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平成30年10月

記事ID:0018837 2018年11月6日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

リトアニア共和国首相の訪日(10月9日〜13日)

歓迎夕食会・知事挨拶リトアニア首相、駐日リトアニア大使、知事

 リトアニア共和国のサウリウス・スクヴェネリス首相が、来日されました。
リトアニアと岐阜県は、「命のビザ」で知られる郷土の偉人・杉原千畝氏の縁で、多彩な交流を行うとともに、岐阜・リトアニア友好協会の設立、在岐阜リトアニア共和国名誉領事館の設置など、濃密な関係を築いてきました。
今回の来日では、リトアニアと交流する関係者を招いたゲディミナス・バルブオリス駐日リトアニア共和国特命全権大使主催のレセプションが開催されるとともに、ホストとして、岐阜県と愛知県の共催による歓迎レセプション、さらには安倍首相主催の歓迎会が開催されるなど、国を挙げたおもてなしが行われました。私もそれら行事に岐阜県を代表して参加しました。リトアニア共和国と日本の交流の中で、岐阜県の取組みに対する期待が大変に大きいことを実感しました。
来る2020年は、杉原氏がビザ発給して80年の記念の年となります。今回の首相訪問を契機に、新たな交流の幕開けとなる有意義な時間になりました。

三県(山梨・長野・岐阜)知事懇談会(10月15日)

懇談会の様子視察・恵那市岩村町

 10月15日(月曜日)は、5年振りとなる、海なし県(内陸県)3県の知事懇談会を開催しました。
今回の会場に選んだのは、今、岐阜県内で最も勢いのある地域・東濃です。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の放映は終わりましたが、舞台となった恵那市岩村町には、引き続き多くの観光客が訪れております。また、恵那市明智町は2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で主人公となる戦国武将“明智光秀”のゆかりの地でもあります。
そして、さらに東濃発展の契機となるのが「リニア中央新幹線」です。
この日、議題となったのは、開業(2027年)まで10年を切った「リニア中央新幹線」にまつわる三県連携についてです。“建設工事”、“中間駅を起点としたまちづくり”、“開業を見据えた地域づくり”の3つの課題解決を目指して、国、JR東海への要望や実務者レベルでの検討会立ち上げなど、三県連携して取り組んでいくことを確認しました。
リニア開業により日本は大きく変わることとなります。この機会を逃すことなく、今後も山梨・長野・岐阜の海なし県は、日本の大動脈を形成する「リニア県」として、連携を加速してまいります。

フランスにおける清流の国ぎふの魅力発信

恋釣針パートナーシップ合意調印式

地歌舞伎公演(10月26日〜27日)

国を挙げての日仏交流160周年記念行事「ジャポニスム2018」がフランスで開催されています。舞台や展示など様々な日本文化が披露される中、本県からは加子母歌舞伎保存会(中津川市)、鳳凰座歌舞伎保存会(下呂市)、美濃歌舞伎保存会(瑞浪市)が出演し、海外では初めて演目を丸ごと披露する「岐阜の地歌舞伎」公演を開催しました。
日本特有の、ましてや地域固有の伝統文化がフランスの地で受け入れられるのか不安はありました。いざ公演が終わると、満席のパリ日本文化会館は、割れんばかりの拍手とスタンディングオベーション。「観客と役者の対話が興味深い」「間近で観ることができ、予想以上の良い経験となった。ぜひ岐阜にも行ってみたい」など、地歌舞伎の魅力が通ずる感想をいただきました。新たな歴史を刻んだ、またとない機会となりました。

※10月29日スペインにおいて、サラマンカ大学創立800周年記念事業の一環として、同大学日西文化センター「美智子さまホール」で地歌舞伎公演を開催。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)(10月25日)

今回の渡仏では、フランス最大級の国立航空宇宙博物館であるル・ブルジェ航空宇宙博物館と岐阜かかみがはら航空宇宙博物館とのパートナーシップ合意に関する調印式を行いました。早速、日仏航空協力100周年となる来年の展示企画について協議することになりました。
昨年(2017年)11月にル・ブルジェ航空宇宙博物館を訪問してから1年足らずでの合意となり、強いご縁を感じているところです。2016年に協定締結したスミソニアン博物館(アメリカ)とともに、こうした国際的な交流を通して、空宙博をより魅力的な価値ある航空宇宙専門の博物館に育て上げていきたいと強く感じました。

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