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令和4年1月

1月31日(月曜)の公務報告

<13時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況や医療提供体制、また自宅療養者数などについて報告を受け、対応を協議しました。

<15時15分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 今年12月の竣工を目指し、寒い中多くの作業員の皆さんの手で連日工事が進む新庁舎。21階建ての行政棟は、21階までの鉄骨の骨組み工事がほぼ終わり、順次内外装の工事を進めています。6階建ての議会棟も6階までの組み上げと外装工事がほぼ完了、内装工事を行っているところです。また周辺の道路や公園の整備も進んでいます。

 工事の進捗について確認するとともに細部の打合せや運用に向けた協議などを行いました。

<17時00分~ 農業政策に関する協議>

 県産農畜水産物の生産や販売の状況について報告を受け、販売の促進や輸出の取組みなど、今後の対応について協議しました。また、農業を支える人材育成、働きやすい環境の整備などについても協議しました。

<17時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は494人で、前日(1月30日)から200人ほど減ってはいますが、月曜日としては過去最多です。また、自宅療養者数は30日時点で2,386人と29日時点から238人の増となっています。新規感染者は、県内35の市町村で発生しており、感染経路不明の方が6割近くになります。また、年齢別では、6割弱が30代以下の方ですが、60代以上の方も2割弱おられ、重症化リスクの高い高齢の方々への感染も拡がっています。他県では感染の拡大に伴って感染者の年齢層が高くなり、重症者が増えているという傾向もあるようです。お一人お一人の基本的な感染対策が重要です。隙間なく不織布の「マスクを着用」、「手指衛生」、密閉・密集・密接のどれか一つでも「密を回避」、「こまめな換気」、体調不良時には出勤・通学・出張・旅行を含む全ての行動をストップする「体調管理」を徹底・継続いただきますよう、重ねてお願いします。

<19時50分~ 防災対策に関する協議>

 昨年末から、海外では、地中海や南太平洋、国内では九州地方で大きな地震が続いています。南海トラフ地震の想定震源域内での地震発生もあり、気象庁も「地震活動を注意深く監視する」と発表しています。こうした状況も踏まえ、災害対応体制について確認、今後の対応などについて検討しました。

 地震はいつ発生するかわかりません。被害そのものを減らせるよう、皆さんも日頃からの地震への備えを十分にお願いします。

(岐阜県パンフレット「迫る地震に備えましょう」はこちら>>>/uploaded/attachment/274844.pdf

1月29日(土曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>
<11時00分~ 第39回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第51回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>

 まん延防止等重点措置が始まって1週間の状況を会議の場でご報告しました。

 夜の人流はかなり低下し、時短要請にもしっかりと応じていただいています。他方、感染者数は過去最多を更新し、若い方から徐々に高齢者に感染が拡大し、病床使用率は「レベル4相当」となり、宿泊療養施設使用率も80%を超えて自宅療養が開始され、1,700人弱が療養中です。そのほか医療・福祉・教育の各分野において休業などの影響が出始めています。

 状況を注意深く見定める必要はありますが、この状況が続けば、対策をさらに強化するために、緊急事態宣言への移行もあり得るところです。強力な対策になればなるほど、皆さんには行動制限をお願いせねばならなくなります。まだまだピークは見通せない状況にはありますが、本県の強みである「オール岐阜」体制で、なんとか拡大を抑え込み、この難局を乗り切りたいと思います。皆さんのご理解・ご協力をお願いいたします。

会議写真

<13時10分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の新規感染者数は800人を超える見込みです。これまで症状に応じて重症リスクの高い60代以上の方に対して入院の対応をとってきましたが、昨日28日の会議での議論を経て、75歳以上へ引き上げることとしました。それほど医療提供体制のひっ迫は続いています。

 県民の皆さんにおかれましては基本的な感染防止対策の徹底など、感染・ウイルスから我が身を遠ざける行動を引き続きお願いいたします。

<14時00分~ サラマンカホールで、「マリコとオペラ!~作家・林真理子のトーク・コンサート」を鑑賞>

 直木賞も受賞された人気作家の林真理子さんはオペラ愛好家としても知られています。好奇心旺盛な印象そのままに、林さんから軽妙かつ熱く語られるオペラの魅力、そしてコンサートを堪能しました。収容率は4割、感染防止対策を徹底しての催しでしたが、芸術を存分に楽しむことができる日常を早く取り戻すべく全力を尽くしていきます。

1月28日(金曜)の公務報告

<10時30分~ 自由民主党岐阜県連・県政自民クラブの令和4年度予算編成に関する要望に対し回答>
<13時00分~ 県議会公明党及び公明党岐阜県本部女性局の令和4年度予算編成に関する要望に対し回答>
<14時00分~ 県議会県民クラブ議員団の令和4年度予算編成に関する要望に対し回答>

 各会派から昨年末にいただいた新年度予算に係るご要望について、県として現段階の回答を申し上げました。要望事項には前向きに取り組んでいく所存であり、特に新型コロナウイルス感染拡大防止対策、医療提供体制や県民生活の安全・安心の確保など「守り」の対策を確実に、一方でアフターコロナを見据え、DXの推進など「攻め」の対策も怠りなく進めていくことをお伝えしました。重点課題には大胆に予算を振り向けつつ対応していくという考え方をとっていますので、来年度予算は過去最大規模となることを想定しています。

 以上に加えて、今年度の対応として、まん延防止等重点措置区域の指定により、影響を受けている飲食店等以外の事業者の方々を対象に、売り上げが一定程度以上減少する場合に、県独自の支援金を支給することもご説明しました。

 引き続き最重点課題となるコロナ対策等々、全力で取り組んでいきます。

要望回答写真 要望回答写真 要望回答写真

<14時45分~ ウェブ会議による「全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部」に出席>

 本県では「まん延防止等重点措置」の指定に伴い、県全域で営業時間の短縮・酒類の終日提供停止を要請しています。これは、年明け以降、時短等の要請を行うまでに確認されたクラスターの約半数が、飲食店の利用等、飲食に関連するものであることを踏まえたものです。こうした「オール岐阜」の総力戦として、最大の危機感をもって最大限の政策を実施するとのスタンスで、早期の抑え込みに取り組んでいることを、会議の場で説明をしました。その上で、対策を進める上で非常に大きな課題となっている2点について、強く国に対応を求めるべきと発言しました。

 1点目は、ワクチンの早期供給です。本県では1回目・2回目の接種を最大限進めた結果、追加接種に回す在庫がほとんどありません。2月末までに高齢者全員に追加接種を完了する体制・プログラムは整っていますので、とにかく配送予定を前倒しするなど、早急な対応を求めました。

 2点目は、検査試薬等の確保。一部の医療機関からは、検査キットが確保できず検査を受け付けられない、との声があることを踏まえ、全国的な需給動向の情報を国が明らかにし、十分な供給を確保することを要請しました。

全国知事会写真 全国知事会写真

1月27日(木曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、菅谷とも子 ANAあきんど(株)取締役副社長、江島まゆみ 同名古屋支店長・全日本空輸(株)名古屋支店長らと面談>

 同社は地域と連携した活気ある地域づくりを、事業の柱の一つとされています。本県でも今年度、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館・ANAグループ連携により、3つの特別展で構成する「空(そら)体験イベントシリーズ」を企画させていただきました。1月20日(木曜)に第3弾の企画展についてご紹介しましたが、これをもって全企画が無事終了しましたので関係者の方とお会いして、企画展の結果などについて意見交換、またご協力への御礼を申し上げました。今後も県民の皆さんに楽しんでいただける企画の実現に向けて、ご協力をお願いしました。

面談写真

<13時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<14時10分~ 全国知事会に関する協議>
<16時10分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数の状況などについて報告をうけました。感染拡大に伴い、病床使用率も上昇しており、病床がひっ迫しつつあります。重症者数は「ゼロ」で変わりませんが、新規感染者数のうち高齢者の方が、比率としては微増なものの、実数として増えてきています。学校や福祉施設では、また新たなクラスターも確認されており、天井(ピーク)が見えてこない状況です。

 こうした状況を踏まえ、全国知事会で国へ要請すべき項目も含め、今後の対応について協議を行いました。

<15時30分~ 令和4年度当初予算に関する協議>

 現在は通常であれば、新年度の予算など、3月議会に上程する予算案を議論する時期です。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の急激な感染拡大が続き、社会機能や経済に大きな影響が生じていることから、今まさに、追加の対策を打たねばならないと判断し、事業者支援などに要する予算についても検討、最終の調整を行いました。昨年12月には県議会の各会派の皆さんから令和4年度予算に関する要望を提出いただいており、この回答を明日(1月28日)に行うことになっていますので、この機会に追加対策、そしてこれに要する予算についても合わせてご説明、ご意見やご理解を得たいと考えています。今後、1月末日には、この緊急対応について知事として専決処分をし、迅速に実行に移していきたいと思います。

1月26日(水曜)の公務報告

<13時30分~ 県庁で、鈴木良春 (一社)岐阜県経済同友会筆頭代表幹事らから、企業立地の規制緩和に関する要望書を受領>

 東海環状自動車道の沿線は、大地震などの災害に強く、新型コロナウイルスの感染リスクが高い大都市圏の中心部や津波の被害を受けやすい湾岸エリアに本拠がある企業にとって、サテライトオフィスや製造拠点を置くのに絶好の地域です。2026年度に予定される全線開通を見据えた、西回りエリアのインターチェンジ周辺に企業立地の用地をさらに確保していくための方策、土地利用に関する規制緩和等について要望をいただきました。

要望写真

<14時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の感染状況について報告を受けました。新規感染者数は過去最多を示した昨日(1月25日)の816人には及ばないものの、かなりこれに迫る数値となる見込みです。感染拡大により、本日新たに、保育園や学校でのクラスターが確認されています。また、クラスター認定には至らないものの、保育園や病院、福祉施設で連日、職員や施設利用者の方々が感染し、その機能を一部制限せざるを得ない事例が出てきています。

 社会機能維持のため、また、本当に医療が必要な方が確実に治療を受けられる体制を維持できるよう、感染拡大を抑え込まねばなりません。県民の皆さんにおかれましては、引き続き感染拡大防止対策の徹底をお願いいたします。

<17時45分~ 都市政策に関する協議>

 名鉄名古屋本線岐南から名鉄岐阜駅間の高架化は、交通渋滞や踏切事故、地域の分断などを解消するための、まさに悲願ともいえる事業です、令和元(2019)年に、岐阜市・名古屋鉄道株式会社と本県の3者で覚書を締結し、およそ半世紀にわたる懸案が解決に向け動き出した際には、私からも「歴史的快挙」とコメントさせていただいたほどです。

 この高架化の事業について、現在の進捗状況、また今年4月1日に予定する県と岐阜市との合同事務所開設に向けた調整状況等について確認をしました。

 完成まではまだ何年もかかりますが、ちょうど新型コロナウイルス対応において検査の体制、保健所の体制を県・市で一つにして対応してきたのと同様に、合同事務所の立ち上げにより、連携よく、積極的かつ迅速に事業を進め、少しでも早い完成を目指したいと思います。

<18時15分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 整備の進捗について確認するとともに運用に向けた協議などを行いました。

1月25日(火曜)の公務報告

<10時50分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 現時点での感染状況について報告を受けました。本日の新規感染者数も非常に多くなることが想定される状況です。昨日(1月24日)も県民の皆さんに感染防止対策の徹底に向けて意識を高めていただけるよう、情報発信の強化について協議を行いましたが、どのような手法で行うのか、どのようなメッセージとするのか、具体的に検討を行いました。

<11時30分~ 伊藤誠一 美濃加茂市長が挨拶>

 23日(日曜)に選挙戦を終えられた伊藤市長が、退任を前にご挨拶にお越しくださいました。

<13時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<14時00分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>
<14時50分~ 全国知事会に関する協議>

 本県のみならず、全国的に、感染爆発と称して差し支えないほどの勢いで感染拡大が続いています。県としては本日急遽、記者会見を開催することとし、また全国知事会でも緊急の会議が近日中に開催される運びとなりましたので、しっかりとしたメッセージ、要請をお届けするべく、その内容について協議を行いました。

<15時20分~ 教育政策に関する協議>

 学校現場でいくつかクラスターが発生しております。県民の皆さんの身近でも学校で学級閉鎖となっているのではないかと思います。それらの対策を講じてもなお、感染が拡大する学校が生じる事態も想定し、その対応について議論をしました。

<16時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 本日の新規感染者数は816人。過去最多を記録した先週21日(金曜)の577人を大幅に更新しました。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は188.45人、病床使用率は53.5%、陽性率は16.4%と、いずれも「避けたいレベル」の「レベル4相当」となっています。感染先が不明のケースが全体の半数近くを占め、いまだピークは見通せない状況です。

 自宅療養体制に移行する目安としていた「宿泊療養施設使用率80%」も既に超え、先週22日(土曜)から自宅療養を開始し、昨日24日時点で309人、本日も200人を超える方々がこれに加わる見込みです。現在のところ重症者数はゼロではありますが、自宅療養中の状況変化に備え、看護師常駐の24時間電話相談窓口を設置し、また医師会等と連携し確実に医療につないでいく体制をとっています。今後もさらなる宿泊療養施設や臨時の医療施設の確保・運用など、症状悪化時の医療的支援体制、とともに市町村と連携した生活支援体制の強化を図ってまいります。

 また、重要な対策であるワクチンの3回目接種の加速化に向けては、ワクチン配送の前倒しを、担当する国の副大臣に直接要請をするとともに、市町村における接種を補完するため、2月早々に県大規模接種会場を西濃と飛騨圏域で開設することとしています。

 現在、県内の医療機関や福祉施設で、感染による職員の方の欠勤が相次いでいます。学校など子どもさんたちの居場所でもクラスターが発生しており、これ伴いご家族が感染する、あるいは出勤できない事例が増えています。また、職場での感染事例も増えており、他県の例ではありますが、工場の製造ラインを止めるなど、事業運営に支障が出ているケースも出てきています。

 職場、学校、家庭など、すべてのセクターで、社会機能維持を強く意識して感染防止を図らねばならない事態となっています。毎日繰り返しお伝えしていることではありますが、マスクを着用する、体調不良時には出勤等の行動をストップする、などの基本的な感染防止対策を徹底していただきますよう、重ねてお願い申し上げます。

記者会見写真

<16時45分~ 令和4年度当初予算に関する協議>

 感染状況が厳しい中ではありますが、少しでも、と時間を確保して、新型コロナウイルス感染症対策などに充てる予算等について、議論を続けています。

<17時20分~ 新型コロナウイルス感染防止啓発に関する県・市共同メッセージ収録>

 前段でもお伝えしたとおり、極めて感染力の高いオミクロン株による感染が、県内でも急拡大しています。社会・経済活動そのものが機能停止に陥る事態を回避するため、私たち一人一人がまずしなければならないことは、基本的な感染防止対策の徹底です。お一人お一人の徹底した取組みが県全体として大きな力=「オール岐阜」のパワーになります。その思いを市長さん方とともに発信すべく、メッセージ動画を収録しました。

1月24日(月曜)の公務報告

<12時20分~ 県庁で、新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>

 感染拡大が継続していることを踏まえ、医療提供体制継続の観点から、接種を希望する医療従事者等への追加接種を加速させています。現在の接種状況について確認をするとともに、エッセンシャルワーカーへの接種をさらに前倒ししていくため、今後の取組みについて協議しました。

<14時00分~ 高田桃子 (株)リトルクリエイティブセンター ディレクターと面談>

 岐阜県産の優れた製品の魅力を県民の皆さんに知っていただき、また県外へPRすることで販路拡大を図る旗艦店としての役割を担う、THE GIFTS SHOP。新型コロナウイルスの影響下でもコロナ前と同程度の売上を上げるなど健闘しています。こうしたショップの運営実績や、SNSなどネットを活用した販売の強化など、今後の取組みや方向性等について報告を受けました。

<14時50分~ 企業誘致に関する協議>

 東海環状自動車道は2026年度の全線開通が予定されています。もとより西回りエリアは良質な地下水が豊富であるなど製造業の立地適地でありますが、全線開通により関西方面へのアクセスが飛躍的に向上することから製造業のみならず、データセンターや物流関連施設の進出、これに伴う地域住民の雇用創出が大いに期待されます。全線開通を見据え、企業立地を促進するための方策について検討を行いました。

<15時10分~ 令和4年度当初予算に関する協議>

 先週末にスタートした来年度予算編成の協議を、本日も引き続き行いました、アフターコロナを見据えた果敢な攻めの取組みでありつつも、先の議会での議論を踏まえて、県民の皆さんの声や思いにいかに沿ったものとするか、知恵を絞り議論を続けています。

<17時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は414人。前日より89人減ったとはいえ、感染者数が比較的少ない傾向のある月曜日としては、過去最多となりました。感染力が強い、そしてスピードが速いことは、何度もお伝えしてきたところですが、本日も学校、福祉施設、医療機関などで新たに7つのクラスターが発生しています。

 新型コロナウイルス対策においては基本的な感染防止対策の徹底など、オール岐阜の総力戦で臨まねばなりません。県民の皆さんにさらに、その意識を高めていただけるよう情報発信の強化などについて協議を行いました。

<18時40分~ 笠松競馬対策に関する協議>

 笠松競馬運営における公正確保対策、不適正事案の再発防止のための各種取組みの実践状況やレースの開催状況・結果について報告を受けました。

1月22日(土曜)の公務報告

<17時00分~ ぎふ清流文化プラザで、清流の国ぎふ創作オペラ「花子」を鑑賞>

 入場者半減など感染防止対策を徹底し開催された、清流の国ぎふ創作オペラ『花子』の初演を鑑賞しました。彫刻家ロダンのモデルとなった唯一の日本人女性であり、明治期に演劇人として欧米で活躍した、本県ゆかりの偉人である「花子」をモチーフにした地域密着型のオリジナルオペラ。着想から2年をかけて舞台を創り上げた関係者の皆さんの熱い思い、舞台から発信される激動の時代に逆境にあっても自らの人生を切り拓いていった花子の生きざま・力強さは、コロナ禍にあっても明日への勇気や希望を感じさせてくれます。

1月21日(金曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、片山純裕 岐阜車体工業(株)代表取締役社長が就任挨拶>

 本年1月1日付で就任された片山社長が挨拶にお越しくださいました。コロナ下における企業運営の状況などについてお話を伺いました。

<11時30分~ 令和4年度当初予算に関する協議>

 いよいよ来年度予算編成が本格化してきました。県財政は構造的に増加する社会保障関係経費、老朽化した社会資本への対応といった課題に加え、引き続き最重点課題となるコロナ対策に積極果敢に取り組む必要があります。またこうした「守り」を確実に行う一方で、アフターコロナを見据えた「攻め」の取組みも進めていかねばなりません。先の県議会での議論にも丁寧に目配りしながら、財政規律に十分に配慮した、メリハリの利いた、また攻守バランスのとれた予算編成とすべく、しっかりと議論していきます。

予算協議写真

<13時20分~新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日夜、開催予定の専門家会議に向けて、この時点までの感染状況の確認、専門家の皆さんに検討いただく論点の整理を行いました。

<16時15分~ スポーツ推進施策に関する協議>

 北京2022冬季オリンピック・パラリンピックの開催が近づいてきました。オリンピックには岐阜県ゆかりの3選手の出場も決定しています。皆さんのこれまでの努力が、晴れ舞台で存分に発揮されることを期待し、私たちも応援したいと思います。

<18時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<19時30分~ 第47回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 今月8日(土曜)以来、約2週間ぶりに専門家会議を開催しました。

 本日の新規感染者数は577人、直近1週間の10万人あたりの新規感染者数は、本日時点で125.38人と、いずれも過去最高で、しかもピークが見えない状況です。宿泊療養施設の使用率は64.7%で、これが80%となった場合に自宅療養を開始することを対策方針に掲げていましたが、明日22日(土曜)にもこの基準を超えることが濃厚で、差し迫った状況となっています。

 このため、直近の感染状況の分析とともに、さらなる感染急拡大時の対応として、自宅療養支援の準備状況について、専門家の皆さんから忌憚のないご意見をいただくべく会議を開催したところです。

 昨日(1月20日)、まん延防止等重点措置区域の指定を受け追加対策を決定しましたが、飲食店等に営業時間の短縮と酒類提供の停止を要請するなど厳しい内容としています。現状を踏まえて、最大限の危機感を持ち、最大限とりうる対策を講じ、感染に歯止めをかけなければなりません。歯止めがかからず、自宅療養がさらに増え、社会経済活動に支障を来す事態は何としても回避せねばなりません。県民の皆さんのご理解・ご協力を重ねてお願いいたします。

会議写真

1月20日(木曜)の公務報告

<9時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日午後に開催する会議に向け、この時点までの感染状況の確認、報告内容の精査や今後の対応方策など、検討いただく論点の整理を行いました。

<10時00分~ 岐阜大学との「岐阜県野生動物管理推進センターの設置に関する協定」締結式に出席>

 本県ではイノシシによる農作物被害、ニホンジカの食害による森林被害など、野生動物による深刻な被害が続いています。このため、平成24年には清流の国ぎふ森林・環境税を活用して、岐阜大学に「寄附研究部門」を設置し、対策手法に関する研究や研修を行うなど、学官連携して対策に取り組んできました。

 現在、この連携及びその成果は、全国的にも注目されるレベルに至っていますが、AI・ICT技術等も導入し、さらに科学的で、効果的な被害対策等を進めるため、岐阜大学と連携し今年4月に「岐阜県野生動物管理推進センター」を設置することとしました。

 センターにおける成果は、豚熱対策にも活用できると伺っています。野生生物の対策をより加速、強化し、地域課題の解決等に貢献するシンクタンクとして、県民の皆さんのお役に立てるよう岐阜大学とともに、さらなる成果を目指していきたいと思っています。

締結式写真

<10時30分~ 岐阜県・国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学連携推進会議に出席>

 同会議は、本県と岐阜大学との連携について意見交換を行う場として、平成20年度から開催し、今回で13回目となります。前段の締結式でもご紹介した野生動物対策、新型コロナウイルス関連では医学部附属病院での重症者の受入れ・ワクチン接種へのご協力・看護師の派遣など、幅広い分野で県と連携、協力をいただいています。今回は岐阜大学側から、感染症・がん化・認知症など多くの生命現象や疾患に密接に関係するとされる糖鎖に関する世界トップレベルの研究プロジェクトなどについてもご紹介をいただきました。

 会議を通じて、「積極果敢な攻め」につながる情報を得、また意見交換や連携をしながら、「アフターコロナ」を見据えた取組みの強化につなげていければと思います。

会議写真

<11時35分~ 新型コロナウイルスワクチン接種対策に関する協議>
<13時00分~ 第38回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第50回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>

 昨日(1月19日)、本県を含む13都県が新たに「まん延防止等重点措置区域」に追加指定されました。昨日、新規感染者数は過去最高の461人を記録し、本日も419人と連日400人超となっています。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が5人を超えてから100人に達するまでの日数が、第5波では26日間であるのに対し、第6波では14日間と、まさに驚異的なスピードといえます。

 感染者数のピークも未だ見通せず、医療のひっ迫も目前に迫っており、自宅療養を再び余儀なくされる事態に近づきつつあります。こうした状況を踏まえ、同会議での議論を経て、最大限の危機感を持って、一段と高い対策を講じることとしたものです。

 具体的には、県民の皆さんには20時以降の、また感染防止対策が徹底されていない飲食店の利用回避、飲食店等に対しては20時までの営業時間の短縮・酒類提供の停止、イベント等の参加人数の上限を2万人に制限、県等が主催するイベント等のオンライン開催又は中止・延期・無観客開催などを1月17日に発表した対策に追加し、取組みの強化を図ります。

 今回の対策の強化には様々なご意見があるとは思いますが、まずは最大限の対策により早急にピークアウトさせることを目指したいと考えています。この機を逸することにより、感染拡大がさらに広がる、止まらないという最悪の状況を回避するため、県民の皆さんにはご理解と「オール岐阜」での対策へのご協力を重ねてお願い申し上げます。

(「第6波」非常事態宣言(令和4年1月20日改訂)についてはこちら>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/198866.html

会議写真

<16時30分~ 各務原市内の岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)で、空宙博・ANAグループ特別企画第3弾「エアラインのお仕事展」を視察>

 ANAグループと連携して「空のお仕事」を体験いただくシリーズイベント。全3回のうちの第3弾、最終回となる企画展を視察しました。

 キャビンアテンダントの歴代制服の展示、また制服の特徴や当時の航空機を紹介するパネルなどを興味深く拝見しました。今回の企画展は本日スタートで、1月22日(土曜)までと期間が短いのですが、今後も、昨年9月に協定を締結したシアトル航空博物館との初連携企画などが予定されています。新型コロナウイルス感染症の状況を注視しつつとなろうかと思いますが、また空宙博に足をお運びいただき、お楽しみいただければと思います。

空宙博企画展写真

1月19日(水曜)の公務報告

<11時00分~ 多治見市内のセラミックパークMINOで、古川雅典 多治見市長、加藤淳司 土岐市長、水野光二 瑞浪市長、石崎泰之 県現代陶芸美術館長らとともに、国際陶磁器フェスティバルに関する意見交換会に出席>

 地元関係者の皆さんと「国際陶磁器フェスティバル美濃’21」を振り返りながら次回開催に向けて意見交換をしました。

 日本を代表する陶器の産地を舞台に、1986年から3年に1度開催している世界最大級の陶磁器の祭典「国際陶磁器フェスティバル美濃」。今回のフェスティバルは、新型コロナウイルス感染拡大により、開催期間の短縮、また「第12回国際陶磁器展美濃」と「セラミックバレーと世界の陶磁器展~美濃焼とハンガリーの名窯ヘレンド~」の2つのみ開催となるなど、縮小開催を余儀なくされました。こうした中で、「展示が大変見やすかった」、「美濃焼の歴史が分かりやすく学べた」など好評をいただき、新たに特設サイトを設けて、バーチャルリアリティや動画での展示を行った「WEB展覧会」では、来場できなかった国内外の皆さんから「楽しめた」とのお声もいただきました。コロナ禍であっても、こうした工夫により新たなフェスティバルの魅力づくりにつながったと思います。今回の成果を活かしながら、更なる認知度の向上や発信につとめ、3年後の「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」をよりよいものとしていきます。

意見交換会写真

<13時30分~ 瑞浪市内で、古典芸能解説者の葛西聖司 氏とともに、地歌舞伎に関する雑誌取材対応>

 葛西さんは、昭和60年の連続テレビ小説「澪つくし」、同62年の大河ドラマ「独眼竜政宗」のナレーションなど、アナウンサーとしてテレビ、ラジオで様々な番組を担当され、現在は、古典芸能解説者として、歌舞伎や能狂言など古典芸能の解説や公演、また日本伝統文化のセミナーを全国で開催されています。

 本県でも、「葛西聖司さんと楽しむ岐阜の地歌舞伎」としてオンラインでの動画配信における演目解説や公演の際のイヤホン同時解説をしていただいています。ソフトな語り口はもとより、その内容は初心者から長年の地歌舞伎ファンまで幅広く楽しめると大変好評で、地歌舞伎の鑑賞に新たな楽しみを加えていただいています。

 葛西さんと改めて本県の地歌舞伎の魅力、そしてその魅力の更なる発信について大いに語り合うことができ、楽しく有意義な時間となりました。

<16時45分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<17時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>
<18時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者数は、37の市町村で461人となり、対応を協議するとともに緊急に記者会見を行いました。

 これまでの最多が昨年8月26日の384人でしたので、大幅な更新となり、宿泊療養施設の使用率は60%ぐらいまで上昇するとみています。かねてよりこの使用率が80%を超えることになれば、自宅療養を開始せざるを得ないとお伝えしておりましたが、現在のペースでは、今週中にも自宅療養をお願いする可能性が出てきました。

 そこで、直ちに県、岐阜市、県看護協会による「自宅療養者支援チーム」を設置し、健康フォローアップや食料などの生活必需品の提供に向けた準備に入りました。また、第5波の286機関から325機関に拡充した自宅療養者の症状悪化時に医療を提供いただける提携医療機関とも具体の支援体制の確認を詰めています。

 加えて本日、政府において、本県や首都圏など13都県に1月21日(金曜)からの「まん延防止等重点措置」の適用が決定されました。一昨日決定した対策ともあわせ、飲食店の営業時間の短縮等の措置など、この過去最大の急激な感染の波に対して、最大限の対策を講じていきます。

 県民の皆さんお一人お一人、また医療機関や事業者の皆さん、そして行政とオール岐阜で一丸となって頑張っていきたいと思います。引き続きのご理解とご協力を心からお願いします。

(記者会見の模様・資料はこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/kaiken/142638.html

記者会見写真

 さて、こうした厳しい状況の中、本県にとって明るいニュースもありました。
 高山市出身の作家、米澤穂信さんの第166回直木賞受賞です!
 本県出身者の直木賞受賞は、2013(平成25)年、垂井町出身の朝井リョウさんの受賞以来9年ぶり・5人目のことです。米澤さんの優れた才能とたゆみない努力の結果と心からお慶び申し上げます。米澤さんの作品には、高山や本県を思わせるイメージの登場もあり、県民としても次作、また更なるご活躍を楽しみにしています。

1月18日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、県木の国・山の国推進本部員会議に出席>

 「岐阜県森林づくり基本計画」の次期計画案について、本部員会議を開催し議論を行いました。森林づくりの推進、林業・産業の振興などを施策の柱とするのはもちろんのことですが、今、社会全体で取り組みが進むSDGs、カーボンニュートラル、DXなど時代の変化や潮流を踏まえて、森林がもつ機能をさらに高め、また新たな価値を創造する野心的な計画としていく必要があります。本日の議論でも各部局から多様かつ活発な意見がありましたが、部局間の連携を密に、よりよい計画とするとともに、計画に基づいた取組みをしっかりと行っていきたいと思います。

会議写真

<10時30分~ 臨時部局長会議に出席>

 急激な感染拡大が続く現状を踏まえ、職員に対し、感染防止対策の実施・徹底を改めて求めました。また、現在、刻々と変化する状況に呼応し、県では先手先手で、応援体制・人員を増強して対応しており、職員一人一人がまさにエッセンシャルワーカーである、との意識をもって取り組んでほしいと、私の思いを伝えました。

<15時00分~ 記者会見>

 大きく5点の報告について会見を行い、記者の皆さんからは新型コロナ関連などについての質疑をいただきました。

 報告では、令和7(2025)年度、第37回全国健康福祉祭ぎふ大会(ねんりんピック)開催の決定についてお知らせしました。
 新型コロナウイルス感染症の影響で延期の末に苦渋の決断で中止としたねんりんピック。関係の皆さまからの強い後押しもいただき、準備をしてきた成果を生かせるよう再誘致を働きかけた結果であり、思いもひとしおです。コロナ禍で制限せざるをえなかった人と人との交流が存分にでき、県民の健康・生きがいづくりの契機となるよう、時代やアフターコロナといった環境の変化に合わせて、内容も練り直しながら、充実した大会とすべく準備をしてきたいと思います。

 また、再生可能エネルギー由来の電気の、グループ購入を促進するための取組みとして「EE電(いいでん)」キャンペーンの参加者募集をPRしました。
 県民の皆さんに、本日から3月15日までに専用ウェブサイトから参加登録をいただき、登録者の方々を一つのグループとして、いわゆるオークションの形で、小売り事業者から料金プランの提案を募り、プランを見た上で各ご家庭の電気を再生可能エネルギー由来のものに切り替えるかを最終判断いただく、といった内容です。
 本県内の家庭から排出される温室効果ガスの7割が電気由来となっていますので、県民の皆さんにはこの機会を活用いただいて、脱炭素社会の実現に向けた具体的な行動に移していただければと期待しています。

 このほか、令和3年度岐阜県芸術文化顕彰・奨励の受賞者、第11回円空大賞受賞者、清流の国ぎふ芸術祭「第4回ぎふ美術展」の開催概要、の決定についてもご報告した後、予定していた発表項目に加えて新型コロナウイルス感染症の状況についてもお話をいたしました。

 本日の新規感染者数は382人で、過去最高の384人まであと2人という状況です。重症者数はゼロですが、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は81.66人となり、状況としては一番厳しいレベルに既に達しています。
 本県ではこれまでも、自宅療養者ゼロを堅持する姿勢で対策を講じてきています。現在はすべての感染者の方に病床・宿泊療養施設を利用いただけていますが、両者合わせてほぼ3分の1が埋まっており、油断ならざる状況にあります。
 昨日(1月17日)には、県として非常事態宣言も発出し、また国に対してまん延防止等重点措置区域への指定を要請しています。指定は国の対応まちという状況ですが、その間にも迅速に措置を実行できるよう、県として先手で準備を進めています。県民の皆さんには、ご自身・ご家族の命を守るため、お一人お一人が基本的な感染防止対策の徹底を図っていただけますよう重ねてお願いいたします。

記者会見写真

<15時45分~ 武藤鉄弘 美濃市長が再選挨拶>

 1月16日(日曜)投開票の選挙において3選を決められた武藤美濃市長が挨拶に来られました。お祝いをお伝えするとともに、同市における新型コロナウイルス感染症対策、市政運営の抱負などについてお伺いしました。

<17時00分~ 岐阜市内で、(一社)岐阜青年会議所2022年度新年賀詞交歓会に出席>

 若手経営者や会社員の皆さんが新年の始めに集まり、新年度の活動方針について共有、また情報交換を行う会にお招きいただきました。私からは、急激な感染拡大が進む現状を踏まえ、基本的な感染防止対策の徹底、皆さんが籍をおく組織でのBCP(事業継続計画)の再確認や策定など「守り」の取組みと、アフターコロナに向けた「攻め」の取組みにおいて、地域の、組織の推進役となっていただきたいと挨拶させていただきました。

新年賀詞交歓会写真 新年賀詞交歓会写真

1月17日(月曜)の公務報告

 阪神淡路大震災の発災から27年。改めてお亡くなりになられた方々に心より哀悼の意を表し、またご遺族、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。

 当時、私は村山富市元総理の秘書官として震災に遭遇し、対応にあたりましたが、危機管理の重要性が骨身に染み、それは今にもつながっています。改めて震災の記憶、そして防災や危機管理への意識を新たにし、安心安全な清流の国ぎふづくりにつなげていきます。

<11時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>
<13時20分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、状況の分析と対応の強化ポイントについて協議しました。
 また、この後に予定している東海3県知事の会議の論点整理をしました。

<14時00分~ 東海3県知事による新型コロナウイルス対策に関するテレビ会議に出席>
<14時30分~ ぶらさがり記者取材対応>

 オミクロン株による感染の急拡大を受け、愛知県の大村知事、三重県の一見知事とテレビ会議を行い、各県の感染状況を共有するとともに対応を協議。これまで同様、3県で足並みをそろえ、一体となって対応していくことが必要であるという共通認識を確認し、ともに政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請することとしました。

 併せて、基本的な感染防止対策の徹底、生活維持に必要な場合等を除き、東海3県を含む県をまたぐ往来の自粛、BCP(事業継続計画)の点検、ワクチンの追加接種の推進などを3県知事共同メッセージとしてまとめました。経済、生活において結び付きの強い3県であればこそ、一体で取り組む相乗効果が期待できます。ご理解とご協力をお願いします。

(愛知・岐阜・三重3県知事共同メッセージはこちら>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/198814.html

(ぶら下がり記者会見の模様はこちら>>https://www.youtube.com/watch?v=ezVhoGFZjNI<外部リンク>

会議写真

<16時00分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<17時30分~ 第37回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第49回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>
<18時00分~ ぶらさがり記者取材対応>

 本日の新規感染者は30市町で189人、半数は感染経路が不明です。

 また、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は65.39人、病床使用率は21.8%と、過去の5つの波と比べて感染拡大のスピードが非常に早く、危機感をもって警戒すべき状態です。

 先ほどの東海3県知事会議で国に対し、県内全域42市町村を措置区域とする「まん延防止等重点措置」の適用を要請することを表明しましたが、国の判断に先んじて、県として現時点における可能な限り強いメッセージを独自に発出すべきであると判断し、医療、経済関係団体、また行政などオール岐阜の関係皆さんに急きょオンラインなどでお集まりいただいてご意見を伺い、本県独自の「非常事態宣言」を発出しました。

 県民、事業者の皆さんに、「不要不急の都道府県間の移動の極力回避」、「自宅を含め、普段会わない人との会食回避」、「在宅勤務活用や休暇取得促進等による出勤者数の削減」、「BCP(事業継続計画)の点検徹底」、「ワクチン追加接種の前倒し」など、これまでの対策を一段強化していただくようお願いするものです。

 感染は全県で広がっており、爆発的な増加も懸念されます。感染拡大の波を少しでも遅らせ、またその波を少しでも低くするために、「オール岐阜」で危機感を共有し、先手先手で対応していく必要があります。 

 県としても対策に力強く取り組みます。県民の皆さんお一人お一人の感染防止対策もご自身、そして大切なご家族を守り、皆さんの事業、お客様や従業員の方々を守るために大切な行動です。対策の徹底と継続、今一度よろしくお願いいたします。

(「第6波」非常事態宣言についてはこちら>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/198866.html

会議写真 会議写真

<18時30分~ 地場産業に関する協議>
<19時00分~ 農業政策に関する協議>

 目下の新型コロナ感染急拡大を踏まえ、県内地場産業や農業の状況分析を行い、当面の対応について協議しました。

1月14日(金曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、矢橋龍宜 矢橋ホールディングス(株)代表取締役社長、森脇久隆 岐阜・ベトナム友好協会会長らとともに、ベトナム・ゲアン省「オンライン投資セミナー」に出席>

 ベトナム中部にある同省とは、2015(平成27)年に友好交流に関する覚書を締結し、農業、教育、経済分野での交流を進めてきました。

 私自身も同年と2016(平成28)年に当地にお伺いしていますが、広大な森林地帯や省を横断する河川など、本県との共通点も多く、とても親しみを感じています。

 本日は、この交流の一環として、海外進出を検討している県内企業に対し、ゲアン省への投資環境を紹介するセミナーをオンラインで開催しました。来年、2023年は、日本とベトナムの外交関係樹立50周年の年でもあります。官民あげての連携強化が益々重要になる中、こうしたオンラインでの取組みも活用しながら、同省や本県の魅力を多くの方に知っていただき、双方の更なる発展に取組んでいきたいと思います。

オンラインセミナー写真

<10時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

<11時00分~ 山岸正紀 三菱地所・サイモン(株)代表取締役社長らが挨拶>

 土岐市のアウトレットモールを管理・運営をされている同社からご挨拶をいただき、今年の事業展開などについてお話を伺いました。

<11時30分~ 小松裕志 (株)岐阜フットボールクラブ代表取締役社長、宮田博之 同取締役会長が就任挨拶>

 サッカーFC岐阜を運営する同社において、昨年12月にそれぞれ就任された小松社長、宮田会長がお越しくださいました。

 一昨年、昨年とJ2復帰を逃しているFC岐阜ですが、新シーズンは新監督就任、また元日本代表選手を獲得するなど、「今年こそはJ2復帰!」と積極的な補強を図っているとのこと。ご自身もサッカー経験者である小松社長の手腕と熱い気持ちへの期待をお伝えしつつ、新型コロナ対策も万全にしていただき、今度こそ復帰を果たせるよう、激励しました。

面談写真

<13時30分~ 県下警察署長会議に出席>

 同会議は、年に数回開催されていますが、年明け1回目となる本日の会議では令和4年の県警の基本方針や重点目標、警察運営等についての共有がなされます。

 日頃から昼夜を分かたず県民のために職務に励んでいただいている県警察官の皆さんに感謝を申し上げるとともに、引き続き安心安全な岐阜県づくりへのお力添えをお願いしました。

 なお、交通事故の発生状況、特に死亡事故については、令和2年に43人であったところ、令和3年は61人と大幅に増加しており、また、全死者のうち高齢者が占める割合は約6割と依然として高い状況にあるとのことです。改めて県民皆さんにおかれては、交通ルールをしっかり守っていただき、事故防止に努めていただきますようお願いします。

会議写真

<14時00分~ 堀田治 中部地方整備局長らが挨拶>

 堀田局長さんが年頭の挨拶にお越しになり、主要事業や今後の取組みなどについてお話を伺いました。

 国土交通省には、現在、各務原市の川島大橋の災害復旧事業を進めていただいていますが、引き続き防災・減災、国土強靭化対策の更なる推進や東海環状自動車道など本県の基盤整備の整備推進について意見交換をしました。

<15時00分~ 岐阜市内で、連合岐阜新春の集いに出席>

 連合岐阜傘下の労働組合の組合員の皆さんが、春闘や今年1年の活動方針などについて確認、決意を固められる新春の集いにお招きいただきました。

 連合岐阜からは、毎年雇用や地域の課題について幅広く県政への提言をいただいておりますが、目下の新型コロナの感染拡大防止、そして新たな県政の展開には、働く皆さんの状況を現場で直に感じておられる連合岐阜の皆さんのお力添えが不可欠です。引き続き県政へのご支援とご協力をお願いしました。

新春の集い写真

<16時30分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議> 

 国内の感染状況や各都道府県の対策などについて分析、検討するとともに今後の対応について協議しました。

 なお、本日の新規感染者は248人と、9月7日以来129日ぶりに200人以上となりました。先週の金曜日1月7日が52人でしたので、1週間で約5倍と、まさに感染急拡大が数字にも如実に表れてきています。家族や学校、グループなどでの感染もありますが、本日の新規感染者の半数は感染経路が不明です。また、7割強が30代以下、とりわけ10代、20代の若い世代の感染が顕著となっています。オミクロン株の新規感染者も前日から22人増え、34人となりました。オミクロン株については、デルタ株の3倍程度の感染力があり、発症までの潜伏期間が3日程度と 短いなどの特徴があるといわれていますが、基本的な感染防止対策の徹底が対策の大きな柱の一つであることに変わりはありません。対策の継続と徹底を重ねてお願いします。

1月13日(木曜)の公務報告

<10時30分~ 岐阜市内で、岐阜県下財界新春懇親会に出席>
<11時45分~ 女性企業関係者らと懇談>

 毎年年頭に県内の経済三団体(岐阜県経済同友会、岐阜県経営者協会、岐阜県商工会議所連合会)関係の県下経済関係者の皆さんがお集まりになる新春懇親会、また女性企業関係者の皆さんの懇談会にそれぞれお招きいただきました。

 県経済の状況については、昨年10月から12月期の県内企業の景況感を示す指標をみると第5波の影響を受けた前期から一転し、プラス19.4ポイントと2期ぶりに上昇しています。しかしながら、観光業では、昨年1月から10月の県内延べ宿泊者数は、前年同期間との比較でマイナス19%、令和元年との比較でマイナス52%と、引き続き厳しい状況にあります。また、原油・原材料価格の高騰など、世界経済の先行きに不透明感も増しており、県経済への影響も懸念されます。こうした状況に対し、県としても観光業の早期回復に向けた誘客プロモーションの支援や海外からの部品の供給不足に対応したサプライチェーン対策補助金の増額、また原油・原材料の高騰、為替相場の変動の影響を受ける事業者への新たな県制度融資の資金メニューを創設するなど対策を講じています。

 本日の懇親会でも経済界の皆さんから様々なお声をいただきました。今後も経済状況を丁寧に把握し、必要となる対策を躊躇なく実行していきます。

懇談会写真

<14時40分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。本日の新規感染者も昨日同様多くなっているとのことで、一層警戒感を強くしました。

<15時00分~ 國島芳明 高山市長、成原茂 白川村長が挨拶>

 それぞれに地元の状況や今年の取組みなどについてお話を伺い、意見交換をしました。

<16時00分~ 第15回岐阜県新型コロナウイルス感染症教育推進協議会に出席>

 市町村教育委員会や公立私立の小中高校の代表の方々、また市町村長、さらには感染症対策の専門家の方々にお集まりいただき、教育現場での現在の状況や対応の評価、また今後の対応について意見交換をしました。

 本日の会議では、目下のオミクロン株の急拡大を受け、感染拡大を防ぐための学級閉鎖や部活動休止の基準、さらに3月の公立高校の入学試験を前に受験生が感染者の濃厚接触者になった場合の対応について、学校現場目線で具体に議論いただきました。

 とりわけ公立高校の入試については来月2月に出願、3月に実施となりますので、教育委員会で早急に対応を詰めていきますが、公平にまた柔軟に、事態の変化を踏まえた対応を求めたいと思います。 

 昨日(1月12日)も学校現場でのクラスターの発生が確認されています。学校に入ってしまったコロナウイルスをいかに拡大させないか、いかに教育活動を継続していくのか、学校現場一人一人の基本的な感染防止対策はもとより、オール岐阜で児童生徒の学びを守っていきたいと思います。

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<17時15分~ 松川禮子 岐阜女子大学学長と面談>

 平成30年3月まで県教育長を務められ、今は岐阜女子大学の学長をされている松川学長さんとお会いし、大学教育現場の状況や同大学の本年の取組みなどについてお話を伺いました。

<18時20分~ 環境政策に関する協議>

 昨年10月に中津川市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で発生した事故について、環境面の影響を審議する県環境影響評価審査会地盤委員会が本日開催され、その審議内容について報告を受けるとともに今後の対応を協議しました。

 委員会では、現時点で事故による地盤沈下はないと結論付けられるが、JRに対しては、今後も継続的に監視するよう求めるとされました。プロジェクトの速やかな進捗は期待するところではありますが、それも安全に工事が行われることが大前提です。引き続き、専門家の皆さんのご意見を伺い、また地元中津川市とも連携して対応していきます。

<19時45分~ デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協議>

 来るべきデジタル社会やアフターコロナの新たな日常をにらみ、オール岐阜でデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「岐阜県デジタルトランスフォーメーション推進計画」の策定に向けた検討を進めており、先月12月末まで、計画素案についてのパブリックコメントも実施していたところです。

 これまでにいただいた皆さんからのご意見の整理や今後の対応などについて協議しました。

1月12日(水曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、瀧康洋 下呂温泉旅館協同組合監事、熊崎平一郎 同監事が挨拶>

 両監事さんから、下呂温泉の状況や今後の取組みなどについてお話を伺い、意見交換をしました。

<11時00分~ アレクサンダー・テルスキフ 在大阪ロシア連邦総領事らと面談>

 ロシア連邦と本県は、特に岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)とロシアの宇宙博物館で交流を進めてきました。私も2019年モスクワで開催された日ロ知事会議に出席し、本県とロシアの航空宇宙分野での博物館連携について説明し、その後空宙博は、サンクトペテルブルク歴史博物館やK.ツィオルコフスキー記念宇宙飛行史博物館等と連携に関する覚書を締結しています。

 この覚書が基盤となって、昨年3月には、ガガーリンの宇宙飛行から60周年の節目の年に合わせ、空宙博でガガーリンの企画展を開催。日本でほとんど公開されていないガガーリンの貴重な資料をお借りして展示、多くの来館者の皆さんにご覧いただくことができました。この他、コロナ前にはロシアでの本県の観光PRなども進めておりましたので、今は、双方が再び行き来でき、さらに様々な分野での交流が進められることを楽しみにしたいと思います。

総領事との写真

<13時30分~ ぎふ清流文化プラザで、「清流の国ぎふ」SDGs推進フォーラム及び「清流ミナモ賞」表彰式に出席>

 SDGsの更なる推進のため、「清流ミナモ賞」の表彰式と「SDGs推進フォーラム」を、新型コロナ感染防止対策を徹底したうえで開催しました。今回は、来場できない方にもご視聴いただけるよう、オンラインによるライブ配信も行いました。

 「清流ミナモ賞」は、地域資源の強みを活かした地域づくりを一層盛り上げていくため、平成25年度に創設。第9回となる今回は(一社)各務原市ホッケー協会さんとこよみのよぶね実行委員会さんの2団体を表彰しました。

 これまでに表彰した38の団体の皆さんもそうですが、いずれも長年にわたり、地域に根差した活動を地域の皆さんも巻き込みながら続けられており、その活動は県内のみならず県外、世界にも広がって、地域の誇りの醸成につながっています。

 こうした地域の活力を維持し、持続可能な地域づくりに向けた活動は、まさに、SDGsの理念である「誰ひとり取り残されない」社会の実現に通じるものです。 

 今後も、それぞれの地域・分野で大いにご活躍いただき、引き続き、持続可能な「清流の国」づくりを盛り上げていただきたいと思います。

<15時00分~ 県庁で、池田光次 中日本高速道路(株)執行役員名古屋支社長が挨拶>

 同社の今年の取組みなどについてお伺いするとともに本県を含むこの地域の道路整備推進などについて意見交換しました。

<15時30分~ 全国知事会に関する協議>
<16時30分~ ウェブ会議による「全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部」に出席>

 全国的な感染の急拡大を受けて開催された全国知事会に出席し、本県の感染状況について説明するとともに意見を述べました。

 オミクロン株により今後感染者が爆発的に増加すれば、医療提供体制を揺るがすのみならず、病院や福祉施設、企業、学校など社会・経済の基盤となる様々な領域で機能停止に至りかねません。

 そのため、本県では昨日(1月11日)決定した緊急対策においても、病院や福祉施設、学校、公共交通機関、電力等のインフラ関係を含むあらゆる事業所に対して、組織内感染等による事業活動の低下を想定したBCPの再確認や未策定事業所に対する早期策定を求めていますが、全国知事会としても国に対しBCPの確認を徹底するよう要請すべきであると訴えました。このBCPの策定、点検の要請については、東京都の小池知事や富山県の新田知事からも同様の意見があり、国への緊急提言に追加されました。

 なお、今日の本県の新規感染者は、165人で、9月11日(土曜)以来123日ぶりに150人を上回りました。病床使用率などの県独自のコロナ対策基準指標は上昇を続けており、病床使用率と陽性率は「まん延防止等重点措置」の実施を想定するレベルに入りました。今週の感染状況を注視しながら、次の対策を検討していきます。

会議写真

<17時20分~ 文化振興に関する協議>

 新型コロナ急拡大を受けた当面の文化行事の対応、また新年度の文化振興施策の展開について協議しました。

<18時50分~ 教育機関における新型コロナウイルス対策に関する協議>

 オミクロン株の急拡大に対し、再び学校現場での感染防止対策徹底やいかに教育活動を維持していくかを検討すべき状況になっています。そこで、明日(1月13日)に昨年9月以来の「県新型コロナウイルス感染症教育推進会議」を開催することとし、その論点整理をしました。

1月11日(火曜)の公務報告 

<12時00分~ 岐阜市内で、岐阜新聞・岐阜放送懇談会新春合同例会に出席>

 同懇談会の新春合同例会にお招きいただき、挨拶をしました。

 岐阜新聞におかれては、創刊141年を迎えられ、岐阜放送にあっては、ラジオ放送開局60周年の記念すべき年と伺っています。この間、新聞紙面や県政番組など様々な媒体で、県政情報を広く県民に届けていただき、新型コロナ対策でも県民への感染症対策を呼び掛けていただいています。引き続き、県民の皆様への適切な情報提供へのご協力、そして「清流の国ぎふ」の国内外への魅力発信にお力添え願いたいと思います。

合同例会写真

<14時45分~ 勝野哲 中部電力(株)代表取締役会長らが挨拶>
<15時30分~ 犬塚力 中部国際空港(株)代表取締役社長らが挨拶>

 各社の事業の見通しや今年の取組み、また本県を含むこの地域の景況などについてお話を伺いました。

<16時30分~ 第36回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第48回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>
<17時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 本日、岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び同対策本部員会議の合同会議を開催し、新たな対策「『第6波』突入 オミクロン株緊急対策」を決定しました。

 本県の本日の新規感染者は60人。1週間前の1月4日(火曜)に、59日ぶりに10人を上回って以降、一気に増加し、10万人あたりの新規感染者数は16.73人にまで急増。これに伴い病床使用率も13.3%まで上昇しています。こうした事態を踏まえ、新たな対策を講じることしました。

 オミクロン株はデルタ株の3倍程度の感染力、発症までの潜伏期間が3日程度と短い、などの特徴があるとされています。このため、対策の第1の柱、『感染防止対策の強化』としては、引き続き県民の皆さんには基本的な感染防止対策を緩みなく徹底いただきつつ、その上で、感染拡大地域への不要不急の移動の極力回避、やむを得ず移動する場合の検査受検をお願いしたいと考えています。
 当面、移動・行動を控えていただく観点から、県として「県旅行割引キャンペーン(第4弾)」の開始を見合わせるとともに、「飲食」の際には大人数・長時間を避けていただくことを推奨し、国に対してはGoToイートの新規予約停止を要請してまいります。
 またオミクロン株による感染爆発が生じた場合には、病院、福祉施設、学校、会社など、あらゆる組織で活動が大幅に低下する事態が想定されます。各々の組織において活動を継続できるよう、今一度対応・対策の再点検・再徹底をお願いしたいと思います。

 対策の第2の柱として、『医療・検査体制の強化』を図っていきます。
 現在、病床・宿泊療養施設・臨時的医療施設として、第5波のピーク時点の42%増となる最大2,722床を確保していますが、さらに宿泊療養施設の確保を進め、3,000床体制を目指します。また検査体制の増強として、ドラッグストアなどにおける無料検査の実施箇所を43か所まで広げ、行政・医療機関等での検査と合わせ、1日あたり約18,000件の対応を可能とし、さらに拡大に努めていきます。
 加えてワクチン追加接種(3回目接種)については医療提供体制の維持・継続に向け、医療従事者等に積極的な接種を働きかけるとともに、県の大規模接種会場を開設して市町村接種を補完し、接種の加速化を図ります。

 「第6波」については、これまでも繰り返しお話ししてきましたが、状況は刻一刻と変化しており、今や第6波の渦中にあると認識しています。もはや「日常のレベル」ではなく、これまでにない感染爆発を警戒すべき状況となっています。
 日々の感染状況をしっかりと注視し、タイミングを逸することがないよう先手先手に対応をとり、それでもなお、このまま感染拡大に歯止めがかからない場合には、速やかに県独自の「非常事態宣言」や「まん延防止等重点措置」適用の要請など、さらなる対策の強化を図っていきます。
 県民の皆さんお一人お一人とご家族の生命を守るため、社会・経済の機能停止を回避するため、皆さんには引き続きのご理解、ご協力を重ねてお願いします。

(記者会見の模様はこちら>>https://www.youtube.com/watch?v=XVGejhQevh4<外部リンク> )

(『第6波』突入 オミクロン株緊急対策についてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/197199.html

会議写真 記者会見写真

<18時20分~ 全国知事会に関する協議>

 全国的な感染再拡大を防止するため、明日12日(水曜)に全国知事会が開催されることとなりましたので、論点の整理を行いました。

1月8日(土曜)の公務報告

<18時40分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>
<19時00分~ 第46回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 今月3日(月曜)に、本県内で初めて市中感染が確認されて以来、急速に感染が拡大するオミクロン株。本日の新規感染者も21の市町で74人が確認されました。70人を超えるのは、約3か月半ぶりです。また県内初のオミクロン株のクラスターも確認されました。本県、また国内の感染状況を踏まえれば、第6波に突入したと認識しているところです。

 こうした中、専門家の皆さんにお集まりいただき、現在の感染状況の分析や今後の予測、またその予測に基づいた医療提供体制やワクチンの追加接種など今後の対策のあり方についてご意見・ご助言をいただきました。医療従事者などに感染が拡がれば、社会生活の基盤そのものを揺るがすことにもなりかねません。近々に開催する対策協議会・本部員会議において対策をお示ししますが、強い危機感をもって先手先手で対策を講じていきます。

会議写真 囲み取材写真

1月7日(金曜)の公務報告

<10時30分~ 県庁で、石田仁 大垣市長が年始挨拶>
<11時00分~ 横山秀 アジアホッケー連盟副会長が年始挨拶>

 それぞれに地元の状況や新年の抱負、今年の取組みなどについてお話を伺い、意見交換をしました。

<11時30分~ 野島征夫 県議会議員、郡上市白鳥町の伝統行事「花奪祭」の関係者らと面談>

 郡上市白鳥町内の白山長滝神社で、毎年1月6日に行われている「六日祭」は、国家安穏・五穀豊穣を祈る伝統行事です。祭りの中心行事である「長滝の延年(ながたきのえんねん)」と呼ばれる舞は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 この舞の途中から、高さ6mほどの拝殿の天井に吊された、福を呼び込む5つの花笠(桜、菊、ツバキ、ボタン、ケシの造花)を参拝者らが人やぐらを組んで落とし、花を奪いあうことから、別名「花奪祭(はなばいまつり)」と呼ばれています。

 今年は、新型コロナ感染拡大防止の観点から、長滝の延年、花奪いは中止となり、神事のみ執り行われましたが、地元選出の野島県議会議員や祭の関係者の皆さんからこの「花」をいただきました。新型コロナが一刻も早く落ち着き、本県に安らかな日々と豊かな実りがもたらされることを共に祈りたいと思います。

<14時00分~ 岐阜市内で、JAグループ新年互礼会に出席>

 県内のJAグループの皆さんが新年の始めに集まって情報交換を行う互礼会にお招きいただき、挨拶をさせていただきました。

 昨年は、東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村に9品目の県産食材を提供し、本県の農畜水産物の魅力発信を進めることができました。また、「コロナ禍でも物は動く」との考えのもと、海外の店舗に食材を提供するなどのプロモーションに積極的に取り組んだ結果、全国の和牛輸出量の伸びが1.9倍であったところ、飛騨牛は2.4倍と大きな伸びを示しています。

 先日も昨年5月の第1号となる8つの農場に続いて、12月には10の農場に「ぎふ清流GAP評価制度」の評価証書をお渡ししました。併せて、ぎふ清流GAP農産物を取り扱う流通業者や消費者団体等を「ぎふ清流GAPパートナー」として、56団体の認定も行いました。今年は、こうした生産と消費を結ぶ好循環をつくるとともに、持続可能な農業の展開にもつなげていきたいと思います。

 また、ブランド展開では、昨年の取組みをバネに、本格的な海外展開を見据え、岐阜県を代表するブランドである飛騨牛をはじめ、柿、清流長良川の鮎、いちごなどの海外展開に重点を置いて進めていくべく、今後、海外渡航が可能になった段階で本県が誇る農畜水産物のプロモーションを再開したいと考えています。引き続きJAグループの皆さんと連携し、ウイズコロナ、そしてアフターコロナ時代を見据え、昨年の成果を引き継ぐ形で大きく前に進めていきます。

新年互礼会写真

<16時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の感染状況について報告を受けました。新規感染者数は52人。50人を超えるのは107日ぶりで、前日6日の2倍に増えています。また、市内での感染拡大を受けて、関市では独自の緊急対策を発表するに至っております。

明日からは3連休となります。県民の皆さんにおかれては、マスクの着用や手指の衛生確保、体調が悪い時には行動を控えるなど、基本的な感染防止対策を改めて徹底くださいますようお願いします。

<16時45分~ 財政に関する協議>

 新年度当初予算編成の進捗を確認するとともに新型コロナ対策や主要事業への予算措置について協議しました。

1月6日(木曜)の公務報告

<10時15分~ 県庁で、農業政策に関する協議>

 本県の農畜水産物の輸出の状況等について確認をするとともに、今後の展開について協議を行いました。

<10時30分~ 柴橋正直 岐阜市長らが年始挨拶>
<11時00分~ 瀧修一 岐阜乗合自動車(株)代表取締役社長らが年始挨拶>
<11時35分~ 古川雅典 多治見市長が年始挨拶>
<14時00分~ 水野光二 瑞浪市長、加藤輔之 同市議会議長、小川祐輝 県議会議員が年始挨拶>
<14時35分~ 原口和靖 関西電力(株)東海支社長らが年始挨拶>
<15時40分~ 渡邉丈展 (一社)岐阜県レクリエーション協会会長が年始挨拶>

 本日もお忙しい中、多くの皆さんが新年のご挨拶にお越しくださいました。

 それぞれに地元の状況、地域経済の見通し、またそれぞれの新年の抱負や今年の取組みなどについてお話を伺い、意見交換をしました。

<16時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 本日の新規感染者は26人、3日連続の2桁です。昨日6日の会見でもお話ししたとおり「第6波」の入り口に立っているとの認識に基づいて、県での対策のスピードを上げて対応を図っています。本日午前には県からは副知事が参加して市町村長とのウェブ会議を行い、この3連休中に多くの市町村で行われる成人式に向けて、改めて感染防止対策の徹底を確認しました。

成人式に向けた対応に限らず、オミクロン株への対応には、マスク着用等、基本的な感染防止対策の徹底が重要となってきます。ご自身、そして大切な人を守るため引き続きの取組みをお願いいたします。

<16時30分~ 全国知事会に関する協議>

 オミクロン株の感染が急速に拡大している状況を踏まえ、全国知事会においても役員会議で今後の対策を協議しています。その内容について報告を受けるとともに本県の対応について確認、検討をしました。

<17時05分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 市町村の対策の状況や本県の感染状況の分析を行うとともに、当面の行事やイベント等における対策などについて協議しました。

 今週末1月8日(土曜)には、専門家会議で関係の皆さんのご意見もいただき、対策を整理してまいります。

<18時50分~ 岐阜関ケ原古戦場記念館に関する協議>

 同館では、昨年中には開館1年で来館者10万人を達成するなど、コロナ禍にあっても感染対策と、工夫を重ねながら事業を進めてきました。年頭の記者会見でもお話ししましたとおり、「守り」とともに、積極的な「攻め」の県政を一体で進めていくとの方針に則って、今後の関ケ原古戦場を核とした戦国・武将観光の展開等について協議を行いました。

1月5日(水曜)の公務報告

<11時30分~ 県庁で、浅野健司 各務原市長らが年始挨拶>
<11時50分~ 田中耕太郎 中部経済産業局長が年始挨拶>
<12時10分~ 村下貴夫 県議会議員が年始挨拶>

 皆さんから新年のご挨拶をいただきました。浅野市長、村下議員からはそれぞれの地元の状況、また田中局長とは今年の中部経済の展望などをお伺いし、意見交換をしました。

<13時30分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

この時点までの感染状況について報告を受け、対応を協議しました。

<14時00分~ 境敏幸 (株)大垣共立銀行取締役頭取らが年始挨拶>
<14時30分~ 安藤隆司 名古屋鉄道(株)代表取締役会長、高崎裕樹 同代表取締役社長が年始挨拶>
<15時00分~ 加藤淳司 土岐市長が年始挨拶>
<15時30分~ 青山節児 中津川市長、岡崎隆彦 同市議会議長、平岩正光 県議会議員、森益基 県議会議員が年始挨拶>

 午後も多くの皆さんが新年のご挨拶にお越しくださいました。それぞれに地元の状況、地域経済の見通しや各社の今年の取組みなどについてお話を伺いました。

<16時15分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>
<17時30分~ 新型コロナウイルス感染症オミクロン株に関する記者会見>

 新年早々、3日連続の記者会見となりましたが、本日の新規感染者が40人と急増したことを受け、県としての認識、また当面の対応を発表しました。

 新規感染者が40人以上となるのは、「緊急事態宣言」の最終日となった昨年の9月30日以来、実に97日ぶりのことです。

 この40人の約8割、31人は感染経路が判明している方々ですが、県内42市町村のうちの11市町で感染者が確認され、県内全域での感染拡大が大いに懸念される状態といえます。

 こうした中で、新たにクラスターも2件認定されました。複数のクラスターの同時認定も10月18日以来です。1つ目は、多治見市の高齢者施設におけるクラスターで、本日だけで18人、これまでの4人と合わせて22人のクラスターとなり、デルタ株による感染が疑われています。2つ目は、関市において複数の友人、家族で会食したことを介して拡がったケースです。本日4人が追加となり、合計8人が確認されています。この8人の方々については、変異株のスクリーニング検査ではデルタ株ではないことが確認されており、オミクロン株による感染が疑われます。

 こうした現状について、「第6波」の入り口に立っていると認識しています。これまで通り「自宅療養者ゼロ」を堅持する方針はとりながら、県内の感染者急増を踏まえて、医療機関、保健所の負担軽減も考え、バランスよく対処していく必要があります。これまでは感染者は全員入院いただき、濃厚接触者は宿泊療養施設で健康観察することで対応してきましたが、この急増に備えて、感染者のうち基礎疾患のない軽症者は宿泊療養施設で療養し、濃厚接触者は自宅での健康観察を行うことにしたいと思います。

 併せて、医療提供体制については、今後の急増に備えた再確認、再検討を進めていきます。まず、病院の病床、それから宿泊療養施設、さらには、岐阜メモリアルセンターの武道館に設けた臨時医療施設、それぞれについて、今後の急増に対してしっかりと対応できる体制にあるかどうか、再確認をします。

 また、美濃加茂市の旧木澤記念病院については、病床及び宿泊療養施設を合わせて156床を確保し、今月末を目途に対応できるよう考えておりましたが、これを加速させ、できるだけ早く収容可能な状態にもっていくようにお願いしてまいります。

 なお、病床については、今日から12床増床が可能になり、これまでの882床から、894床の病床が確保されることになりました。宿泊療養施設も含めて、今月末には最大2,722床まで拡充する予定です。

 検査体制については、感染の不安のある方々に対して、無料検査を身近な薬局等で受けていただけるように既にスタートしています。今は、29カ所の検査事業所で対応していただいておりますが、来週中に41カ所まで増やすよう進めていきます。

 さらに明日(1月6日)午前中に市町村長会議を開催し、これら対策の徹底に加えて、この3連休に県内40の市町村において成人式が行われることから、改めて十分な感染防止対策を求めていきます。

 また、今週末1月8日(土曜)には、専門家会議でしっかりとした状況認識、分析をしたうえで、総合的に対策を整理したいと考えています。

 全国的に新規感染者数が急激に拡大しています。改めて、県民の皆さんには、マスクの着用、手指衛生、密の回避、こまめな換気、体調不良時は行動ストップといった基本的な感染防止対策を徹底していただくことをお願いします。

記者会見写真

1月4日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県庁で、令和4年仕事始め式に出席>

 毎年恒例の仕事始め式は、新型コロナ対策もあり、昨年に引き続きライブ映像配信で行いました。
 まず、休日を返上してコロナ対策に懸命の努力をしてくれている職員の皆さんに心からの感謝の気持ちを伝えました。そして、昨年の振り返りや新年の抱負についてもお話し、新しい県政に一緒に挑戦していこうと呼びかけました。

 昨年は「県民の暮らしと生命を守る」という「ウィズコロナ」の対策と、それから「アフターコロナ」に向かって新しい日常を作るという政策とを重ね合わせて進めてきた1年でした。

 2022年となり、早速新しい方向へと言いたいところですが、足下では、オミクロン株の市中感染があり、しばらく続きそうな気配です。一方で、今年は、「デジタル・トランスフォーメーション推進計画」や脱炭素社会を睨んだ新しい「エネルギービジョン」など様々なビジョンや計画を策定することとしています。日々の事務事業の見直しや想定外の事態にも対応しながら、県政を間違いなく前へ前へと進めていきたいと思っています。まさに「確固たる守り」と「積極果敢な攻め」の「攻守一体」で県政を展開していきます。

 これまでの新型コロナ対策で、「オール岐阜で一丸となった進め方」が培われたと感じています。これをいろいろな分野にも活かし、岐阜県政の新しい展望を切り拓いていきたいと思います。

仕事始め式写真 仕事始め式写真

<10時30分~ リニア中央新幹線に関する協議>

 中津川市のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で発生した事故について、JR側から再発防止策が公表され、県においても環境面と安全面の両面から検証を進めています。現在の進捗や今後の進め方などについて協議しました。

<11時00分~ 佐藤武彦 県議会議長、松岡正人 同副議長が年始挨拶>
<11時25分~ 森正弘 県議会議員が年始挨拶>

 県議会の佐藤議長さん(関市・美濃市選出)、松岡副議長さん(各務原市選出)、また海津市選出の森議員が年始の挨拶にお越しくださいました。

 本年も県議会の皆さんとは緊密に連携しながら、県政を前に進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

<13時00分~ 県幹部会議に出席>

 各部局の部局長に新しい年の県政推進についての私の想いを伝えるとともに主要プロジェクト、スケジュールなどについて確認しました。

<14時30分~ 記者会見>

 新年恒例の年頭記者会見に臨み、今年1年間の主な事業の予定を紹介しつつ、今年の県政についての見通しをお話しました。

 すでに昨日、緊急の記者会見もしましたが、オミクロン株の市中感染発生という出来事からの新年のスタートとなりました。今日の新規感染者も11名ということで、じわりと感染者数が増えてきている印象です。新型コロナに対する「確かな守り」は変わらず続けていくことになります。と同時にやはり、未来志向の積極的な「攻め」の県政ということで、先を睨んだ様々なビジョンや計画など1つ1つテーマごとに確実に実行に移していきたいと考えています。

 まず今年3月には「デジタル・トランスフォーメーション推進計画」や「スポーツ推進計画」、エネルギービジョンや森林づくりの基本計画の見直しがまとまります。

 それから4月には、県と岐阜市とで名鉄名古屋本線の高架化事業の合同事務所を開所する予定です。この高架化事業は、半世紀にわたる懸案でしたが、いよいよ動き出すということで、岐阜市とも一体となって積極的に進めていきます。

 6月には、飛騨家畜保健衛生所において高度な病性鑑定ができる体制をスタートさせます。これまでは、岐阜市の中央家畜保健衛生所のみで緊急かつ高度な病性鑑定を担っており、その負荷が大きいという課題がありました。豚熱や鳥インフルエンザの際に議論された課題を踏まえた体制強化となります。

 9月は県美術館が開館40周年、県現代陶芸美術館が同じく20周年を迎えるということで、思い切った記念の企画展を開催する予定です。また、10月下旬には一昨年、今年と2度延期になっておりますが「エンジン01」を開催したいと思っています。

 そして、12月は新庁舎の竣工式、内覧会を予定しています。12月中旬ごろからは引越しを進め、ちょうど来年の今日1月4日から、新庁舎で全てがスタートする予定です。

 午前中の仕事始めの挨拶でも述べましたが、新型コロナへの守りを確かにしながら、ビジョンや計画をしっかりと前に進めていく、「攻め」も「守り」も一つに「攻守一体」の県政を展開していきます。

<15時00分~ 農業政策に関する協議>

 県産農畜水産物の生産や販売の見通しについて報告を受け、海外展開など今後の対応について協議しました。

1月3日(月曜)の公務報告

<16時20分~ 県庁で、新型コロナウイルス感染状況に関する協議>
<17時05分~ 新型コロナウイルス感染症オミクロン株に関する記者会見>

 新年最初の会見は、通常、仕事始めの4日に行っていますが、本県として初となるオミクロン株の市中感染が判明したことを受け、その報告のため急きょ会見を行いました。

 感染が判明した3人の方は、12月31日(金曜)にスクリーニング検査をして、デルタ株ではないことを確認し、その後ゲノム解析を行った結果、いずれもオミクロン株の感染者であるということが判明したものです。既に本県では、12月11日(土曜)に1人がオミクロン株の感染者であるということが判明しておりますが、これは海外からの帰国者の方でした。今回の3人の方は、いずれも海外渡航歴がないということで、市中感染というように捉えています。いずれの方も症状としては軽い状況でして、現在県内の医療機関に入院していただいております。さらにそれぞれの方について、濃厚接触者の方がおられまして、現在スクリーニング解析やゲノム解析を実施しており、強い警戒感をもって状況を注視していきたいと思います。

 全国的にこのところ、新規感染者数が増加傾向にありますし、オミクロン株の市中感染とみられる事例も各県で発生し、1月2日(日曜)時点で223件報告されているとのことです。隣県の愛知県でも同日13人がオミクロン株に感染したということが発表されておりますが、いずれも海外渡航歴がなく、市中感染の疑いがあるというように聞いています。こうした状況下において、年末年始の帰省などで人流が活発化し、残念ながら本県でも市中感染に至ったと思われます。

 なお、本日の新規陽性者数は9人でした。12月19日(日曜)から29日(水曜)までの11日間連続で0人が続きましたが、その後、5日間連続で感染者が確認されています。オミクロン株は、感染力がデルタ株の3倍ともいわれております。状況次第では、再び大きな感染拡大に至ることも懸念されます。

 すでに、12月下旬に「オミクロン株拡大中 年末年始も油断なく」として、県民の皆さんに対策をお示ししているところですが、オミクロン株であっても、基本的な感染防止対策を徹底していただくということが、大変重要です。繰り返しになりますが、ワクチン接種済みの方も含めて、引き続き、マスクの着用、手指の衛生、密の回避、こまめな換気、体調不良時には行動をストップするといったことについて徹底し、継続していただきたいと思っております。

 それから、今回のケースから見ましても、発熱、咳、のどの痛み、倦怠感など、少しでも体調がおかしいと感じたときには、速やかに医療機関を受診していただいて、検査を行っていただきたいと思います。

 いよいよ明日からは多くの事業所などで「仕事始め」となります。

 体調不良を感じる場合には出勤を控えて、まずはしっかり検査、早期発見が家族や周りの方への感染拡大防止につながります。新しい年も対策を徹底・継続いただきますよう、重ねてお願いします。

記者会見写真

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