活躍した関ケ原の地にはプライベートでお越しになったこともあるそうです。

 懇談会では、双方の新型コロナの現状や対策について情報を共有するとともに、戦国武将観光や種子島宇宙センターと空宙博の交流促進、また厳しい観光事業の現状を踏まえた両県共通の宿泊割引の検討などについて協議しました。

 その後の記念式典に塩田知事、また両県の交流団体の皆さんと出席し、鹿児島の民謡や本県の地歌舞伎、また海津市の小学生の皆さんが演ずる環境保護をテーマに創作された狂言などを鑑賞しました。

 式典の最後に「薩摩琵琶」を友好の証としていただきました。これは、平成27(2015)年、鹿児島市の鶴丸城の御楼門復元事業に際し、その復元部材として贈呈した大垣市上石津町の樹齢300年の大ケヤキをを材料に2面制作されたもので、今後双方が末永く持ち続けていこうと頂戴しました。

 両県の多くの先人たち、そしてその方々が築いてきた交流の蓄積の上に更に新しい交流を積み重ね、塩田知事とともに手にした琵琶の音色のようにそれぞれの交流団体が様々な音を奏で、そして重ねて、豊かに長く続いていくことを願っています。

(姉妹県盟約とその活動についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/9285.html

鹿児島・岐阜姉妹県盟約50周年記念 鹿児島・岐阜姉妹県盟約50周年記念
鹿児島・岐阜姉妹県盟約50周年記念4 鹿児島・岐阜姉妹県盟約50周年記念3

4月23日(土曜)の公務報告

<16時40分~ 岐阜市内で、高橋尚子 ぎふ清流ハーフマラソン大会長による書籍の贈呈式に出席>

 コロナ禍では、社会活動全般が様々な制約を受け、文化芸術活動やスポーツも行事や大会の中止、あるいは無観客、リモートと、これまでとは全く違う状況に直面しました。こうした状況にあって、高橋尚子さん達が中心となって、「#アスリートがつなぐ」プロジェクトを立ち上げ、参加アスリートがSNS上につづった言葉や想いを一冊の本にまとめられました。この本を、子どもたちや若いアスリートをはじめとする多く方たちにぜひ読んでほしいということで、県内の小中学校541校分を寄贈いただきました。

 子供たちもコロナ禍で様々な制約や困難と向き合っています。そうした中でアスリートの皆さんがどう今の状況を乗り越えてきたかという言葉や想いに触れることはきっと大きなヒントや支えになると思います。ありがとうございました。

書籍贈呈式

<17時00分~ 第11回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン開会式に出席>

 いよいよ明日(4月24日)、ぎふ清流ハーフマラソンが3年ぶりにランナーを岐阜に集めて開催されます。沿道からの大きな声援や飲み物、食べ物の提供、またマラソン後のグルメや観光なども楽しんでいただきたいところですが、ランナーの皆さんの安全を第一に、イベントは中止し、また約1万人の全ランナーへのPCR検査をお願いしています。

 万全な感染対策で、そして3年分の想いを胸に、ランナーも沿道の皆さんにも「リアルの走り」を大いに楽しんでいただきたいと思います。

第11回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン開会式

4月22日(金曜)の公務報告(新型コロナウイルス対策に関する記者会見) 

 本日(4月22日)、県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び新型コロナウイルス感染症対策本部員会議での審議を経て、ゴールデンウィーク、そしてその後に向け、「感染再拡大危機に備えて」とした対策を決定しました。

 本日の新規感染者数は、658人で依然として高止まりの状況にあるといえますが、まさに今、「感染再拡大の危機・第7波の入口にある」と認識しています。現在の懸念材料としては、まず、「より感染力の強いBA.2への置き換わり」が挙げられます。また、「まん延防止等重点措置解除に伴う気の緩み」、「若い世代のワクチン接種率の低さ」、「医療機関における一般の診療体制や救急搬送への影響」、「感染高止まりによる保健所の疲弊」、そして「過去に感染拡大したゴールデンウィークの到来」も考えられます。

 これらを踏まえ、第6波のピークを遥かに超える最悪の事態となることに備える必要があります。具体的には重症化リスクの高い高齢者、基礎疾患を有する方に重点化して、「県民の命を守る」体制整備と通常の医療の維持を最優先しながら、社会経済活動とのバランスを図るというものです。

 まず、同居家族が感染した場合の保健所の調査・検査の対象を、療養・検査の体制を維持しつつ、1日あたりの新規陽性者数が1週間平均700人を超えた場合には、高齢者と基礎疾患を有する方に重点化します。医療機関、福祉施設については、高齢者等ハイリスクな方を多く抱えることから、これまでどおり調査・検査を徹底しますが、若年層は重症化リスクが低いことから、学校、幼稚園、保育所等については、保健所による調査、検査は行わないようにし、事業所についても同様の対応とします。

 自宅療養支援についても重点化を図ります。現在、1日あたりの新規自宅療養者数は400人程度ですが、これが1000人を超えた場合、健康観察の対象を重症化リスクの高い方に重点化するとともに、食料品等については、全戸配布から、ご家族全員が陽性の場合や一人暮らしなど外出が困難な場合など、希望するご家庭に配布する形に見直すこととします。

 次に、イベント等におけるワクチン接種歴、陰性の検査結果の活用です。ワクチン3回目接種を促進し、安心、安全を高めながら社会経済活動を継続するため、1日あたりの新規陽性者数が1週間平均700人を超えた場合、全国から参加が見込まれる県主催イベントや県有施設でのイベントで、マスクを外すハイリスクなイベントは、「3回接種歴」又は「検査の陰性結果」を確認する取組みを進めます。

 同様の取組みを市町村や民間事業者に対しても呼びかけるとともに、明後日4月24日に開催される「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」において、モデル的に全ランナー約9,300人に対して事前のPCR検査を実施します。

 学校における対応は、先日の教育推進協議会でも検討いただきましたが、同じく1日あたりの新規陽性者数が1週間平均700人を超えた場合、県立高校では、陽性者が1名判明した時点で一時的に学級閉鎖し、保健所ではなく、学校が自宅待機者を決定し、以降、感染の拡大状況に応じて学級閉鎖の継続・解除を決定する取組みを導入します。部活動も同様の基準としますが、学級閉鎖中の無症状者については、陰性確認を条件に公式大会への参加を認めることとします。これは生徒、保護者また学校現場の皆さんの声に基づいて、直ちに適用することとします。その他の学校、幼稚園、保育所等については、こうした取組みについてそれぞれの状況に応じて判断いただくこととします。

 まもなくゴールデンウィークが始まりますが、まさに一昨年、昨年と感染者が急増したのがこの時期です。これまでも繰り返しお願いしていますが、マスクを外す場面はリスクが高いことを改めてご認識いただき、基本的な感染防止対策の徹底と継続をお願いします。最悪の事態は何としても避けたいと思います。オール岐阜でのご理解とご協力を心からお願いします。

(記者会見の内容についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/kaiken/216892.html

新型コロナウイルス対策に関する記者会見

4月21日(木曜)の公務報告

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数やその状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 高山市内で、第12回全国和牛能力共進会岐阜県出品決起大会に出席>

 現在、「飛騨牛」は本県が誇るブランドへと成長していますが、その名が一躍、全国に知れ渡ることとなったのは、平成14(2002)年に本県を舞台に開催された「第8回全国和牛能力共進会 岐阜大会」での好成績にその始まりがあります。

 その後の関係者の皆さんのご努力により、トップブランドとしての地位を得てもなお弛まず、昨年度中には、東京オリ・パラ選手村で提供される食事の食材として活用され、また県内の団体が農林水産省の「輸出に取組む優秀事業者表彰」において大臣賞を受賞されるなど、積極的なPR・販路拡大の取組みが続けられています。関係者の皆さんのご努力、ご協力に深く感謝しております。

 共進会の大会は5年に1度。日本一奪還を目指して挑んだ、平成29(2017)年の前回大会(宮城)で最優秀の賞を逃した悔しさをバネに、関係者の皆さんは、今年10月に開催される鹿児島大会に向けて「和牛日本一奪還戦略」を打ち立て、鋭意努力を重ねてこられました。コロナ禍で人の動きに大きな影響は出ていますが、「モノ」の動きに制限はありません。同大会で「日本一奪還」ができれば、国内外への積極果敢な、攻めの販路拡大にあたっても、大きな弾みとなるものと思います。10月の鹿児島大会での岐阜県勢の活躍を大いに期待しています。

第12回全国和牛能力共進会岐阜県出品決起大会 第12回全国和牛能力共進会岐阜県出品決起大会2

<15時30分~ 左官職人の挾土秀平氏と面談>

 NHK大河ドラマ「真田丸」の題字など様々な作品制作で知られる、高山市在住の左官職人・挾土さん。これまでに県有施設のシンボルとなるような作品の制作をお願いしてきたこともあり、高山出張の機会に挾土さんをお訪ねしました。飾られている作品などを拝見しつつ、作品に込めた思いや表現技法などについてお話を伺い、奥深い芸術の世界に触れるひと時となりました。

 本日の新規感染者数は651人。5日連続で先週の同じ曜日と比較して減少しています。病床使用率は26.4%となり、ここ数日、病床使用率の面からは、緊急事態宣言の発出を検討するような状況(30%以上)を脱しています。しかしながら、年代別に感染者数をみていきますと、10代未満が113人、次いで10代が101人、そして20代以下のが305人と全体の半数近くを占め、依然として若い世代の感染が多くなっています。ご家庭内、学校現場、地域など、県民の皆さんが多くの時間を過ごす場にウイルスが忍び込む隙を与えぬよう、引き続き基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。

4月20日(水曜)の公務報告

<9時45分~ 県庁で、村瀬幸雄 岐阜商工会議所会頭、柴橋正直 岐阜市長と面談>

 商業・住宅等で構成される高層複合施設の建設、商業施設跡地における広場整備などの再開発とリノベーション、そして半世紀にわたる懸案であった名鉄名古屋本線高架化事業の進展など、県都岐阜市中心部のまちづくりが進んでいます。村瀬会頭、柴橋市長から現在の中心市街地活性化の取組状況についてお話をお聞きするとともに、今後の進め方等について意見交換しました。

<11時30分~ 涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長が挨拶>
<12時00分~ 岐阜市内で、涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長と懇談>

 「SDGs」や「2050年カーボンニュートラル」の実現など、「持続可能な社会」を目指していく中で、森林・林業の重要性が非常に高まっています。その中で森林県である本県も、しっかりとその役割を担っていかなければなりません。森林文化アカデミーなど、本県の先進的な取組み等を十分に活かしつつ、世界的な課題にいかに貢献していくか、涌井学長と意見交換を行いました。

<13時50分~ 県農業技術センターで、「清流の国ぎふ花と緑の振興センター」開所式に出席>

 本日、花きの担い手育成と産業振興の拠点となるセンターを開所しました。

 本県では、全国初となる花きの振興に関する条例を制定し、いち早くその振興に着手してきましたが、少子高齢化の進展などによる市場規模の縮小に加え、コロナ禍での花の利用機会の減少により、業界はさらに厳しい状況に立たされています。

 当センターで行う、マーケティングやブランディングなどの経営力や、技術力を強化するための研修、また令和3(2021)年4月に設立した「花と緑の振興コンソーシアム」に参画する産学金官の皆さんの技術や知見を融合させた、新たなサービスの開発を通じて、花き産業界に新たな風、変革を起こしていきたいと思います。多くの方々にセンターを大いに活用いただきながら、皆さんの英知を結集し、オール岐阜体制で「岐阜県の花き」を盛り上げるべく、取組みを進めていきます。

清流の国ぎふ花と緑の振興センター 清流の国ぎふ花と緑の振興センター

<15時45分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は574人で、先週の同じ曜日と比較しますと130人の減少となっています。新規感染者数のうち、20代以下が約半数を占めており、若い方々に感染が広がっている状況に変化はありません。加えてオミクロン株の派生型である「BA.2」の感染例が新たに23例確認され、トータルで141例となっています。19日に行った検査230件のうち73%がBA.2の疑いありでしたので、急速に置き換わりが進んでいると考えられます。

 繰り返しとなりますが、基本的な感染防止対策を徹底いただき、ご家庭や学校現場などにウイルスを入り込ませない、広がらせないための取組みを継続願います。

<16時00分~ 観光交流政策に関する協議>

 新型コロナウイルス感染症により深刻な影響が出ている県内観光産業を支援するため、岐阜県民の皆さんがGW直前の4月28日までに行う県内旅行を対象とした割引キャンペーンを展開中です。「感染を抑え、経済をどう回していくか」、感染状況を慎重に見極めながら、この難しい課題をなんとか両立させていかねばなりません。現在の状況について報告を受け、感染状況に応じた対応について協議しました。

<16時30分~ 鳴神大平 (株)毎日新聞社中部代表、安達一正 同岐阜支局長が挨拶>

 4月1日付で同社の中部代表、岐阜支局長として着任されたお二人が挨拶のためお越しくださいました。

<17時00分~ 文化振興に関する協議>

 令和2(2020)年1月に開幕し、昨年11月に幕を閉じた「清流の国ぎふ2020地歌舞伎勢揃い公演」。コロナ禍の中での度重なる延期など困難もありましたが、大変な好評を博し、まさに「大団円」の公演となりました。

 そして満を持して、4月30日(日曜)から、新たに花道や枡席を整備し芝居小屋風に生まれ変わった「清流文化プラザ」を舞台に春公演がスタートいたします。新たな舞台でさらに岐阜の地歌舞伎の魅力を堪能していただけるものと思っておりますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。

 2020公演ではコロナ下にあっても、公演を動画配信するなど工夫を凝らし、文化の力を発信してきました。こうした機運を、令和6(2024)年度に岐阜県で開催される国民文化祭につないでいきたいと思います。

<17時30分~ 岐阜市内で、佐藤美加 (株)Fifty代表取締役と懇談>

 「ぎふ女のすぐれもの」の認定審査委員会の座長もお願いしている佐藤さんと、この事業や、結婚・出産・子育てを機に一旦離職するケースが多い本県の状況も踏まえた女性の活躍支援について、幅広に意見交換を行いました。

4月19日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県幹部会議に出席>

 県庁の全部局長との情報共有や意見交換の場が幹部会議です。

 本日の会議では、年度替わりの時期をとらえ、改めて県の財務事務の執行を適正に確保していくための監査制度について確認をしました。昨年度の監査結果を振り返り、適正な予算執行や効率的な行財政運営の確保に引き続き全庁で取組んでいきます。

<11時00分~ 第17回岐阜県新型コロナウイルス感染症教育推進協議会に出席>

 連日、新規感染者が前週比で増加している日が続き、感染者数が下がりきらない中で感染が拡大傾向を示しています。まさに新たな感染拡大の入口にある状態といえると考えています。

 感染が急拡大した場合への備えとして、学校現場において、更に感染を拡大させないように何ができるのか、より迅速な対応のためには何が必要かを教育委員会や公立私立の小中高校の代表の方々、また市町村長、さらには感染症対策の専門家の方々と意見交換しました。

 本日の協議会では、ひっ迫する保健所業務に対応すべく、今後感染が再拡大した際の県立高校での対応について、感染発生時に現在は保健所が行っている濃厚接触者の特定にかえて、学校が学校医等と協議のうえ「自宅待機要請者」として決定できるようにしました。また、学級閉鎖や部活動の停止、あるいはそれらの解除基準も新たに策定、小中学校においてもこれら対応を踏まえて地域の実情に応じて判断いただくこととしました。

 なお、部活動については、これまで通り陽性者や自宅待機要請者は参加ができませんが、公式大会については、陰性確認ができれば参加を認めることとなりました。昨日(4月18日)の専門家会議においても、現在の感染状況を踏まえ、限りある資源をどこに注力すべきかご意見を伺いました。守るべきところは守り、取るべき対策をしっかりと進めていきます。

第17回岐阜県新型コロナウイルス感染症教育推進協議会

<13時40分~ 子ども・女性政策に関する協議>

 今年度の男女共同参画、また少子化対策、女性の活躍推進について、事業計画の内容やスケジュールを確認し、対応を協議しました。

 子ども・女性政策に限らず、新型コロナの感染拡大により社会の様々な課題が顕在化しました。一方で新しい働き方や暮らし方への模索も始まっています。安心して暮らせるぎふ、誰もが活躍できるぎふ、その実現に向けてしっかりと取り組んでいきます。

<14時45分~ デジタル政策に関する協議>

 本年(2022年)3月に県では「岐阜県デジタル・トランスフォーメーション推進計画」を策定しました。

 計画では、来たるべきデジタル社会やアフターコロナの新たな日常をにらみ、オール岐阜でデジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進し、「誰一人取り残されないデジタル社会」の実現を目標にしています。

 そのために情報格差の解消を図るとともに、県・市町村行政、商工業、農林業、文化芸術、教育など、社会経済のあらゆる分野におけるDX計画にそって推進すると同時に、岐阜県の個性や伝統、文化といったアナログの価値を活かし、デジタル技術を組み合わせて様々な課題にチャレンジし、「岐阜県ならではの新たな強み」を創造していきます。

 なお、DX推進にあたっては、県民の皆さんから幅広くご意見・ご提案を伺いながら、各施策を進めていきたいと考えています。本県のデジタル社会形成に必要なアイデアや岐阜県が抱える様々な社会問題解決につながるアイデアを広く募集し、DX推進の参考とさせていただきたいと思います。ご意見、ご提案をぜひお寄せください。

(本県のDX推進についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/194249.html

<15時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は711人。先週の同じ曜日から131人減少していますが、高止まりの状況は続いています。午前中、学校現場の感染状況について協議しましたが、本日の新規感染者数も20代以下が半数以上を占め、さらに全体でも最も多い年代が10代、次いで10歳未満となっています。感染再拡大に備えた対策を講じていきますが、まずは感染対策を徹底いただき、感染を防ぐことが第一です。学校現場はもとより、家庭、地域でも感染防止対策の徹底と継続を重ねてお願いします。

<16時10分~ 横田希代子 岐阜地方検察庁検事正が挨拶>

 4月11日付で着任されたご挨拶にお越しくださいました。高知地方検察庁検事正を経ての着任で、岐阜地検としては初の女性検事正とのことです。またご本人も初の岐阜での勤務ということで、自然豊かな岐阜で働くことができて嬉しいとのお話にこちらも嬉しくなりました。安全安心な岐阜県の実現のために力を尽くし、再犯防止や社会復帰支援にも力を入れたいとのお話からは、検事正の静かに熱く、そして力強い使命感を感じました。

4月18日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 岐阜市内で、公明党岐阜県本部政経セミナーに出席>

 同党のセミナーにお招きいただきました。

 挨拶を申し上げるとともに、本県の新型コロナの現状と対策、また新年度の主要事業などについても紹介させていただき、ウィズ・コロナ対策とアフター・コロナに向けた取組みについてお話させていただきました。

<13時15分~ 県庁で、農業政策に関する協議>

 コロナ禍における県産農畜水産物の販売促進策や農地の利活用などについて協議しました。

<15時00分~ 日比野克彦 県美術館長と面談>

 県美術館における新年度の事業についてお話を伺うとともに、座長をお願いしている国民文化祭等の基本構想について意見交換しました。

 また、4月1日、日比野館長は東京藝術大学の第11代学長に就任されました。唯一の国立総合芸術大学であり、世界に名だたる芸術家を輩出してきた東京藝大のトップに就任されたことに改めてお祝いを申し上げるとともに、今後の抱負などについてお伺いしました。アートで多くの人々の心、そして社会を動かしてきた日比野館長の今後のご活躍にますます期待したいと思います。

<15時30分~ 記者会見>

 本日の会見では、まず令和6(2024)年に開催予定の「第39回国民文化祭及び第24回全国障害者芸術・文化祭」について、基本構想検討会議の座長である日比野館長とともにその概要や今後のスケジュール、また大会への想いを発表しました。

 基本構想は、「大会のグランドデザイン」というべきものであり、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭に向けた最初の一歩です。キャッチフレーズも「ともに・つなぐ・みらいへ~清流文化の創造~」に決定。今年7月には県の実行委員会も設立して、準備を本格化していく予定です。

 日比野館長も仰っていましたが、コロナ禍で文化施設の閉鎖や行事の中止、延期が続く中で、文化の大切さ、そして文化の持つ力を再認識しました。こうした時期を経て、2年後、全国の文化、芸術が本県に集結します。その機会に、岐阜らしい、まさに「清流文化」というものをオール岐阜で見つけ、あるいは創造し、発信していく・・・国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭をそのような場としていきたいと思います。

記者会見(第39回国民文化祭及び第24回全国障害者芸術・文化祭)

 続いて、新型コロナウイルス感染症の現状と今後の対策について説明しました。本日の新規感染者数は、326人と前の週の同じ曜日に比べ68人減ってはいますが、病床使用率は31.9%、前日時点の自宅療養者数も3328人と依然として高止まりしている状況です。特に気がかりなのは、現時点で陽性の方を分析すると、その6割近い方がオミクロン株の派生型「BA.2」の疑い例であるということです。新たな感染局面に入ったものと警戒感を一層強くしていくことを説明しました。

 このほか、鹿児島県と本県の姉妹県盟約50周年の記念式典及び知事懇談会、また、4月25日からリトアニアのカウナス市で行われる日本の芸術文化を紹介するイベントへの本県の参加について発表しました。

 このうち、鹿児島県との姉妹県盟約についてですが、江戸時代・宝暦年間に木曽三川の治水工事を成し遂げた薩摩義士の方々に対する顕彰をご縁として結んだ盟約が半世紀を迎えました。これを記念して、4月24日に鹿児島県の塩田知事をはじめとした同県関係者の方々をお迎えして式典を開催します。併せて塩田知事とは、薩摩の島津氏も活躍した関ケ原の地に建つ岐阜関ケ原古戦場記念館で知事懇談会を行い、両県の更なる交流促進や連携した取組みなどについて意見交換し、さらに両県の絆を深めたいと思っています。

(知事記者会見についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/kaiken/216892.html

<16時30分~ 加納福明 七宗町長、中島寛直 同町議会議長、加藤大博 県議会議員が挨拶>

 新年度の挨拶に地元の加藤県議会議員とともにお越しいただきました。同町の新型コロナの現状や対策、また、今年度の主要事業などについてお伺いし、意見交換しました。

<17時30分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>
<17時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 感染が高止まりしている中で、若い世代、特に10代を中心に感染が増加傾向にあります。学校では、新学期が始まり、これまで以上に感染の拡大を懸念しているところですが、どの年齢層をとっても全国平均よりワクチン接種率の高い本県も、若い方の接種率が低い状況です。最終的にはお一人お一人のご判断ではありますが、重症化や家庭内での感染拡大の可能性、あるいは副反応について丁寧にご説明していかねばならないと考えています。

<19時30分~ 第52回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 感染者が増加しつつある中で、まもなくゴールデンウイークの時期を迎えます。感染拡大にどう備えていくか、また社会経済活動をどう動かしていくか、専門家の皆さんからご意見を伺い、今後の対応について意見交換しました。

第52回岐阜県感染症対策専門家会議

4月15日(金曜)の公務報告

<11時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 このところ、陽性者数が前の週の同じ曜日に比べて増加している日が続いています。国のアドバイザリーボードの分析にもありましたが、ピークから十分に減少しないままに上昇に転じているという状況に本県も該当しているものと考えられます。

 こうした状況を踏まえ、今後の対応方針について協議しました。

<14時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数やその状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<16時00分~ 大分市内で、村山富市 元内閣総理大臣と面談>

 感染防止対策に留意しながら、大分市に村山元総理を訪ねました。

 村山元総理は、平成6(1994)年6月から、いわゆる「自社さ連立政権」で首相を務められました。平成12(2000)年に政界を引退された後も様々な活動をされておられましたが、98歳となられた今は郷里の大分市でお過ごしです。

 私は、村山内閣の直前の羽田孜内閣から首相秘書官を務めておりましたが、引き続きで秘書官として村山元総理にお仕えしました。

 平成5(1993)年8月、細川護熙連立内閣の成立によって55年体制が終わりを迎えました。そして、その後の連立政権時代にあって、村山内閣によって今度は保革対立に終止符が打たれるという、戦後長らく続いてきた政治体制が大きく揺れる激動の時期、また連立政権ということでの調整の日々など、当時の様々なことが思い起こされます。

 中でも平成7(1995)年1月の阪神淡路大震災とその対応を総理の間近で経験したことは、その後の私の危機管理に対する考え方に強く影響を及ぼしています。県民の皆さんの生命と暮らしを守るため、危機管理に強い県庁、また災害に強い県土づくりを進めてきたその原点ともいえるかもしれません。県庁については、これまでの様々な危機管理事案、最近では、鳥インフルエンザや豚熱、新型コロナウイルスや毎年の自然災害などで、組織としての経験を積み重ね、職員一人一人が素早く、そして確かな行動がとれるようになってきていると感じています。

 村山元総理のお宅には、私と同じ通商産業省出身の大分県の広瀬知事さんとお伺いしました。当時を振り返りながら、また、昨今の国内外の情勢や新型コロナウイルス対策など様々な話題についてお話をお伺いするとともに広瀬知事とも感染症対策やアフターコロナを見据えた取組みなどについて情報交換をしました。

 さて、本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、636人でした。昨日(4月14日)に3千人を超えたとお知らせした自宅療養者はさらに増えて3177人、病床使用率も30.3%と30%を超えたままです。また、年齢別では、依然として20代以下が半数を占めている状況です。

 本日お話を伺った大分県も同様の傾向で、20代以下の年齢層が新規感染の約半数を占め、感染の拡大が続いているとのことです。

 4月後半に入りますと大型連休も見えてきます。基本的な感染防止対策の徹底・継続を重ねてお願いするとともに、ワクチン接種もご検討いただきたいと思います。比較的軽症といわれるオミクロン株も重症化する恐れ、また若い方にも感染後の後遺症のリスクが指摘されています。ご自身、大切な方々を守るためにお一人お一人ができることを、今一度よろしくお願いします。

4月14日(木曜)の公務報告

<10時20分~ 県庁で、文化振興に関する協議>

 先日からの引き続きで、「国民文化祭」など主要文化行事について、今後の準備の進め方などについて協議しました。全国から多数の文化芸術・団体が集まる文化の祭典であり、本県文化の魅力を発信する素晴らしい機会です。今からしっかりと準備をしていきたいと思います。

<11時00分~ 環境政策に関する協議>

 2050年までの「脱炭素社会ぎふ」の実現に向けた今年度の取組みについて確認し、今後の対応を協議しました。

<11時20分~ 教育政策に関する協議>

 学校現場における新型コロナ感染の現況と対策について報告を受けました。

 また新型コロナの感染拡大が契機ともなった学校現場におけるデジタル化について、教員の皆さんのICT活用指導力向上に向けた取組みや学校用務のデジタル化など今後の対応を協議しました。

<11時50分~ 県土整備に関する協議>

 先日(4月11日)には国土交通省で本県選出の渡辺猛之 国土交通副大臣や吉岡技監と、本県における国の道路整備や治水事業等について意見交換などをしましたが、その他県単独で行う事業などについても目配りし、バランスの取れた県土整備を図っていく必要があります。今年度の事業予定について確認するとともに課題などを洗い出し、対応を協議しました。

<13時30分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 連日多くの関係者の皆さんの手で工事が進められている新庁舎ですが、21階建ての行政棟は、21階までの骨組み・外装工事がほぼ終わり、最上階のヘリポート整備や順次内外装の工事を進めています。6階建ての議会棟も内装工事や仕上げが進められ、県庁前公園の整備も進んでいます。

 今後のスケジュールや新庁舎での業務開始に向けた具体の作業について確認し、対応を協議しました。

新県庁舎

<14時00分~ 加藤淳司 土岐市長が挨拶>

 新年度のご挨拶にお越しくださいました。同市の新型コロナの状況や対策、また今年度の市政運営などについてお伺いし、意見交換をしました。

<14時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数やその状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 森脇久隆 岐阜大学前学長・(医)蘇西厚生会特別顧問が挨拶>

 岐阜大学の学長退任のご挨拶にお越しくださいました。

 森脇前学長さんには、岐阜大学と本県の連携はもとより、医師として本県の新型コロナ対策へのご指導、また岐阜・リトアニア友好協会会長や岐阜・ベトナム友好協会会長など国際交流活動においても大変お世話になっています。

 これまでご一緒した取組みを振り返りながら、また、4月から松波総合病院などを運営する医療法人に籍を置かれているとのことで、地域医療のあり方などについて意見交換しました。

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者数は691人で、前週の同じ曜日に比べて45人増えています。病床使用率も3月21日以来の30%超えで、30.9%となりました。自宅療養者も1ヵ月ぶりに3千人を超えました。また、オミクロン株の派生型BA.2については、22例が新たに確認されたことで累計94例となり、100例に迫る状況です。いずれの数値も増加の傾向を反映して、高まりつつあります。検査や調査にあたっている保健所も高止まりが続く状況に大変厳しい状況にありますが、県民の皆さんの命と暮らしを守るため、医療資源をオール岐阜で適切に配分・重点化して対応していきます。

 皆さんにも重ねてのお願いになりますが、こうした状況をご理解いただき、感染しない、感染させないためにもお一人お一人の感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

4月13日(水曜)の公務報告

<10時30分~ 県庁で、文化振興に関する協議>

 昨日(4月12日)に引き続き、昨今の感染状況を踏まえた当面の文化関連行事の対応や令和6年度に本県開催が予定されている「国民文化祭」「全国障害者芸術・文化祭」、「全国高等学校総合文化祭」など主要行事について、今後の準備の進め方などについて協議しました。

<12時00分~ 岐阜市内で、アトリエ・オイ代表のパトリック・レイモン氏らと懇談>

 スイスの著名デザイナー兼建築家であるパトリック・レイモン氏が共同代表を務めるアトリエ・オイ社。

 世界に通用する商品開発を促進し、岐阜ブランドを世界へ発信するため、同社と連携し、平成28年度から30年度の3年間、新商品開発とその商品をイタリアの国際見本市「ミラノ・サローネ」に出展し、高い評価を得ました。

 また、令和2年度には、長引くコロナ禍で「新しい生活様式」に関心が高まったことを受け、感染予防や機能性、ファッション性を加味したテキスタイル商材も開発。美濃和紙布を使用した洗える布マスクは昨年8月より販売されています。これまでの同氏とのプロジェクトを振り返りながら、今後の展望について意見交換をしました。

<14時10分~ 県庁で、広報に関する協議>

 県民の皆さんに必要な情報をいかに分かりやすくお伝えできるか、県外の皆さんに本県の魅力をどうお伝えするか、あるいはどのような媒体、メディアの活用が効果的かなど、新年度のスタートを機に広報について幅広く検討しました。

<15時00分~ 観光交流政策に関する協議>

 長引くコロナ禍にある県内観光業の現状について確認し、対応を協議するともにアフターコロナを見据えた観光振興や誘客強化などについて検討しました。

<16時15分~ 危機管理に関する協議>

 県及び県内市町村との危機管理体制を一層緊密に、同時に効率化していくための仕組みについて検討しました。また昨今コロナ禍で訓練や活動、あるいは募集に著しい支障が生じている消防団の活動について、その現状報告を受け、対策を協議しました。

 地域防災のヒーロー「消防団員」については、年々団員数が減少しており、確保策については各地域でも様々な対策や工夫をしておられます。県としても消防団活動に協力いただける事業所の事業税の減免や過疎地域の消防団員の確保に貢献した事業者への報奨金制度なども設けています。消防団活動へのご理解とご協力をぜひお願いします。

(本県の消防団活動について>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/56535.html

<16時45分~ 都市政策に関する協議>

 令和4年度の市街地再開発や上下水道、住宅など都市整備に関する政策全般について、スケジュールの確認や課題への対応など幅広く協議しました。

<18時00分~ 財政に関する協議>

 新年度が始まったばかりではありますが、新型コロナウイルス対策など主要事業に対する予算措置については、常にその状況を確認し、目配りをしていく必要があります。財政担当部局から報告を受け、今後の対応について協議しました。

<18時30分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 知事意見書に対するJR東海からの回答について、一昨日4月11日までに安全対策面、環境保全面両面からの専門家の皆さんの評価結果をいただいたところです。その評価結果を踏まえ、JR東海の回答を精査し、今後の対応について協議しました。

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者数は704人でした。前の週の同じ曜日から31人増という状況で、4日連続で前の週を上回る状況となっています。今月4月5日に7万人を超えた累計の感染者数もわずか1週間ほどで7万5千人を超えました。年度変わりの時期の人流の活発化に加え、オミクロン株の派生型「BA.2」の拡がりによる影響が及びつつあるものと思われます。

 連日同様のお話ではありますが、増加局面にあるという危機感をオール岐阜で再度共有し、基本的な感染防止対策の徹底と継続を重ねてお願いします。

4月12日(火曜)の公務報告

<10時50分~ 県庁で、教育政策に関する協議>

 学校現場における新型コロナウイルス感染症対策等について協議しました。

<11時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 感染再拡大も懸念される昨今の感染状況の分析と検討を行い、今後の感染防止対策について様々な観点から関係部局と協議を行いました。

<13時10分~ 文化振興に関する協議>

  昨今の感染状況を踏まえた当面の文化関連行事の対応について確認しました。

 併せて本県が、令和6(2024)年度の開催地に内定している「第48回全国高等学校総合文化祭(全国総文祭)」について、今後の進め方などを協議しました。

<15時00分~ 名古屋市内で、岐阜県フェア食材説明会に出席>

 名古屋市内のホテルで、県産食材を使用したフェアの開催を検討しており、開催に先立って、フェア用の試作メニューについてフェア参加店舗の料理長から説明をいただくとともに意見交換をしました。

 これまでも名古屋市内のホテルでは、岐阜県産食材を使ったメニューフェアを何度か実施しています。近いところでは、今年1月から3月にかけて美濃娘、濃姫、華かがりなどの県産いちごを使ったストロベリーフェアを開催し、大変好評をいただきました。

 また、首都圏では、県産食材フェアを通じて、飛騨牛や鮎を取り扱う飲食店の拡大や東京オリンピック・パラリンピックでの選手村への食材提供などの結果が出ています。県産食材の味わいや素晴らしさを直接に飲食店や消費者の皆さんにアピールしていくことで、更なる消費拡大や本県の魅力の発信につなげていきたいと思います。

<17時40分~ 岩瀬正明 (株)名鉄ホテルホールディングス代表取締役社長と面談>

 昨年5月に名古屋鉄道株式会社のグループホテル戦略の体制強化の一環として、同グループのホテルの経営機能を担う中間持株会社として名鉄ホテルホールディングスが設立されました。

 同社の岩瀬社長さんとお会いし、コロナ禍におけるホテル需要の状況や同社の今後の経営戦略などについてお伺いするとともにアフターコロナを見据えた観光振興などについて、意見交換をしました。

 なお、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は、3月1日以来42日ぶりに800人を超え、842人となりました。前の週の火曜日に比べても87人増加しており、増加傾向に歯止めがかかっていない状況です。また県内の39の市町村とほぼ全域で感染者が発生しいます。年代別では、20代以下の感染が48.9%とほぼ半数を占めており、依然として若い世代の感染が顕著となっています。

 ご自身、大切なご家族、友人を守るためにも基本的な感染防止対策の徹底と継続を重ねてお願いします。また、発症予防、重症化予防に効果のあるワクチン接種についてもご検討をお願いします。

4月11日(月曜)の公務報告

<13時00分~ 都内の国土交通省で、吉岡幹夫 国土交通省技監と面談>
<13時30分~ 渡辺猛之 国土交通副大臣と面談>

 国土交通省の令和4年度の当初予算では、本県の道路事業や治水事業の推進に必要な予算を配分いただきました。また、東海環状自動車道やダム事業などにも予算確保をいただきましたので、本県選出の渡辺副大臣、また、吉岡技監に直接にお礼をお伝えしたところです。

 とりわけ、国の権限代行事業として進めていただいている各務原市の川島大橋の災害復旧事業については、被災した橋の撤去工事や仮設の歩道橋の設置工事にも着手いただいており、早期復旧に向けたスピード感ある対応への感謝をお伝えしました。

 現地では、最も傾いた橋脚や、一部橋桁の撤去など、本格的に作業が進められており、改めて国の機動力を心強く感じています。また、仮設の歩道橋についても、橋桁の設置が始まっており、早期完成による地域の繋がりや賑わいの回復への期待も高まっています。

 今後も県民の皆さんの生活や安全・安心のため、同省とも引き続き連携して県土の整備をしっかりと進めていきます。

<14時30分~ 岐阜県東京事務所で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 都道府県会館内の本県の東京事務所で執務を行いました。

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数やその状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時30分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 リニア中央新幹線の工事については、昨年10月にトンネル工事現場で発生した死傷事故を踏まえ、JR東海に安全対策や同社の積極的な関与を求めた知事意見書を提出しています。また、必要な安全対策を講じ、本県と関係市町への説明が完了するまでは、工事を再開しないことも要請しています。

 これに対し、JR東海から知事意見書への回答が提出され、今月4月9日に安全対策面、そして本日11日に環境保全面から、それぞれ専門家の皆さんに検討いただきました。安全対策面では、JRと現場との情報共有や施工確認の強化、また環境保全面では、JRによる現地での立会確認や崩落箇所の調査と継続監視などがJR側から示され、審議いただいた専門家の皆さんからもそれぞれ「概ね妥当」、「妥当」との評価をいただきました。

 こうした知事意見書に対する一連の審議状況や評価結果、また今後の流れなどについて確認し、対応を協議しました。

 さて、本日の新型コロナウイルス新規感染者は394人で、前の週の同じ曜日に比べ48人の増加となりました。新たに2人の死亡も確認され、死者数は320人となりました。改めてお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

 高止まりの状況、またクラスターの確認など依然として注視していかねばなりませんが、特に気になるのは、オミクロン株の派生型「BA.2」の拡がりです。

 4月4日からの1週間の遺伝情報解析では、検査した約1400検体の2割がBA.2疑いであるとの結果でした。既に東京では7割近くがBA.2とも聞いていますので、今後その割合が高まっていくことが懸念されます。

 また、オミクロン株の複数のタイプが組み合わさって、BA.2よりも更に強い感染力を持つともいわれる新しい変異株も確認されたとのことです。警戒感を一層高めて対応していきますが、現状は変異株に対しても基本的な感染防止対策は同じです。徹底と継続を重ねてお願いします。

4月10日(日曜)の公務報告

<14時30分~ 大垣市内で、ニトリJDリーグ「大垣ミナモソフトボールクラブ 対 デンソーブライトペガサス」戦を観戦>

 昨年までの女子ソフトボールの日本リーグは、今春から、「JDリーグ(ジャパンダイヤモンドリーグ)」として新たにスタートしました。JDの「D(ダイヤモンド)」には、ソフトボールのフィールドのダイヤモンド型と、アスリートとして宝石のダイヤモンドのように輝いて欲しいという意味が込められているとのことです。

 昨年1部リーグに復帰し、12チーム中10位で終えた大垣ミナモ。4月2日に開幕したJDリーグ第1節は1勝1敗。昨日からの第2節の4月9日(土曜)には、大垣市でホーム初戦を戦い、強豪相手に先制しながらも最終回に相手に勝ち越され惜敗。

 悔しさはあるものの、先発した新加入のハイランド投手の粘りの投球や打線のつながりなど収穫の多い、また大変熱い試合展開でした。

 このいい流れがそのまま続くことを期待しつつ、ホーム2戦目となる本日のデンソーとの試合を、クラブの堤俊彦会長さんや育てる会の小川信也会長さんはじめ、多くの皆さんとともに応援しました。

 試合は初回から3点を先制される苦しい展開でしたが、ミナモも試合中盤から追い上げ、3点差を追いかける最終回にまず2点を返し、さらに2アウト満塁で2点タイムリーヒットが出て、7対6のサヨナラ勝ちでした。劇的、そしてまさにこんなドラマが待っていたのかという展開でしたが、これまでの選手皆さんの積み重ね、そして応援するスタンドの皆さんの気持ちが呼び寄せが勝利だったと思います。

 試合後、選手の皆さんにご挨拶させていただきましたが、素晴らしい笑顔で出迎えていただき、また強豪相手に勝ち切れたことへの自信も伝わってきました。 

 これで大垣ミナモは通算成績2勝2敗。リーグは秋までで残り20試合以上と長丁場ですが、この勢いで勝ち進んでくれることを信じて、県民皆さんとともに応援していきたいと思います。

大垣ミナモ観戦 大垣ミナモチーム

4月8日(金曜)の公務報告

<10時30分~ 都内の総務省で、黒田武一郎 総務事務次官と面談>

 黒田事務次官とお会いし、本県の新年度の主要事業について説明するとともに、同省の令和4年度当初予算における地方行財政支援やデジタルトランスフォーメーションの加速とグリーン社会の実現などの主要事業についてお話をお伺いし、意見交換しました。

<11時15分~ 都内で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数やその状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<11時45分~ 衆議院第一議員会館で、西村康稔 衆議院議員と面談>

 前の新型コロナウイルス対策担当大臣で、現在は自由民主党新型コロナウイルス対策本部長を務めておられる西村議員とお会いし、本県の新型コロナウイルス感染の現状と対策について説明しました。また、同議員から、対策の最前線についてのお話を伺うとともにワクチン接種など今後の対策について意見交換をしました。

<14時00分~ 在日モロッコ王国大使館で、ラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使と面談>

 民間レベルの草の根交流から始まり、その後同国の元駐日大使と私の友好関係もきっかけとなって、同国のウジュダ・アンガッド府など自治体レベルでの交流や友好提携を進めてきた本県とモロッコ王国の交流。

 コロナ禍にあって当地との行き来は難しい状況が続いていますが、ブフラル大使とお会いし、本県と同国の新型コロナをはじめとする様々な現状を共有し、アフターコロナを見据えた今後の交流の方向性などについて意見交換をしました。また、可児市内の「ぎふワールド・ローズガーデン」内の「モロッコ・ロイヤルローズガーデン」の整備について、今後の進め方などについての打合せも行いました。本場モロッコの素材や技術を用いた、伝統的なモロッコの庭園の完成が今から楽しみです。

<15時30分~ 衆議院第二議員会館で、古屋圭司 衆議院議員と面談>

 本県選出の古屋衆議院議員にお会いし、新型コロナ対策や議員の地元である東濃地域の基盤整備、またリニア開業効果をどう県内に波及させていくかなど幅広く意見交換をしました。

 なお、本日の新型コロナウイルス新規感染者は、631人と9日連続で前の週の同じ曜日を上回る結果となりました。特に先週金曜日と比べますと108人多くなっており、2人の死亡も確認されました。若い世代の感染者が多い傾向は続いており、本日も20代以下が感染者数のほぼ半数を占め、最も多い年代は10代で全体の2割となっています。

 新学期も始まりました。学校現場、そしてご家庭でも改めて基本的な感染防止対策の徹底を確認いただき、しっかり続けていただきますようお願いします。

4月7日(木曜)の公務報告

 新年度を迎えましたので、感染対策をしっかりととりながら上京し、省庁や政府関係者にお会いして、直接に本県の状況を説明したり、情報収集や意見交換を行うなどしました。

<14時00分~ 都内の財務省で、新川浩嗣 財務省官房長と面談>

 先月3月22日、予算成立の時期は、戦後4番目の早さで、一般会計の総額が107兆5964億円となる令和4年度予算が成立しました。この過去最大の予算策定やデジタル田園都市国家構想の実現、地方創生推進交付金など地方向け予算についてのお話を伺うとともに意見交換などをしました。

<14時30分~ 都内で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 東京出張時、面談など外の公務以外の時間は、千代田区の都道府県会館内にある県の東京事務所において執務をするなどしています。

 都道府県会館は、全国各地の東京事務所が集まっており、各事務所に設けられているディスプレイにはそれぞれのお国自慢が展示されています。

 コロナ禍で今は難しいですが、訪ねることができる日が早くくることを願いながら、本県の事務所へと向かいました。

 東京事務所では、メールや電話でこの時点までの新型コロナウイルスの感染状況等について報告を受け、対応を指示しました。 

<15時00分~ 内閣府で、藤井健志 内閣官房副長官補と面談>

 元国税庁長官で、現在は内閣官房副長官補という、内閣の要としてご尽力されている藤井副長官補とお会いし、国の最新動向等をお伺いするとともに本県の新型コロナ対応や経済対策などについて現状をご説明し、意見交換をしました。

<16時00分~ 都内で、リニア中央新幹線に関する協議>

 リニアについて、本県では活用戦略アクションプランを策定中です。同時に事業主体のJR東海に対し安全対策の強化などを求める意見書を提出しています。

 現在の進捗について報告を受け、今後の対応について協議しました。 

<16時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者は、646人となりました。先週の同じ曜日から47人多く、これで8日連続で前の週の同じ曜日を上回る結果となりました。

 全国的にも感染拡大の要因ともされるオミクロン株の派生型「BA.2」への置き換わりが進んでいるといわれますが、本県でも本日新たに24人のBA.2の感染者が確認されました。厚生労働省の専門家会議(アドバイザリーボード)のメンバーからも「既に第7波が始まっている」との発言もあり、政府も今後の対策について議論を始める方針とのことですが、いかに再拡大を止めるか、本県も先日の専門家会議でのご意見を踏まえ、対策を講じていかねばならないと考えています。

 入学式や新学期でいよいよ本格的に新年度が動き出しています。

 本日の新規感染者の54%が20代以下の若い世代でした。これまでの「波」でも若い世代の感染者が増加し、それがやや遅れて高齢者へと広がっています。医療体制をひっ迫させないためにも、まずは新規感染者数を抑え込むことが重要です。マスク着用やマスク会食、こまめな手洗い、三密の回避、体調の不調時には行動を抑制していただくなどの基本的な感染防止対策を徹底・継続いただくよう重ねてお願いします。

4月6日(水曜)の公務報告

<10時45分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受けました。感染増の兆しが見えています。強い危機感と警戒感をもって対応していきます。 

<11時00分~ 國島芳明 高山市長が挨拶>

 新年度の挨拶にお越しいただきました。同市の新型コロナの現状や対策、また、新年度の主要事業、観光振興策などについてお伺いしました。

<13時30分~ ぎふ清流文化プラザで、令和4年岐阜県交通安全県民大会に出席>

 本大会は、昭和40(1965)年から毎年春の全国交通安全運動(4月6日~15日)の初日に開催し、今年で58回目となります。行政、警察、教育、その他民間団体の皆さんなど交通安全対策協議会の構成員が一堂に会し、今年一年の交通事故防止を誓い、県民総ぐるみで交通安全意識の高揚を図る場です。私も協議会の会長として出席しました。

 本県における昨年(令和3(2021)年)中の交通事故による死者数は、現行の統計制度を開始した昭和23(1948)年以降、2番目に少ない61人でした。一方で、依然として歩行中や自転車乗用中の事故が多く、特にこれから入学・入園シーズンを迎える4月は、お子さんが被害に遭う危険性も高まります。

 そこで、県としては、本日(4月6日)から始まる「春の全国交通安全運動」の実施期間中、県内各地での見守り活動や学校などでの交通安全教室の実施に加え、ドライバーへの「思いやり運転」の啓発などに重点的に取り組んでいくこととします。

 また、昨年の自転車が絡む交通事故は473件、特に高校生の事故が多く、高齢者の死亡事故も発生しています。こうした背景から、4月1日より「岐阜県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を施行しています。

 この条例では自転車保険加入の義務化や、ヘルメット着用の努力義務を定めています。本格的な施行は10月1日ですが、ぜひご理解とご協力をお願いしたいと思います。

(春の交通安全運動についてはこちら(リーフレット)>>>/uploaded/attachment/289055.pdf

岐阜県交通安全県民大会

<15時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の陽性者は700人に迫る状況との報告を受けました。

 年度替わりの感染拡大を警戒していたところですが、新規感染者数、陽性率とも高い水準で推移しています。今夜の専門家会議において、専門家の皆さんに本県の状況分析をお示しし、ご意見を伺いながら、今後の対策を検討します。

<15時30分~ 水野光二 瑞浪市長、小川祐輝 県議会議員が挨拶>

 新年度の挨拶にお越しいただき、同市の新型コロナの現状や対策、産業振興、基盤整備の取組みなどについてお伺いしました。

<17時15分~ 林業政策に関する協議>

 県産材の利用促進やぎふ木遊館などを活用した木育の推進など、新年度の林業政策全般の取組みについて整理し、対応を協議しました。

<18時00分~ 農業政策に関する協議>

 障がいのある方などが、農業分野で活躍することを通じて、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく「農福連携」。その取組みを都道府県で連携して進める全国都道府県ネットワークの会長を昨年9月から務めています。新年度における本県、また全国の農福連携の更なる推進について協議しました。

<18時30分~ デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協議>

 3月に「岐阜県デジタル・トランスフォーメーション推進計画」を策定し、本計画に基づき「誰一人取り残されないデジタル社会」の実現を目指して動き出したところです。行政、商工業、農林業、文化芸術、教育など、社会経済のあらゆる分野におけるDXの推進に向け、具体的な進め方などを協議しました。

(本県のデジタル・トランスフォーメーションの推進についてはこちら>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/194249.html

<19時30分~ 第51回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 3月14日以来約3週間ぶりの開催となりました。年度始めのお忙しいところお集まりいただいた専門家の皆さんには改めて感謝申し上げます。

 本日の新規感染者は673人となりました。病床使用率は22.6%と改善しており、直ちに医療提供体制がひっ迫する状況ではありませんが、新規陽性者数と陽性率はレベル4相当となっています。こうした中、より感染力が強いオミクロン株の派生型である「BA.2」系統への置き換わりも懸念され、厚生労働省の専門家組織の分析では、5月第1週には感染の98%を占めるようになるとも予測されています。一方、医療ひっ迫の度合いなどを総合的に勘案し、4月5日から県民向けの旅行キャンペーンを再開し、社会経済活動の再開に向けた後押しも始めたところです。

 本日の会議では、昨今の感染状況に加え、これまでの対策の状況を整理して専門家の皆さんにご報告し、今後の対応についてご意見をいただきました。

 感染防止対策と社会経済活動の双方をどうバランスを取って進めていくか、そのかじ取りは大変難しいと認識しています。いただいたご意見を十分に踏まえ、対応していきます。

第51回岐阜県感染症対策専門家会議

4月5日(火曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、野島征夫 県議会議員、日置敏明 郡上市長、山川直保 同市議会議長らと面談>

 新年度の挨拶にお越しいただきました。同市の新型コロナの現状や対策、また、新年度の主要事業などについてお伺いしました。

<13時00分~ 高橋尚子 ぎふ清流ハーフマラソン実行委員会大会長、尾藤義昭 同会長、柴橋正直 名誉会長・岐阜市長らとともに、同実行委員会総会に出席>
<14時30分~ 同大会に関する記者会見>

 ぎふ清流ハーフマラソンは、平成23(2011)年に第1回大会が開催され、一昨年(令和2(2020)年)、第10回の記念大会として開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響から延期となり、翌令和3(2021)年にオンラインマラソンでの開催となりました。

 第11回となる本年の大会について、本日の大会実行委員会総会において、4月24日(日曜)にトップ選手を含む一般ランナーの皆さんにも岐阜にお集まりいただいて開催することを関係者で確認。長良川競技場を発着点に3年ぶりの通常形式での開催となりました。

 参加予定の1万人のランナーの皆さんには、事前にPCR検査を受けていただき、スタッフやボランティアの皆さんにも大会10日前から健康チェックを実施します。さらに密集が懸念されるスタートもこれまでの2回を4回に増やした時差スタートとして、沿道での立ち止まっての応援の自粛もお願いするなど、新型コロナ対策を万全にして実施することとします。

 記者会見で、大会長の高橋尚子さんは、「皆さんに岐阜を走ってもらうのは嬉しい。笑顔あふれる大会、岐阜の皆さんが一つになる大会となってほしい。」と仰られました。この大会で本県のエネルギーを一つに結集し、そして大いに発出していけたらと思っております。感染防止対策を万全に、今から当日を楽しみにしています。

(高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンについてはこちら>>>https://www.gifu-marathon.jp/<外部リンク>

高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン 高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン2

<15時15分~ 県土整備に関する協議>

 県民の皆さんの暮らしと生命を守るためにも道路や河川などを適切に整備、管理していくことが重要です。新年度の事業計画を確認するとともに国や市町村との連携について協議しました。

<16時00分~ 蔦啓一郎 岐阜地方法務局長が就任挨拶>

 4月1日付で就任された蔦局長が挨拶にお越しくださいました。新年度も引き続き人権擁護や法律関連の業務などで密接に連携していくことを確認しました。

<16時30分~ 都市公園に関する協議>

 ぎふワールド・ローズガーデン、養老公園、世界淡水魚園、ぎふ清流里山公園の4県営都市公園の新年度の行事や整備等の計画について報告を受け、対応を協議しました。

<17時15分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は、755人で3月8日以来約1ヵ月ぶりに700人を超えました。前日346人の2倍以上、累計でも7万人を超え、感染者が再び増加していることに強い警戒感を抱かずにはいられません。

 新規感染者のうち、最も多い年代が10代で全体の約2割、さらに20代以下で見ると新規感染者の半数となっています。全国的な傾向ともいえますが、若い世代での感染の拡がりが顕著で、春、そして新年度となり人流が活発化していることが要因の一つといえます。

 比較的軽症といわれるオミクロン株も重症化する恐れはあり、また、ご自身は軽症でもご家族など大切な方々へ感染を拡げかねません。ワクチン接種を検討いただくとともに改めて基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。

4月4日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、江馬諭 中部学院大学学長、片桐史恵 同短期大学部学長らが挨拶>

 令和4年4月1日付けの学長就任のご挨拶にお越しくださいました。

 本県は大学との連携が活発で、同大学との連携では、福祉就労の啓発普及や福祉を学んだ学生の県内就労促進、また福祉従事者の研修・キャリアアップなどに共同で取り組んでいます。こうした福祉分野のさらなる連携促進や昨今の情勢を踏まえた今後の学校運営などについて意見交換しました。

<11時30分~ 渡邉丈展 (一社)岐阜県レクリエーション協会会長が挨拶>

 県内全域でレクリエーションの普及拡大を進めていただいている同協会の渡邉会長とお会いし、新年度の活動方針や取組みなどについてお話を伺い、意見交換しました。

 昨年令和3(2021)年秋に開催を予定していた「ねんりんピック岐阜2021」は、新型コロナの影響を踏まえ、残念ながら中止となりました。

 しかし同協会をはじめ関係の皆さんの「ぜひとももう一度」という熱いお気持ちに支えられ、本年1月、令和7(2025)年度の「ねんりんピック」の本県開催が決定したところです。

 ねんりんピックは、県民の皆さんの健康・生きがいづくりを全国的な交流の中で加速していく、後押ししていくというプロジェクトです。3年後に向け、同協会をはじめ、関係皆さんとも力を合わせ、また時代の変化に合わせて、内容も練り直しながら、より充実したものにしていきたいと思います。

<12時00分~ 岐阜関ケ原古戦場記念館に関する協議>

 令和2(2020)年10月の開館からまもなく1年半を迎える同館ですが、おかげ様で大変好評をいただいています。

 現在は、「鹿児島・岐阜姉妹県盟約50周年」を記念して、PRイベント「島津義弘と関ケ原の戦い」が開催され、関ケ原の戦いに参戦した島津義弘を紹介するパネルや甲冑、関連グッズなどが展示されています。鹿児島県の観光PRや別館ショップでの鹿児島県の特産品販売、別館レストラン&カフェでの鹿児島県特産品を使った期間限定メニューも楽しんでいただけます。

 さらによりよい施設としていくためにもっとできることはないかを担当部局とも意見交換しながら、進めていきたいと思います。

(岐阜関ケ原古戦場記念館についてはこちら>>>https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>

<13時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 梶田隆章 東京大学宇宙線研究所前所長、中畑雅行 同所長、塩澤眞人同附属神岡宇宙素粒子研究施設施設長が挨拶>

 物質を構成する最小の要素「素粒子(そりゅうし)」の1つ「ニュートリノ」。そのニュートリノによって宇宙をみるという新しい学問「ニュートリノ天文学」の理論を実証するために飛騨市に建設された宇宙線研究施設「カミオカンデ」、「スーパーカミオカンデ」は、平成14(2002)年の小柴昌俊氏、また平成27(2015)年には本日お越しいただいた梶田前所長と、ノーベル物理学賞受賞者の本県からの輩出につながりました。このことは、今も私たち県民にとっての誇りです。

 研究施設の皆さんからは、現在のスーパーカミオカンデをはるかにしのぐ研究施設として令和9(2027)年に完成予定の「ハイパーカミオカンデ」の整備状況や活用などのお話をお伺いし、本県を舞台に宇宙の謎の解明にさらに近づく偉大な発見がなされるという期待も高まりました。

 また、各務原市には、航空と宇宙の両分野をテーマとする「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)」があります。空宙博を研究情報の発信の場としていただくなど、今後の連携推進についても意見交換をしました。

<15時00分~ 青山節児 中津川市長、平岩正光 県議会議員、森益基 県議会議員が挨拶>

 新年度の挨拶にお越しくださいました。同市の新型コロナの現状や対策をお伺いし、またリニアを活かしたまちづくり等について意見交換をしました。

<16時20分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<16時35分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は、346人でした。亡くなられた方の確認はありませんでしたが、高校や大学の部活動、高齢者施設に関連し、それぞれ15から30人近い感染者が発生するクラスターの確認がありました。新規感染者は、これで5日連続で前の週の同じ曜日を上回っています。再び、じわじわと感染の広がりを感じます。社会活動との両立も日々の基本的な感染防止対策があってこそです。陽気もよくなってきましたが、警戒と対策は緩めることのないように重ねてお願いします。

4月1日(金曜)の公務報告

 本日から令和4(2022)年度が始まりました。新年度もよろしくお願いします。

<9時30分~ 県庁で、部長級職員、国からの派遣職員に対し辞令交付>
<9時35分~ 次長級職員に対し辞令交付>

 4月1日から各部局の長等をお願いする皆さんに辞令をお渡ししました。

 新型コロナや国内外情勢の大きな変化などを踏まえ、県政も変化・発展・進化していく必要があります。存分にリーダーシップを発揮いただき、積極果敢に県政を進めていただきたいと思います。

<10時00分~ 新規採用職員に対し辞令交付。訓示>

 今年度の新規採用職員121人のうち、各部局の代表者16人に採用辞令を手渡しました。昨年に引き続き、新型コロナ対策により、代表者以外の新規採用職員には辞令交付式の模様を映像配信し、参加してもらうかたちとしました。

 私も当時の通商産業省に入省した頃を思い出しながら、式典に臨みましたが、県民の皆さんのお役に立てることが公務員の仕事の魅力であり、醍醐味です。現場を知り、県民目線で仕事をするということを忘れず、同時に斬新で若々しい感覚を各部署での仕事に反映いただいて、よりよい故郷・岐阜県づくりに力を尽くしていただきたいと思います。

新規採用職員に対し辞令交付

<11時30分~ 県幹部会議に出席>

 県幹部を集めた年度最初の会議ということで、私の今年1年の県政への想いを伝え、共有しました。

<12時05分~ 洞口博 県収用委員会委員に対し辞令交付>

 事業の施行者と土地所有者との間で発生した収用する区域・補償等に係る争いを中立の立場で公正に審理・解決する組織が収用委員会です。法律、経済、行政に関する経験と知識をお持ちの7人の方に委員をお願いしており、先日の森委員、中村委員に続いて再び委員をお願いする洞口委員に辞令をお渡ししました。

<13時00分~ 岐阜市内で、柴橋正直 岐阜市長、玉田和浩 県議会議員、安藤直樹 名古屋鉄道(株)執行役員鉄道事業本部副本部長らとともに、名鉄名古屋本線「鉄道高架化事業現地合同本部」開所式に出席>

 半世紀以上の時を経て、地域の悲願である本事業が、本日、本県と岐阜市の合同本部の設置でようやく目に見える形で動き出します。合同本部の設置、また鉄道高架化事業に係るすべての関係者の皆様のご尽力に感謝を申し上げます。 

 このような「合同本部」の設置は全国でも珍しい取組みです。岐阜市と一体となって、用地取得や高架化工事、統合駅周辺のまちづくりを円滑かつ着実に進め、本事業が早期に完成を迎えられるよう、県・岐阜市・名鉄の3者で、緊密に連携を取りながら、着実に進めていきたいと思います。

名鉄名古屋本線「鉄道高架化事業現地合同本部」開所式 名鉄名古屋本線「鉄道高架化事業現地合同本部」開所式2

<14時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時00分~ 記者会見>

 令和4年度のスタートの記者会見ということで、今年度の県政運営全般や主要事業予定について説明をしました。

 今年度の県政のテーマは、予算発表の際もご説明しました通り、引き続き、ウィズ・コロナ対策に全力を尽くすと同時にアフター・コロナに向けて前に進めていくというものです。ウィズ・コロナの中で、アフター・コロナを展望していくこと、同時にウィズ・コロナをしっかりとやれていることが、アフター・コロナへの対応を加速していく土台になると思います。

 また、コロナ禍で大きな打撃を受けている観光事業者の皆さんを支援し、感染状況を見極めながら社会経済活動を回していくという観点で、来週5日から28日まで、県内在住者を対象にした、いわゆる県民割を順次スタートすることについても発表しました。

記者会見

<16時10分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は、523人と2日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。2人の死亡が確認され、またオミクロン株派生型(BA・2)2例の確認もありました。全国的なリバウンドの傾向についての指摘もありましたが、警戒感をもって状況を注視しつつ、新年度に入っても基本的な感染防止対策の徹底と継続を引き続きよろしくお願いします。

<16時40分~ スポーツ推進施策に関する協議>

 昨日に引き続き、今後開催予定のスポーツイベントの状況や新型コロナ感染防止対策などの対応等について協議しました。

<17時20分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 3月末時点の3回目のワクチン接種について、本県の65歳以上の接種率が88.5%と全国1位、2回目を完了し、3回目接種の対象となっている18歳以上の方の接種率も62%となりました。本県では、県と市町村が綿密な接種計画を作り、さらに市町村においてもきめ細かな計画を作成し、それを実行いただくことで無駄なく進められています。皆さんのご協力に感謝しつつ、課題となっている若年層の接種率の向上について対応を協議しました。

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