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令和3年11月

記事ID:0187329 2021年12月8日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

11月30日(火曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 本日の県議会では、給与関係の条例の改正をご審議いただきました。具体的には、本年10月の県人事委員会からの勧告を踏まえ、一般職員、管理・監督職員及び任期付研究員・任期付職員、同様に私のほか、副知事、教育長、県議会議員及び常勤の監査委員、それぞれの期末手当の支給割合を引き下げるための条例の改正です。

 公務員の給与水準は、経済・雇用情勢等を反映して労使交渉等によって決定される民間の給与水準に準拠して定めることが最も合理的であるとされ、国家公務員における人事院同様、県では人事委員会が毎年職員の給与と県内の民間事業所従業員の給与を比較調査・検討し、勧告を出されています。今年の調査では、特別給(ボーナス)について、職員の現行の支給額が民間従業員の支給額を上回っていたため、引き下げの勧告がなされたことから、勧告に則って減額することとしました。

 本会議で審議の結果、引き下げの条例改正を可決いただきましたので、12月に支給される期末手当において減額を実施します。

<12時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受けるとともに明日12月1日から新たな対策「新型コロナウイルス感染症対策~感染拡大防止と社会経済活動の両立~」の期間に入ることを踏まえ、対策の細部についての確認や協議をしました。

<16時00分~ 都内の在日モロッコ大使公邸で、ラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国特命全権大使と面談>

 アフリカ大陸とヨーロッパ大陸の交差点に位置するモロッコ王国。「アフリカの玄関口」とも称され、カサブランカやマラケシュなどの地名をテレビ番組や映画でご存じの方も多いことと思います。

 そのモロッコ王国と本県の交流は、民間レベルのまさに草の根から始まり、その後、親密にそして深く発展してきました。現在、美濃加茂市には、東海地区で唯一のモロッコ王国名誉領事館が置かれています。また同国の元駐日大使と私の友好関係がきっかけとなり、同国のウジュダ・アンガッド府など自治体レベルでの交流も進め、友好提携を締結して、緑化、再生エネルギー、防災、さらには観光や園芸など様々な分野で交流を進めてきました。可児市内のぎふワールド・ローズガーデン内には、2008年に友好の証として整備した庭園「モロッコ・ロイヤルローズガーデン」があり、現在、本場モロッコの素材や技術を用いて、伝統的なモロッコの庭園を忠実に再現した庭園へと改修しているところです。

 コロナ禍の今、当地との行き来は難しく、交流も限定されていますが、大使館にブフラル大使をお訪ねし、本県と同国の状況を共有し、またアフターコロナを見据えながら今後の交流の方向性などについて意見交換をしました。

 大使とお会いし、改めて直接対話できることの喜びと大切さを強く感じました。同国の新型コロナウイルスの感染状況は落ち着きつつあるということですが、お互いが行き来できる日が一日も早く訪れることを願ってやみません。

 なお、本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は、0人でした。
 11月1ヵ月で見ますと、亡くなられた方も0人でした。これは今年に入って初めてのことで、月別の感染者も今年に入って最も少ない125人でした。
 ワクチン接種の効果とともに日々のオール岐阜での感染防止対策の徹底の積み重ねと思います。一方で新たな変異株「オミクロン株」の確認があり、また、年末年始も近づいています。気を緩めることなく対策を徹底・継続いただきますよう改めてお願いします。

11月29日(月曜)の公務報告

<10時00分~ 県議会定例会に出席>

 本年第6回となる県議会が開会しました。新型コロナウイルス対策の現状のほか、感染防止対策と社会経済のバランスを取るための今後の対応、またデジタル・トランスフォーメーションやカーボンニュートラルへの取組み、道路などの基盤整備や新県庁舎の整備状況など県政を巡る最近の状況について報告するとともに新型コロナの追加対策やコロナで傷んだ地域経済の支援などを盛り込んだ補正予算案や各種契約、関係条例など19の議案を提出しました。

 年の瀬も見えてくる12月中旬までの18日間にわたって、議員の皆さんにご審議いただき、必要な取組みをしっかり前に進めていきたいと思います。

<11時20分~ 玉田和浩 岐阜圏域県議会議員団会長らから、岐阜圏域の重点的取組・整備促進に関する要望書を受領>
<11時40分~ 小川恒雄 自由民主党中濃県議団団長らから、中濃圏域における各種施策実施に関する要望書を受領>

 岐阜、中濃の県議会議員団の議団の皆さんから各圏域の課題についての要望事項をそれぞれ頂戴しました。各圏域の実情を踏まえ、幅広く、そしてきめ細かく県政に対するご要望やご意見を集約いただいており、どれも各圏域の振興に欠くことのできないものばかりと受け止めました。来年度予算編成の中で、県の財政状況等も踏まえ、十分に検討させていただきます。

<13時00分~ 第34回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び第46回岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議に出席>

 一昨日(11月28日)夜に専門家会議でご意見を伺い、その議論も踏まえて、本日会議を開催し、市町村長や医療、経済関係団体の皆さんと現状や対策について協議し、12月1日以降の対策をまとめ、決定しました。

本部員会議

<14時00分~ 広瀬伸一 東京海上日動火災保険(株)取締役社長、川杉朋弘 同岐阜支店長と面談>

 同社は、保険業とともに地域社会の課題解決にも積極的に取り組まれており、

本県と同社岐阜支店も平成29年10月、地方創生に向けた産業振興及び観光振興に関する連携協定を締結し、企業の人材育成や海外展開の支援、また産業や観光の振興を通じた地方創生など一緒に取り組んでいただいています。

 本日お会いした広瀬社長さんは、本県郡上市生まれの名古屋育ちとのことで、この地方の歴史や事情にもお詳しく、ご縁を感じながら、同社の取組みの現状や今後の本県との連携などについて様々お話をしました。

<14時45分~ 石崎泰之 県現代陶芸美術館長と面談>

 世界有数の陶磁器産地である東濃地方にあって、国内外の19世紀末以降の近現代に生み出された「陶芸の現代」をテーマにとして陶芸作品やその創造活動の調査研究・収集・保存・展示に取り組む「岐阜県現代陶芸美術館」。

 今月(11月)初旬から来年9月上旬まで設備改修のため残念ながら休館中ですが、この間、県内各地で当館のコレクションをお楽しみいただける「MoMCAサテライトミュージアム」を開催しています。(「MoMCA(もむか)」は、県現代陶芸美術館の英語名Museum of Modern Ceramic Art, Gifuの略称です)

 本日は、石崎館長からこうした取組みの状況などについて説明を受け、リニューアルの年となる来年の企画内容などについて協議しました。

(岐阜県現代陶芸美術館についてはこちら>>>https://www.cpm-gifu.jp/museum/<外部リンク>

<15時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 本日の新規感染者は1人で、重症者数は今月12日以降・死亡者数は10月27日以降、いずれもゼロを継続しています。現在の岐阜県は今年で最も落ち着いた状態にあるといえます。ワクチン接種が進む中にあっても、県民の皆さんが緩まず基本的な感染防止対策を徹底してくださっている結果感謝しています。

 しかしながら、海外では新たな変異株「オミクロン株」の感染が相次ぎ確認されるなど、油断なく対策をとっていく必要があることから、本日(11月29日)、県新型コロナウイルス感染症対策協議会及び対策本部員会議を開催し、12月からの新たな対策として「~感染拡大防止と社会経済活動の両立~」を決定しました。

 まず、「感染防止対策」は引き続き継続・強化をしていきます。その方策として、国が示した考え方を踏まえつつ、新たな県指標を設定し、その時点の感染状況が「警戒強化」「対策強化」「回避」の、いずれが必要なレベルであるのか総合的に判断することとしました。また、移転が予定されている医療機関の施設を今後、臨時医療施設・宿泊療養施設として利活用する検討を進めるなど、増床を図る計画です。さらに、本県では国の分科会が示す「理想的な接種率」を上回る状況であることから、3回目のワクチン接種が次なる課題となりますが、市町村接種、企業・大学等による職域接種、県による大規模接種を最も効率的・効果的に組み合わせ強力に推進していきたいと考えています。

 対策のもう一つの柱、「経済活動の再開支援」については、海外からの供給が不足している部品を県内生産に切り替えていくための生産設備導入や、地域の観光協会等が実施する誘客プロモーション事業に対する支援などに係る予算をこの12月の県議会で確保し、経済対策を打っていきます。その他、イベント等の開催制限(収容人数の上限)の見直しなどに加え、制度の適用を受けようとする事業者の登録及び健康上の理由によりワクチン接種を受けられない方等への無料の検査体制の整備など、飲食等における「ワクチン・検査パッケージ」の円滑な実施・制度の運用を進めます。

 これまで県の対策には終期を設けてきましたが、今回の対策は「12月1日から」とし、特に終期を定めてはいません。しかし今後人流が増加する年末年始を迎えることや、新たな変異株への懸念があることから、状況をしっかりと注視し、対策の強化・追加など、状況に応じて柔軟に対応していきます。県民の皆さんにおかれては、現在の落ち着いた状態に、気持ちと行動を緩めることなく、引き続き基本的な感染防止対策を徹底いただきますよう、お願いいたします。

(記者会見の模様はこちら>>>https://www.youtube.com/watch?v=k4j9kV2XlX4<外部リンク>

資料(対策の概要)はこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/covid19/189206.html

記者会見

<17時00分~ 名古屋市内で、リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会会長として、沿線市町長とともに、金子慎 東海旅客鉄道(株)代表取締役社長に、リニア中央新幹線の整備に関する要望書を提出>
<18時00分~ 記者取材対応>

 リニア中央新幹線の早期実現、トンネル工事事故の徹底的な原因究明と再発防止、工事の安全対策と沿線自治体の意向に配慮した環境対策の推進、駅及び駅周辺整備への協力等について、同盟会を代表して、沿線の市町長さんとともにJR東海の金子社長に要望をしました。

 県内のリニア建設工事は、現在までに13箇所の工区で契約が済んでおり、工事延長としては、全体約55kmの9割を超え、工事が本格化してきていることを実感します。一方、10月には瀬戸トンネル、11月には長野県伊那山地トンネルで相次いで工事事故が発生し、特に瀬戸トンネルは、リニア建設工事では初の死者が出てしまう痛ましい事故となりました。工事の遂行にあたっては、安全安心が第一であり、速やかな事実関係と課題や今後の対策を検証し、一度立ち止まって万全を期していただくよう求めました。金子社長さんからは、より強力に労働災害防止に努めること、また要望を踏まえ、引き続き緊密に協力して計画を丁寧に確実に進めたいとお話がありました。リニアは本県にとって未来をひらくビッグプロジェクトです。JR東海と県、沿線市町が一層連携し、取り組んでいきたいと思います。

リニア要望

11月28日(日曜)の公務報告

<10時05分~ 岐阜市内で、第1回高校生花いけバトル全国選抜大会に出席>

 この大会は、元々、令和元年度に開催予定でしたが、新型コロナの感染拡大により5回延期、1年8ケ月の期間を経て、ようやく開催となりました。主催者である花と緑の振興コンソーシアムの加藤理事長さんはじめ、関係者の皆さんのご努力に改めて感謝します。

 県では、平成26年10月に全国初となる「岐阜県花きの振興に関する条例」を制定し、毎年8月7日を「花きの日」とするなど、県全体で花き文化の振興に取組んでいます。中でも、若い世代には、新たな花き文化として、スポーツ感覚で花を楽しめる「花いけバトル」を推進し、平成28年度からは岐阜大会を開催してきましたが、今回はじめて、全国選抜大会を開催することができました。

 大会では、作品の出来栄えに加え、観客を魅了するパフォーマンスも審査の重要な要素となります。会場となったショッピングセンターでは、お買い物中の皆さんが、音楽に合わせて躍動しながら作品をつくり上げていく選手皆さんの姿に多くの皆さんが足をとめ、美しい花とともに魅了されていました。

花いけバトル

<11時30分~ 県庁で、県災害対策本部員会議に出席。原子力災害の発生を想定した防災訓練を指揮>

 本日の訓練では新たな取組みとして、避難行動中の新型コロナ対策を踏まえつつ、揖斐川町住民の美濃市へのバスによる広域避難訓練や避難経由所開設・運営訓練などを行いました。

 原子力発電所で、ひとたび災害が発生すれば、その影響は広範囲に、かつ長期に及ぶ恐れがあります。起こりうる様々な事象について想像力を働かせ、指示や準備は常に先手、先手で行うことが、県民の安全を守ることにつながります。訓練の際だけでなく、平時から関係機関との連携を密にし、万が一の事態に備えていきます。

 また、本日の訓練は、県防災会議原子力専門部会の井口部会長、内閣府の志村地域原子力防災推進官に視察いただき、ご意見もいただきました。訓練結果やそれぞれの現場で見つかった様々な課題について、しっかり検証し、今後の改善につなげていきます。

原子力防災訓練

<14時00分~ 長良川競技場で、J3リーグ「FC岐阜 対 藤枝MYFC」戦を観戦>
<16時00分~ 櫻井宏 FC岐阜後援会会長らとともに、FC岐阜2021サンクスセレモニーに出席>

 今シーズン前半は上位を争い、6月から7月前半までは、1位であったため、昇格をおおいに期待していたFC岐阜。しかし、後半は苦戦を強いられ、結果としてJ2への復帰がかなわず、本当に悔しいです。

 また、新型コロナの影響で、試合の観客数や、イベント開催の制限をせざるを得ない状況となり、ファン・サポーターの皆様も、試合に足を運ぶこともできず、残念な思いをされた方も多かったと思います。しかし、このような厳しい状況下でも、選手やスタッフの皆さんは、試合だけでなく、サッカーやかけっこ教室などの県内のスポーツ振興、オレンジリボン運動などの社会貢献活動など、「岐阜県の顔」として、精一杯がんばっていただきました。

 これからも「オール岐阜」で、感染防止対策をしっかりと講じながら、県民、ファン・サポーターの皆さんと一緒に来季の躍進を信じ、応援していきます。

<19時30分~ 県庁で、第44回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 今月11月19日の政府の「基本的対処方針」の改正において、医療提供体制の強化やワクチンの追加接種、日常生活の回復に向けたワクチン・検査パッケージの運用など今後都道府県が取るべき対策の大方針が示されましたが、社会経済活動や日常生活回復の取組みの基盤はしっかりとした感染防止対策にあります。また、世界保健機関(WHO)が懸念される変異株として新たに「オミクロン株」を指定するなど警戒を強める必要も出てきています。こうした状況を踏まえながら、今後の対策の方向性や内容について専門家の皆さんからご意見を伺い、意見交換しました。

専門家会議

11月26日(金曜)の公務報告

<16時00分~ 総理大臣官邸で、岸田内閣総理大臣主催の全国都道府県知事会議に出席し、外国人の入国制限緩和に関する提言>

 岸田総理や関係大臣と全国の知事との意見交換会に出席しました。先の全国知事会においても私から発言し、知事会の提言にも盛り込まれましたが、コロナ対策における水際対策について意見を述べました。本県は人口の3%が外国人県民であり、県の人口に占める技能実習生の割合が全国1位という状況も説明しながら、技能実習生等外国人の入国枠の設定や入国手続きのデジタル化・簡素化の推進、また、入国者の確実な待機のため、受入企業の負担軽減につながる財政的支援の検討を訴えました。

<18時40分~ 嶋田隆 内閣総理大臣秘書官と面談>

 私と同じ経済産業省出身の嶋田秘書官とお会いし、政府の最新動向等をお伺いするとともに本県の新型コロナ対応や経済対策などについて現状をご説明し、意見交換をしました。

11月25日(木曜)の公務報告

< 9時10分~ 県庁で、商工政策に関する協議>

 コロナ禍における県産品の販売状況等について報告を受けるとともに今後の販路開拓や情報発信などについて協議しました。

< 9時25分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 現在の対策「新型コロナウイルス感染症対策~新たな波に備えて~」が今月末に対策期限を迎えることを踏まえつつ、その先の12月、年末年始に向けた対策の方針や内容について協議しました。新型コロナウイルス対策において、感染防止対策と社会経済活動の両立は難しい課題ではありますが、細部にもしっかりと目配りをし、対策をまとめていきたいと思います。

<10時30分~ 第2回岐阜県デジタル・トランスフォーメーション推進協議会・推進本部員会議に出席>

県では、アフターコロナの新たな日常を見据え、デジタルトランスフォーメーション(DX)によって行政、産業構造、ビジネスモデルの変革を図るため、今年度末までにDX推進計画を策定すべく検討を進めています。

 8月末に市町村長さんや様々な分野の代表者の方々にお集まりいただき、計画の骨子案について議論していただき、その議論を基に作成した「計画の素案」を本日の第2回会議でさらに検討いただきました。

 政府においても今月に入り、「デジタル田園都市国家構想実現会議」や「デジタル臨時行政調査会」の初会合がそれぞれ開催され、デジタルの実装を通じた地方活性化やその推進のための法律、行政組織、デジタル基盤などの経済社会制度の早急な作り直しが進められています。いずれも年内に全体像や方向性を示すとされており、こうした状況も踏まえながら、本県としてDXをどう進めていくかを盛り込んでいます。

 本日お示しした素案では、推進計画の基本理念を「誰一人取り残されないデジタル社会である岐阜県」とし、年齢、地域等の状況によらず、全ての県民がその恩恵を享受できる、安全・安心なデジタル社会である岐阜県を目指すこととしました。そして、計画のコンセプトは「DXで生活を『豊かに』『安心に』『便利に』」です。行政のデジタル化や防災、環境、医療、健康、子育て、農林や畜産水産業など様々な分野でのDXを進め、「多様な価値観やライフスタイルを持ち、豊かな人生を送ることのできる社会」、「どの世代も健康に生活し、安心して子育てができる社会」、「役所に赴くことなく、すべての手続きが自宅でできる社会」を実現していきたいと考えています。

 本日の会議でもそれぞれのお立場からご意見をいただきましたが、本日お示しした素案は11月26日(金曜)から1ヵ月間、パブリックコメントを実施し、広くご意見をお伺いしながら策定していきます。

 DXを進めていくうえでは、「何のため・誰のため」に進めるのかを明確にし、また利用される皆さんの目線で進めていくことが大切と考えています。またデジタル一辺倒ではなく、岐阜県の個性、そして「アナログ」、「伝統」の強みも活かして、デジタルだけでは解決できない様々な課題にチャレンジし、岐阜県ならではの新たな「強み」を創造していかねばならないと思います。多くの皆さんの多様なご意見が推進計画をよりよいものとしていくと思います。ご意見をお待ちしております。ぜひご参加ください。

(「岐阜県DX推進計画(素案)」の県民意見募集(パブリック・コメント)はこちら>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/188347.html

DX本部員会議

<12時25分~ スポーツ推進施策に関する協議>

 コロナ禍におけるスポーツイベント開催や今後の対応について協議しました。

 なお、本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者はお1人、感染経路も確認できていますが、ワクチンを2回接種された方であるとのことです。ワクチン接種済みの方もマスク着用、手洗い、消毒など基本的な感染防止対策を徹底・継続いただくよう改めてお願いします。

11月24日(水曜)の公務報告

<15時00分~ 岐阜市内で、水野明久 (一社)中部経済連合会会長ら同連合会役員との意見交換会に出席>

 毎年、中部経済連合会(中経連)の主催により、中経連の事業と中部圏の重点事業について相互理解を深め、当面の諸課題について意見交換を行う場を5県1市(岐阜、長野、静岡、愛知、三重の5県と名古屋市)それぞれに設けていただいています。

 中経連は、中部5県で活動する企業を中心に会員約770団体、中部圏の地域経済・産業の振興、リニア中央新幹線など交通インフラの整備、地方分権の推進や観光振興、地域を支える人材育成の推進など中部地域の広域的課題の解決に向けて積極的に調査や提言を行っておられます。

 本日の意見交換会でも、コロナ禍によって落ち込んだ経済を早期に回復させると同時に、ポストコロナに向けて新しい経済社会を構築していくことを目指して策定された「中期活動指針『ACTION 2025』」など、中経連の今後の活動の方向性や主な取組みなどについてご説明をいただきました。

 この説明を受け、私からは、本県の新型コロナへの対応や県経済の状況など県政の全般についてと、経済や観光の再生に向けた取組み、DXや地球温暖化対策、次世代エネルギー、地方分権などアフターコロナに向けた施策の推進、また、東海環状自動車道などの道路網整備やリニア中央新幹線の整備と活用など重点事業について説明し、意見交換をしました。

 中経連の水野会長さんからも「県と一層連携していきたい」とのお言葉をいただき、双方の方向性を確認できた本日の意見交換も踏まえて、アフターコロナ時代を見据えた取組みを経済界はじめ皆さんとともにしっかりと前に進めていきたいと思います。

(中経連の「中期活動指針『ACTION 2025』」についてはこちら>>>https://www.chukeiren.or.jp/news/p13103/)

中部経済連合会との意見交換会 中部経済連合会との意見交換会

 さて、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は2人でした。0人とはなりませんでしたが、12日連続して5人を下回る日が続いています。また、11月3日(水曜)に市独自の緊急事態宣言発出に至った恵那市のクラスターの終息も確認され、同市は当初予定を1週間前倒しして非常事態を解除されました。県内各地、あるいはそれぞれのお立場での感染防止対策が確実に成果となっているといえますが、海外では感染が再拡大しているとの報道もあり、国内においても常に増加に転じる可能性があります。ウイルスにスキを見せないよう、対策の徹底と継続をお願いします。

11月22日(月曜)の公務報告

<13時00分~ 県庁で、宇野睦 山県市商工会会長が、岡山金平 県商工会連合会会長とともに、全国商工会連合会主催の「21世紀商工会グランプリ」準グランプリの受賞報告>

 「21世紀商工会グランプリ」は、人材育成や経営支援強化等において顕著な事業実績をあげている商工会等に対する全国商工会連合会の顕彰制度です。このたび山県市商工会が準グランプリを受賞され、その報告に同商工会の宇野会長さんが県商工会連合会の岡山会長とともにお越しくださいました。

 同商工会では、新しい補助金の創設を市へ提案。制度を整備する市とも連携して、小規模事業者も利用しやすい補助率の設定や申請手続きを簡素化するなどして、多くの事業者に活用いただけるようにされました。こうした取組みにより、市との連携強化、また迅速な支援による事業者満足度の向上、創業者の増加など地域振興にも寄与したことが評価されたとのことです。こうした地域の事情に応じた連携やきめ細かな取組みとともに県としてもコロナ禍にある県内事業者の皆さんに引き続き様々な形で支援を行い、ともに厳しい状況を乗り越えていきたいと思います。

(山県市商工会の受賞についてはこちら>>https://r.goope.jp/srb-21-49/info/4245240<外部リンク>

山県市商工会

<14時00分~ 岐阜市内で、第31回岐阜県JA大会に出席>

 3年ごとに県内JAの皆さんが集まって開催される大会にお招きいただきました。開催のお祝いとともに日頃から本県の農業・農村の振興はもとより、平成30年からの豚熱対策、また昨今の新型コロナウイルス感染症対策では、グループのJA岐阜厚生連として、入院患者の受け入れや宿泊療養施設の運営などに多大なお力添えをいただいていることなどにお礼を申し上げました。今後も農業の発展、そして県内各地域の発展に向けて、一層の協力・連携をお願いしたいと思います。

第31回岐阜県JA大会

<15時30分~ 県庁で、加藤伸宏 県警察本部長と面談>

 加藤県警本部長とお会いし、本年の県内の交通事故や事件、治安の情勢などについて説明を受けました。特に交通事故については、昨年の同じ時期に比べて死者が増加しており、特に高齢の方の事故が多くなっているとのことです。これから年末に向けて例年事故が多発する時期となります。交通ルールを守ることはもちろん、歩行時の反射材着用など、被害者にも加害者にもならないようオール岐阜で気を付けていきましょう。

(岐阜県警察>>https://www.pref.gifu.lg.jp/site/police/

<16時50分~ 横山豊 鶯谷中学・高等学校校長、伊藤壽 日本将棋連盟岐阜県支部連合会会長・同校将棋部特別技術顧問、同部の宮堂力旗さん、加藤慎士さん、宮堂孔暉さんが、「第45回全国高等学校総合文化祭」将棋部門(男子団体戦)の優勝報告>

 本年7月31日(土曜)・8月1日(日曜)に和歌山県で行われた全国高等学校総合文化祭の将棋部門(男子団体戦)において優勝(文部科学大臣賞を受賞)した同部の皆さんがその報告にお越しくださいました。同部としては初の優勝、また本県としても男子団体戦での優勝は昭和60年の岐阜高校以来、36年ぶり2度目の快挙です。

 3人が同時に対局し、2勝以上したほうが勝利となる方式の決勝戦では、まず1勝を奪われ、その後1勝1敗になった後、残る対局では双方持ち時間を使い切って1手を30秒以内で指さなくてはならない状況を乗り越えての優勝とのことで、皆さん将棋の力はもとより冷静かつ強い気持ちをお持ちであったからこその勝利であったと思います。さらに研鑽を積まれて、ぜひ来年の連覇を期待しています。

鶯谷高校将棋部

<17時40分~ 商工政策に関する協議>

 コロナ禍における飲食業界や商工業者の状況について報告を受け、今後の対応について協議しました。

 なお、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は0人でした。今月に入って0人となるのは4日目、皆さんの感染防止対策の徹底と継続に感謝申し上げます。一方で、今週一気に寒さが進むとの予報もあります。寒くなるとどうしても換気が疎かになり、また湿度の低下もウイルスの飛散につながるとも言われています。暖房をお使いの際もこまめな換気、また加湿器の活用などをお願いします。

11月21日(日曜)の公務報告

< 9時25分~ 県庁で、ウェブ会議による「全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部」に出席>

 政府のコロナ対策の全体像の提示や新たな経済対策策定などの変化を受けて、知事会が開催され、私からはきめ細やかな制度設計を大前提として、「感染状況の新たなレベル分類」、「ワクチン・検査パッケージ」、「水際対策」などについて意見を述べました。特に水際対策については、企業や大学など入国者の行動を管理する受入れ責任者の事務的、金銭的負担が大きいことから、手続きの簡素化やデジタル化など様々な支援を検討すべきであると意見し、知事会で取りまとめ、政府に求めていく緊急提言にも反映されました。 

(全国知事会緊急提言はこちら>>>http://www.nga.gr.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/2/20211121_teigen.pdf<外部リンク>

全国知事会

<17時15分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者は1人で、新しいクラスターや既存のクラスターの拡大の確認もありませんでした。

<17時30分~ 第5回新型コロナウイルスワクチン供給調整本部に出席>

 本県の1回目のワクチン接種率は、当初見込んだ対象者の80%を大幅に超え、目標としてきた希望者への11月の早い段階での接種完了は概ね達成できたといえます。これも医療関係者、市町村、経済団体など関係皆さんのご尽力のおかげと感謝しています。こうした中で12月からの追加接種に関する政府の方針が示されたことから、今後の県の対応方針について協議しました。

<19時00分~ 第2回岐阜県外国人県民感染症協力推進会議に出席>

 新型コロナの第5波においては、派遣労働者を含め、外国人県民関連のクラスターが多数発生、感染者全体に占める外国人県民の割合が非常に高くなりました。この事態を受け、外国人県民に対する効果的な感染防止対策などを協議するため、学識経験者や医療、経済団体、また行政のほか、国際交流団体や外国人県民コミュニティ関係者の皆さんにお集まりいただき、10月に第1回会議を開催したところです。第2回の今回の会議では、現在の感染状況や入国制限の緩和等の状況を踏まえ、よりきめ細かな外国人県民に対する感染防止対策や入国制限の緩和について、意見交換をしました。

外国人県民感染症協力推進会議

11月19日(金曜)の公務報告

<14時00分~ 瑞穂市内の朝日大学で、宮田淳 同理事長、大友克之 同学長と「地域における高等教育機関のあり方、地方創生と大学の役割」をテーマに、大学創立50周年記念の鼎談>

 学校法人朝日大学さんの創立50周年記念に宮田理事長さん、大友学長さんと鼎談をしました。

 同学は、昭和46(1971)年に岐阜歯科大学として開学、昭和60(1985)年には、校名を朝日大学とされ、現在は、歯学部に加え、経営学部、法学部、保健医療学部の4学部を有しておられます。とりわけ医療分野では、大学病院や医科歯科医療センターなど医療現場と直結した教育を可能にされるとともに本県の医療拠点として、県民の健康維持・増進にも尽力いただいています。また、スポーツにおいても平成24(2012)年のぎふ清流国体をはじめ、多くのオリンピアンも輩出されるなどトップアスリートの競技力向上はもとより、指導者派遣による選手育成や地域スポーツの推進を支えていただいています。今後とも本県の将来を担う人づくり、また地域振興にお力添えいただくことを期待し、創立50周年を機に更なる発展をお祈りしています。

(朝日大学についてはこちら>>>https://www.asahi-u.ac.jp/<外部リンク>

<15時30分~ 県庁で、全国知事会に関する協議>

 明後日(11月21日(日曜))に開催予定の全国知事会における論点整理や提言案の検討をしました。

<16時00分~ 石黒明秀 (株)十六銀行取締役頭取から、リトアニアの絵本を受領及び感謝状の贈呈>

 同行から、国際交流の促進のためにと県内の幼稚園や保育園、図書館などへ、リトアニアの絵本を650冊寄贈いただきました。

 本県出身の外交官杉原千畝氏の功績がきっかけとなり長年にわたって発展してきた本県とリトアニアの交流ですが、平成29(2017)年に同行の村瀬幸雄会長(当時頭取)が在岐阜リトアニア共和国名誉領事に就任されて以降、リトアニアの企業と県内企業とのコラボレーション商品が誕生するなど、さらに交流を拡げていただいています。今回の絵本の寄贈も、幼児教育という新しい面での交流をもたらしていただきました。絵本には同国の詩が収録されており、子どもさんたちにもリトアニアの文化やその魅力に触れていただきやすいものと思います。絵本がきっかけとなって、次代の国際交流の担い手が育ち、両国の絆がさらに強く、深まることを願っています。

リトアニアの絵本受領 リトアニアの絵本受領

<17時40分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者は、昨日(11月18日(木曜))に続き、0人でした。2日連続で新規感染者が0人となるのは、昨年の10月以来、387日と実に1年1ヵ月ぶりです。オール岐阜での取組みの成果であると感謝していますが、再び感染拡大に転じさせないよう、基本的な感染防止対策の徹底と継続を改めてお願いします。

11月18日(木曜)の公務報告

<10時00分~ 第1回岐阜県外国人材活躍・多文化共生推進本部員会議に出席>

 同本部は、多文化共生社会の実現や新たな外国人材の活躍推進のために設置していますが、今回は、特に新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた取組みについて、実際に日頃から外国人県民と接している外国人コミュニティや外国人雇用企業の方からお話を伺うとともに、入国制限の緩和等について、名古屋出入国在留管理局から説明をいただき、意見交換をしました。

 新型コロナ第5波においては、外国人県民関連クラスターが多数発生し、感染者全体に占める外国人県民の割合も非常に高いものがありました。感染防止のために実施することは、日本人も外国人も区別はありませんが、言葉の問題や生活習慣の違いなど、特有の事情もあり、そうした特徴を踏まえて、対策に取り組んでいかなければならないと考えます。折しも県では、多文化共生推進基本方針の改定を進めています。今回、新型コロナ対策を通して見えてきた現場の実態や諸課題などを踏まえ、関係機関とも連携しながら改定を進めていきます。

第1回岐阜県外国人材活躍・多文化共生推進本部員会議

<11時10分~ 第2回岐阜県温室効果ガス排出抑制推進本部員会議に出席>

 本年5月に設置した同推進本部の第2回本部員会議では、「『脱炭素社会ぎふ』の実現に向けた体制の強化及び施策の充実」について協議しました。

  また、県内で温室効果ガス排出抑制に積極的に取り組んでおられる方から生の声を伺おうと、バローホールディングス等が入居する複合商業施設等の開発や運営をされている(株)バローマックスの横山社長さんにお越しいただき、同社の太陽光発電を活用した取組みなどについてお話を伺いました。温室効果ガス削減のため、今後、県有施設で太陽光発電設備の導入を検討していくうえで大いに参考になりました。

 先ごろ(11月2日)、英国で開催された「COP26世界リーダーズ・サミット」においても岸田総理が、「2050年カーボンニュートラル」を実現するため、2030年度に、温室効果ガスを、2013年度比で46パーセント削減することを目指し、さらに、50パーセントの高みに向け挑戦を続けていくと世界に発信されました。今後国の動きが本格化することも踏まえながら、脱炭素の取組みを最大限実施していきたいと思います。

第2回岐阜県温室効果ガス排出抑制推進本部員会議

<14時00分~ 県庁で、加藤久視 県立東濃特別支援学校校長らが、デジタル庁主催の「2021年デジタル社会推進賞」銀賞の受賞報告>

 「社会全体のデジタル化、人に優しいデジタル化」に貢献する個人や団体を表彰するため、本年9月に発足したデジタル庁が創設したデジタル社会推進賞。第1回となる今年度は全国から約300の応募があり、プラチナ賞、金賞につぐ銀賞に東濃特別支援学校の取組みが選ばれ、同校の加藤校長先生やICT活用を研究するグループの先生方が受賞報告にお越しくださいました。

 小学部、中学部及び高等部で、知的障がい・肢体不自由・病弱の児童生徒、約200人が学ぶ同校では、一人一台端末の積極的な利用と情報活用能力の育成に取り組んでいます。今回受賞となった先生方の活動では、知的障がいのある子や低年齢の子でも楽しめる学習アプリを活用した学習活動、3Dプリンタ等を活用した創作活動などICT技術を活用した学習支援を行っておられ、卒業後の就労を目指した情報処理の資格取得などにもつなげていると伺いました。児童生徒さんのやる気や学びへの探求心を高め、また達成の喜びを感じてもらううえでICTをうまく活用し、また工夫されていることに感心しました。

県立東濃特別支援学校「2021年デジタル社会推進賞」銀賞受賞報告 県立東濃特別支援学校「2021年デジタル社会推進賞」銀賞受賞報告

<17時10分~ 全国知事会に関する協議>

 近々、開催される予定の全国知事会における新型コロナウイルス対策などの議題について、論点整理を行いました。

<17時25分~ デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する協議>

 本県では、DXを、単なるデジタル化の進展ではなく、暮らし方、働き方、生き方の大きな変容につながる、アフターコロナ社会における「清流の国ぎふ」づくりを展望する上での非常に重要なテーマと捉え、県政を見直す「政策総点検」と位置付け取り組んでおり、併せてDX推進計画を策定中です。計画の素案をまとめるにあたり、各界の皆さんからお伺いしているご意見を反映しながらどう整理していくかなどについて協議を行いました。

<17時55分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新規感染者は、一昨日(11月16日)に続き、再びゼロとなりました。しかし、重ねてお伝えしていますが、私たちの周りのウイルスがゼロになったわけではありません。対策そして気持ちを緩めることなく、引き続き感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

11月17日(水曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、レスリング2021世界選手権男子グレコローマンスタイル55kg級出場の松井謙 選手が、丸山充信 県レスリング協会会長、若山真毅 中京高等学校レスリング部コーチとともに、同大会の優勝報告。同選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>

 本年10月にノルウェー・オスロで開催された同世界選手権において、瑞浪市の中京学院大学附属中京高等学校(現:中京高等学校)出身の松井謙選手が、男子グレコローマンスタイル55kg級の優勝報告にお越しくださいました。グレコローマンスタイルでは、我が国史上最年少の優勝ということで、お祝いをお伝えするとともにこの栄誉を称え、「清流の国ぎふ栄誉賞」をお贈りしました。

 松井選手とは、平成29(2017)年のレスリング世界カデット選手権大会男子グレコローマンスタイル50kg級の優勝の際も報告にお越しいただき、お会いしていますが、より逞しく、また自信を湛えた姿に今後のますますの活躍を期待せずにはいられませんでした。

レスリング松井謙選手

<12時00分~ 岐阜市内で、長屋充良 岐阜県人会インターナショナル会長、水谷ハッピー 第1回岐阜県人世界大会実行委員長と懇談>

 本年5月に私も来賓として出席して設立総会が開催された世界各地の岐阜県人会のネットワーク「岐阜県人会インターナショナル(GKI)」の会長でブラジル岐阜県人会の長屋会長さん、来年開催予定の第1回岐阜県人世界大会の実行委員長でもある水谷ハッピー米国南加(南カリフォルニア)岐阜県人会前会長さんがそれぞれ帰国された機会をとらえ、お会いしました。

 日々のGKIや県人会の活動を通じて岐阜の魅力発信に貢献いただいていることに感謝をお伝えするとともに世界各地の岐阜県人会を取り巻く状況や世界大会の準備の進捗などについてお伺いし、意見交換をしました。

<13時45分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況について報告を受けるとともに対応を協議しました。

<14時45分~ 環境政策に関する協議>

 県民生活や事業活動等を含めた県域全体から排出される温室効果ガス及び、県が行う事務や事業の実施により排出される温室効果ガスの削減を図るため、私が本部長となって、県温室効果ガス排出抑制推進本部を設置しています。

 本年5月には、県自らが大規模な事業者であるという立場から、率先して温室効果ガスの削減を図るとともに、間接的に削減に寄与する紙、水の使用量、廃棄物の処分量の削減といった環境配慮に関する取組みを引き続き実施すべく、「県温室効果ガス排出抑制率先実行計画」も定めて取組みを始めています。

 これら計画など温室効果ガス削減の取組み状況について報告を受けるとともに今後の対応を協議し、また明日(11月18日)このテーマで開催予定の県推進本部員会議の論点整理などを行いました。

<15時30分~ 徳永篤 三徳(株)代表取締役から、県立特別支援学校における教育活動充実のための寄附目録を受領及び感謝状の贈呈>

 岐阜市で宅地造成や外構工事などをされている同社から特別支援学校の教育活動の充実、発展のためにということで、ご寄附をいただきました。

 徳永代表取締役から、特別支援教育に寄せるお気持ちについてお話をお伺いしましたので、一層しっかりとお気持ちを受けとめて、特別支援学校の皆さんのために活用させていただきます。

寄附受領

<16時15分~ 松下陽子 東海防衛支局長が就任挨拶>

 防衛支局は、防衛省の地方組織で、自衛隊の任務遂行に必要な装備品や役務の調達、自衛隊施設の整備工事、自衛隊の運用に伴う障害防止工事などへの補助金交付等、自衛隊と地域との連絡調整を担っておられます。このうち、東海3県(愛知、岐阜、三重)を管轄としている東海防衛支局の松下支局長が就任の挨拶にお越しくださいました。

 本県における業務の現状などについて説明をいただくとともに先ごろ公表された「令和3年版防衛白書」の内容についてもお話いただきました。

<17時30分~ 全国知事会に関する協議>

 新型コロナウイルス対策や経済対策など全国知事会における議論や検討状況について報告を受け、今後の対応を協議しました。

 さて、本日、新型コロナウイルスの新規感染者は3人で、残念ながら感染者ゼロは続きませんでした。昨日も申し上げましたが、1日のデータがゼロになったとしてもウイルスは常に私たちの行動のスキを狙っています。再びゼロに、そしてそのゼロが続いていくように、今一度マスクの正しい着用、手洗い・消毒など基本的な感染防止対策の徹底と継続をお願いします。

11月16日(火曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 先日の専門家会議での議論や国の対策内容を踏まえ、今後の対策について協議しました。

<13時00分~ 岐阜市内で、辻󠄀正 県中小企業団体中央会名誉会長、加藤智子 同顧問、今井哲夫 同会長らと面談>
<13時30分~ 県中小企業団体中央会理事会に出席>

 県中小企業団体中央会は、現在金属加工や陶磁器など500を超える組合が会員となり、中小企業組合の設立、運営の指導などを行っておられます。その中央会の役員の皆さんとお会いし、意見交換、また理事会において挨拶をさせていただきました。 

 中央会では、このコロナ禍における組合運営相談への対応や外国人技能実習生への感染防止対策の積極的な周知など、きめ細かに組合への指導や支援をいただいています。県内企業の99.9%が中小企業である本県において、新型コロナで傷んだ経済の再生には中小企業の成長が欠かせません。県としても、まずは新型コロナの影響による東南アジアからの部品供給の停滞などを踏まえたサプライチェーン対策の強化や観光産業の早期回復に向けた誘客強化を進めるとともにDXや脱炭素化などコロナ後を見据えたビジネスの変革も支援していきます。

県中小企業団体中央会理事会

<15時05分~ 東京2020オリンピック競技大会総合馬術個人出場の戸本一真 選手が、武仲哲司 県馬術連盟理事長とともに、同大会の入賞報告>

 東京2020オリンピック馬術での総合馬術個人で見事4位に入賞された戸本選手。この総合馬術という競技は、演技の正確さと動きのスムーズさを競う「馬場馬術」、障害物を飛び越える技術とタイムを競う「障害馬術」、障害物が多数設置されたコースを駆け抜ける「クロスカントリー」の3種目を同一の人と馬で行うというもので馬術のトライアスロンとも呼ばれています。また、オリンピックの代表として選出される道のりも、1年に渡る競技会の成績、競技会におけるパフォーマンス、馬の健康状態、選手の健康状態、チームスピリットや振る舞いなど、こちらも人馬そろって総合的に評価されるとのことで、人馬一体、その全てが高く評価されたうえでの出場・4位入賞という大快挙に一層嬉しくなります。ぜひともパリオリンピックにも挑戦いただき、順位を上げて、表彰台に立たれることを期待しています。

馬術戸本一真選手

<15時30分~ 地場産業に関する協議>

 コロナ禍における県内地場産業の現状について報告を受け、新たな販路開拓などについて協議しました。

<15時45分~ 北村晃彦 名古屋出入国在留管理局長が就任挨拶>

 日本人や外国人が出入国する際の審査、入国した外国人の在留手続など出入国在留管理行政を担う組織として、平成31(2019)年に法務省の外局として出入国在留管理庁が設置されました。その地方組織として国内8つの出入国管理局が設置されており、東海3県、富山、石川、福井、静岡のあわせて7県を担当しているのが名古屋出入国在留管理局となります。

 北村局長さんから就任挨拶をいただくとともに本県を含むこの地域の出入国在留管理の現状やいわゆる「水際対策」などの新型コロナ対策についてお伺いしました。

<16時15分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本年3月15日以来246日ぶりに新規感染者がゼロになりました。このことは、「オール岐阜」での努力の結果として喜ばしく思います。しかしながら、これは本日1日のデータに過ぎず、引き続きウイルスが私達の行動の隙をついて感染が拡大する状況には変わりがありません。引き続き、ワクチンを接種した方も含め、油断なく基本的感染防止対策(マスク着用、手洗い、三密回避、換気など)の徹底をお願いします。

<17時00分~ 山田早輝子「岐阜の宝もの」認定委員・(株)フードロスバンク代表取締役社長と面談>

 山田さんには、本県の「岐阜の宝もの」認定委員をお願いしていますが、海外の自治体でのSDGsアドバイザーや多くの人をつなげることにより、食品ロス削減から始まる環境改善を目指す(株)フードロスバンクの代表として、持続可能な社会づくりに取り組まれています。本県でも、「サステイナブル・ツーリズム(持続可能な観光)」や「フードロス(規格外・未利用農林水産物等の有効活用)」に取り組んでいることから、山田さんの世界的な知見をお伺いし、今後の展開について意見交換をしました。

 本県では10年以上前から、地域の自然や歴史、文化を活かした観光振興に取り組んでおり、先日「長良川流域」がサステイナブル・ツーリズムの国際認証機関から2021年「世界の持続可能な観光地100選」にも選ばれました。また、本来食べることができるにもかかわらず捨てられてしまうフードロスの問題にも消費者教育や規格外の農林水産物の有効活用などの取組みを展開しているところです。山田さんからのご助言も活かし、世界からの誘客、未利用農林水産物の活用などをさらに進めていきます。

面談

11月15日(月曜)の公務報告

<10時00分~ 岐阜県東京事務所で、山崎史郎 前駐リトアニア日本国特命全権大使と面談> 

 先日(11月5日)に今回で4回目となる「リトアニアNOW」のオープニング「リトアニアンナイト」に出席しましたが、平成30(2018)年のリトアニアNOW初開催の折に当時着任直前だった山崎前大使にご参加いただきました。

 翌平成31(2019)年には、私がリトアニア勲功章をいただくことになり、その授章式出席のためリトアニアにお伺いした際も山崎前大使には伝達式やリトアニア外務大臣との面談にも同席いただき、さらには私の叙勲祝賀会も当地で開催いただきました。改めて、本県とリトアニアの交流促進にご尽力いただきましたことに感謝申し上げながら、これまでの歩みを振り返り、今後の交流の展望について語り合いました。

<11時00分~ 都内で、矢野龍 (公財)都市緑化機構会長・住友林業(株)最高顧問らと面談>

 矢野会長は、現在も最高顧問を務めておられる住友林業で取締役海外第一部長や社長、会長を歴任され、その間、日本木造住宅産業協会会長を、また現在は都市緑化の調査研究や普及啓発を推進する同機構の会長を務められ、国内外の林業や都市緑化のまさにエキスパートです。

 本県では、平成29年度から「100年先の森林づくり」を新たな政策の柱として掲げつつ、県産材の活用促進など林業経営の「生きた森づくり」と里山や木育など環境面を重視した「恵みの森づくり」の維持強化を図っています。こうした本県のこれまでの取組みや今後の方向について、ご助言をいただくとともに意見交換をしました。

<13時00分~ 国土交通省で、吉岡幹夫 技監に対し、古屋圭司 衆議院議員、金子俊平 衆議院議員、山内登 濃飛横断自動車道事業促進期成同盟会会長・下呂市長、青山節児 同副会長・中津川市長、日置敏明 同副会長・郡上市長、今井俊郎 同副会長・東白川村長、野島征夫 同顧問・県議会議員とともに、濃飛横断自動車道の整備推進に関する提言書を提出>
<13時25分~ 渡辺猛之 国土交通副大臣に対し、同メンバーとともに、濃飛横断自動車道の整備推進に関する提言書を提出>

 現在、国では来年度予算編成に向けた調整がなされていますが、「濃飛横断自動車道」の整備、また整備推進への支援などを国土交通省にお願いするため、同盟会役員である下呂市長、中津川市長、郡上市長、東白川村長、さらには地元選出の古屋衆議院議員、金子衆議院議員、野島県議会議員にも加わっていただき本県選出の渡辺副大臣はじめ同省の皆さんに説明に伺いました。

 郡上市から下呂市を経由して中津川市へ至る、延長約80キロメートルの濃飛横断自動車道は、約8キロメートルが供用されており、現在は、中津川市の「リニア岐阜県駅」の南北アクセス軸を形成するため、中津川で約5キロメートルの区間を整備中です。本自動車道の整備により、郡上市から中津川市間の移動時間が80分となり、整備前と比較して60分も短縮されるなど、県内外の移動時間が大幅に短縮されることが期待されます。また、本県の南北軸である東海北陸自動車道と国道41号が繋がり災害に強い道路ネットワークが構築される効果も大きなものがあります。特に近年、激甚化・頻発化する豪雨により、国道41号の被災や通行止めが相次ぐなど、想定外の災害が常態化する中で、災害時に有効に機能する道路の必要性は一層高まっています。こうした本自動車道の整備に寄せる県民の皆さんの、悲願ともいえる想いをお届けしてきました。早期の整備を引き続き強く求めていきます。

濃飛横断自動車道の整備推進に関する提言書提出

<18時00分~ 大垣市内で、西濃運輸野球部 都市対抗野球大会出場激励会に出席>

 西濃運輸野球部が先月の第92回都市対抗野球東海地区二次予選の代表決定戦で勝利し、社会人野球の最高峰、都市対抗野球本大会出場を決められました。

 西濃運輸野球部といえば、忘れもしません、平成26(2014)年の第85回大会、現在の上皇上皇后両陛下ご臨席の決勝戦。相手の富士重工業をエースの佐伯投手が完封する好投、そして打線は2、6回の好機を確実に点に結び付け、見事2対0で悲願の初優勝!今は亡きセイノーホールディングス元代表取締役会長の田口義嘉壽名誉県民をはじめ多くの皆さんととともに私もスタンドで歓喜しました。

 3年ぶりの本大会出場となりますが、この平成26年の優勝を決定づけるヒットを放った阪本選手が監督となられ、また今も現役でプレーされている選手もいます。優勝を知るメンバーと若い戦力が融合して、更なる力を発揮し、再び東京ドームに「セイノー旋風」を巻き起こしてくれることでしょう。

 優勝チームに贈られる「黒獅子旗」が再び大垣に戻ってくることを期待しています。ぜひ頑張ってください!!

西濃運輸野球部 都市対抗野球大会出場激励会

 さて、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は1人でした。ここ数日は2人以下の状況が続いていますので、新規感染者ゼロまであと一歩まで来ています。しかし、ここで気を緩めることなく、対策の継続と徹底を今一度お願いします。

11月14日(日曜)の公務報告

<19時30分~ 県庁で、第43回岐阜県感染症対策専門家会議に出席>

 全国的に見ると、新規感染者数は非常に落ち着いてきており、直近1週間の人口10万人あたり新規感染者数は全国平均で0.99人。本県は、直近で1.41人と全国9位の水準ですが、それでも他の都道府県と同様、徐々に減少傾向にあります。新規感染者も昨日(11月13日)は1人、本日(11月14日)は2人という状況でした。

 政府では、こうした全国の状況を踏まえ、12日(金曜)に対策本部を開催し、「次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像」を決定しました。「全体像」では、医療提供体制の強化、ワクチン接種の促進、治療薬の確保、そして日常生活の回復について今後の方向性が示されています。感染防止対策(ブレーキ)と経済活性化(アクセル)のバランスをどう考えるか、と常々申し上げていますが、「全体像」を踏まえて、来週にも基本的対処方針が変更され、新型コロナウイルス感染症対策が大きく見直されることとなります。

 会議では、専門家の先生方に本県の感染状況や対策の進捗などを評価いただくとともに、政府の「全体像」を踏まえ、本県としてどう取組むか、ご意見を伺い、意見交換しました。

専門家会議

11月13日(土曜)の公務報告

< 8時15分~ 豊田市内で、古屋圭司 ラリージャパン2022実行委員会名誉会長、小坂喬峰 恵那市長らとともに、FIA世界ラリー選手権 フォーラムエイト・ラリージャパン2022 大会開催概要発表会に出席>
<9時00分~ 同メンバーらとともに、フォーラムエイト・セントラルラリー2021セレモニアルスタートに出席>

 国際自動車連盟(FIA)が主催し、40年以上の歴史を誇る「FIA世界ラリー」。ラリー競技の最高峰の世界選手権で、欧州を中心に世界各地を転戦して開催、非常に人気があります。

 国内では2010年以来開催がなかったところ、再び大会を開催しようという機運が盛り上がり、実行委員会も設立され、また、恵那市、中津川市も会場の一部となったことから、本県としても開催を支援してきましたが、新型コロナを踏まえ2020、2021年と相次いで大会が中止となってしまいました。

 しかし、実行委員会名誉会長で、自由民主党モータースポーツ議員連盟の会長でもある古屋衆議院議員をはじめ、関係企業や開催市など皆さんのご尽力により、来年11月に「ラリージャパン2022」として開催することが決定され、本日発表されました。

 私も開催地を代表して挨拶させていただき、世界最高のラリーに触れ、その運営の一旦を担える喜びをお伝えし、あわせて美しい岐阜の自然の中をマシンが走る姿や県民の皆さんとの交流を通じて、世界の皆さんに岐阜の魅力を発信していきたいと決意を述べました。

 続いて、中止となった今年度の大会コースの一部を活用して行う「セントラルラリー2021」の競技車両のスタートセレモニーに出席。ラリー車の前にフラッグを置き、スタートを切るという初めての体験に少し緊張しましたが、同時に会場の熱気やドライバー皆さんの笑顔を間近で感じ、来年の大会が待ち遠しくなりました。

フォーラムエイト・セントラルラリー2021セレモニアルスタート フォーラムエイト・セントラルラリー2021セレモニアルスタート フォーラムエイト・セントラルラリー2021セレモニアルスタート

<14時00分~ ぎふ清流文化プラザで、「清流の国ぎふ 2020地歌舞伎勢揃い公演」千穐楽に出席。鳳凰座歌舞伎保存会による演目「双蝶々曲輪日記 引窓」を鑑賞>
<16時20分~ 小栗幸江 県地歌舞伎保存振興協議会会長らとともに、同公演の閉幕式典「幕切りの儀」に出席>

 勢揃い公演は、昨年1月の幕開けの口上に始まり、1年10カ月後の本日、千穐楽を迎え、県内32の保存会の皆さん、観客の皆さんともに下呂市の鳳凰座保存会の熱演を鑑賞し、閉幕式典に臨みました。

 千穐楽を迎えることができるのは、コロナ禍の大変厳しい状況で感染対策を徹底しながら稽古を重ね、出演いただいた保存会の皆さんのご努力あってのものであり、また、全公演で延べ2,600人のご来場者、さらにはコロナ禍の新しいる地歌舞伎公演の形として行った「オンライン動画配信」の視聴者など、観客の皆さんのおかげです。皆さんの温かい拍手や応援が大いに役者の皆さんの力となりました。また、本公演から始めたイヤホン同時解説も大好評で、初心者から長年の地歌舞伎ファンまで幅広く楽しめる新しい地歌舞伎の楽しみ方も生まれました。

 心残りは、長く本県の地歌舞伎の振興と次世代への継承に、多大なるご尽力をいただいた地歌舞伎保存振興協議会の小栗榮輝前会長、吉田豊名誉顧問のお二人と本日を迎えることができなかったことです。お二人の生前のご功績に改めて敬意と感謝を申し上げ、安らかなるご冥福を心からお祈り申し上げます。

 コロナ禍にあって、各保存会の活動は難しい面もありますが、こういう時期だからこそ、オール岐阜で文化芸術を盛り上げていく必要があります。また、2024年には、全国から文化芸術・団体が集まる文化の祭典「国民文化祭」の本県開催が予定されています。これを絶好の機会とし、地歌舞伎など本県が誇る伝統文化や文化資源を大いに発信していきたいと思います。

清流の国ぎふ 2020地歌舞伎勢揃い公演千穐楽 清流の国ぎふ 2020地歌舞伎勢揃い公演千穐楽 清流の国ぎふ 2020地歌舞伎勢揃い公演千穐楽

11月12日(金曜)の公務報告

<11時00分~ 県庁で、村瀬心椛 選手が、豊田陽一郎 岐阜第一高等学校副校長、安藤聡 同校スキー部顧問らとともに、スノーボードワールドカップ(スイス大会)女子ビッグエアの優勝報告。同選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>

 先月10月23日、スイスで開催された「スノーボードワールドカップ(スイス大会)女子ビッグエアで初優勝した岐阜市出身の村瀬心椛(ここも)選手から優勝の報告をいただきました。

 このビッグエアという競技は、スキージャンプのような急傾斜面(ほぼ壁のような感覚!)を滑り降り、踏み切り台から空中に飛び出し、「エア」と呼ばれるジャンプ・トリックの難易度を競う競技です。一発勝負であるため、リスクが高い技を決めないと上位に入ることは難しく、しかも3回のジャンプで、同じ技を使うことができないという厳しい条件の中、見事優勝されました。

 村瀬選手は、4歳の時に、家族でスキー場へ行った際、お父様の滑る姿を見て始めたのがきっかけに小学1年生から本格的に競技を始め、小学4年生で、全日本スノーボード連盟公認プロ登録資格を取得し、5年生でアジアプロツアーランキング2位となるなど順調に競技生活を送っておられましたが、2018年12月、米コロラド州キーストーンでのトレーニング中に右膝を骨折、ほぼ1シーズン雪上で滑ることができないという苦しい状況を逆に強化に活かして、リハビリ、トレーニングを経て、フィジカル全体の強化に成功、ワールドカップ自身初となる今回の優勝を達成されました。輝かしい成績ももちろんですが、逆境を見事乗り越え、難しい技に果敢に挑戦する姿は県民の皆さんに夢と感動をもたらしてくれました。その栄誉を称え、清流の国ぎふ栄誉賞をお贈りしました。

 北京冬期オリンピックも近づいています。村瀬選手もぜひ出場したいと語っておられました。この優勝を更なる活躍につなげて、出場、そしてメダルを獲得いただきたいと思います。オール岐阜で応援しています!

スノーボード村瀬心椛選手

<11時30分~ 藤永国博 航空自衛隊第2補給処長兼岐阜基地司令、白井亮次 同飛行開発実験団司令が、二木裕昭 自衛隊岐阜地方協力本部長とともに就任挨拶>

 藤永岐阜基地司令、白井飛行開発実験団司令が、本年9月30日付け着任の挨拶にお越し下さいました。同基地航空自衛隊との災害時の連絡調整などについて改めて確認するとともに引き続きの連携の円滑化と推進を確認しました。

<13時10分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの新型コロナ感染者の状況について報告を受けました。また、政府の対策本部で今後の感染拡大に備えた取組みが決定されたことも踏まえ、本県の対応などについて協議しました。

<13時30分~ 涌井史郎 県立森林文化アカデミー学長らと、県庁舎再整備に関する協議>

 建設中の新県庁舎の内外装等ついて、実際に建築現場に入りまして、完成予想図(パース)等と見比べながら現状確認を行いました。

 令和4年度の竣工を目指し、連日工事が進む新庁舎は、中心となる21階建の行政棟の鉄骨の骨組み工事が17階まで進んでいます。連日、多くの建設関係の皆さんが早朝から工事を進めていただいている姿には、敬意と感謝の気持ちで一杯です。安全第一、無事に竣工の日を迎えられることを心から願っています。

 さて、本日は、県庁舎の出入口となる1階や会議室などが入る3階、また県庁各部局が執務を行う13階などに涌井学長はじめ県庁舎の建設やデザインについてアドバイスをいただいている関係皆さんとともに足を踏み入れ、工事進捗や内装の仕上がり具合などを見て回りました。

 工事中とはいえ、中に入ってみますとここに県民の皆さんがお越しになり、また職員が仕事をしている様子などイメージが浮かんできます。「行政サービスを着実に担う県政の拠点」として、また豊かな自然と伝統文化に彩られた本県の魅力を発信する「清流の国ぎふ」の象徴として、細部にも十分気を配りながら、整備を進めていきます。

(施工業者による新県庁舎建設事業の紹介はこちら>>>https://pref-gifu-construction.jp/)

県庁舎再整備協議

11月11日(木曜)の公務報告

<12時00分~ 岐阜市内で、後藤左右吉 県歌人クラブ顧問と懇談>

 先日、文化庁の地域文化功労者として表彰された後藤顧問とお会いし、お祝いをお伝えするとともにこれまでのご足跡を一緒に振り返りながら、本県への文化振興への想いなどをお伺いしました。

 後藤顧問は、学校教員や岐阜市教育長などを務められながら、歌人として活動され、岐阜県歌人クラブ会長などを歴任、永年にわたる地域に根差した優れた活動がこの度の表彰につながったと伺っております。改めましてこれまでのご尽力に敬意と感謝を表し、本県の短歌文化の振興に益々のご活躍を期待します。

<15時25分~ 揖斐川町春日川合地内で、岡部栄一 揖斐川町長、大久保為芳 同町議会議員、林孝芳 春日区長会長、国枝慎太郎 県議会議員とともに、主要地方道春日揖斐川線を視察>

 この春日揖斐川線は、揖斐川町美束地内を起点とし、同町下岡島地内へ至る道路で、春日地域の皆さんにとっては、生活を支える道路であるとともに、観光など地域振興の役割も担う重要な路線となっています。

 しかし、途中の香六から川合の間は、道路の幅が狭く、車のすれ違いが困難であることに加え、勾配も急であるなど交通の難所となっており、地元の皆さんから拡幅の要望をいただいています。

 そこで、地元選出の国枝県議会議員や岡部町長さんなど関係の皆さんのご案内で現場を視察させていただきました。写真だけでは分からない険しさや道路の状態を直接体感し、地元の皆さんの切実なお気持ちが改めてよく分かりました。早期の道路拡幅に向け対応を進めていきます。

視察(主要地方道春日揖斐川線)

<15時45分~ 揖斐川町内で、岡部栄一 同町長、薬草を活用した飲食・加工販売関係者との意見交換会に出席>

 本県の最西端、同町内の旧春日村地区は、薬草生産が盛んな地域で、近年の健康志向もあって、再び薬草文化による町おこしや商品開発が盛んになってきています。県としても新たな県産品開発の観点から、こうした取組みを支援しており、例えば春日の薬草を使ったクラフトコーラ「ぎふコーラ」の開発支援や大都市圏バイヤーとの個別商談会など販路開拓の支援を行っているところです。

 本日は、こうした活動に取り組んでいる皆さんと意見交換をしましたが、地元の良さを再発見した地元出身者の方や、地域おこし協力隊として揖斐川町で活躍された方、また町外から移住された方など、地元内外の実に様々な方たちが集まって進めてこられた活動であると伺いました。また商品開発だけではなく、地元小学生の薬草摘み体験や町内外の方たちを巻き込んだ勉強会なども開催するなど、地域文化の価値を再発見して継承し、あるいは磨き上げようと力を合わせて取り組まれていると伺い、まさに地方創生そのもの!と感じました。

意見交換会

<16時40分~ 岡部栄一 同町長、大西惠子 同町議会議長、国枝慎太郎 県議会議員との広域観光ルートに関する意見交換会に出席>

 先ほどの薬草文化振興に引き続き、揖斐川町の観光資源の活用について地元の皆さんと意見交換しました。

 揖斐川町内を走る国道303号「西横山バイパス」や同町から福井県へ抜ける国道417号の沿線には、総貯水容量日本一のロックフィルダムである「徳山ダム」や桜に紅葉、門前町で有名な「谷汲山華厳寺」、また道の駅や昨今岐阜のマチュピチュともいわれる「天空の茶畑」など様々な観光資源があり、同町では、道路整備とともに伊吹山や福井、滋賀の伊吹山を囲む市町とも連携した広域観光ネットワークづくりなどを検討されているということです。

 県としても、10月の福井県の杉本知事と私の知事懇談において、広域観光の推進に関する連携で合意しており、特に関ケ原や一乗谷朝倉氏遺跡など歴史的観光資源を活用した共同プロモーションの展開を検討しているところです。

 それぞれの観光資源を活かしながら、互いに連携し、高め合うことで相乗効果が生まれるよう、地域の皆さんとともに引き続き取り組んでいきたいと思います。

意見交換会

11月10日(水曜)の公務報告

<11時00分~ 可児市内で、田代正美 (株)バローホールディングス代表取締役会長兼社長、高石和摩 師範の案内で、(公財)伊藤青少年育成奨学会の武道館「漱玉館」を視察>

 (公財)伊藤青少年育成奨学会の創設20周年を記念して、去る9月に開館した武道館「漱玉館(そうぎょくかん)」をバローホールディングスの田代会長さんのご案内で視察させていただきました。

 同奨学会は、バローホールディングス創業者である伊藤喜美氏の個人資産の一部を基に平成11年に設立され、文化、スポーツ、武道、芸術や教育、国際交流・多文化理解など様々な分野で青少年の健全育成、地域社会の活性化を目的とする活動を支援しておられます。

 その活動の一環として建設されたのがこの武道館で、武道の振興を目的に本格的な剣道競技場を2面完備し、剣道を中心になぎなたや居合道の団体等への貸出、大会の開催等により活用されるということです。

 名前にあります「漱玉」は、滝から水が落ちしずく散る様子を表現した言葉で、人間を育て磨く意味がこめられていると伺いました。また、道場の床下には、能舞台にならって「カメ」が納められており、剣道など素足で足踏みをしたときの足の負担軽減や響きの良さまで考えられているとのことです。

 道場に足を踏み入れますと、思わず背筋が伸びる想いがしましたが、見えない部分へのこだわり、また利用される方々の心身の修養への細やかな配慮がこの凛とした空気を生み出しているのだと感じました。多くの皆さんに大いに活用されることを期待しています。

(漱玉館についてはこちら >https://www.ito-zaidan.or.jp/loan_business/<外部リンク>

武道館「漱玉館」視察 武道館「漱玉館」視察

<14時00分~ 恵那市内の県恵那総合庁舎で、職員との意見交換会に出席>

 先日の本庁職員との意見交換会に続き、本日は現地機関の職員との意見交換をしました。

 全体の企画や調整を担う本庁に対し、現地機関はまさに最前線での実行を担当し、県民や事業者の皆さんとの接点もより近く、より多い職場です。

 本日の意見交換会には、東濃地区の県事務所や農林事務所、土木事務所、研究所などの職員が参加し、新型コロナウイルス感染症による担当業務への影響や働き方、事務事業の見直し、また現地機関として働いている中で職員が感じていることや改善に向けた提案など直接に意見を伺いました。また、東濃地域では、豚熱対応が多発したこともあり、新型コロナウイルス対応とも併せ、こうした危機管理対応についての意見も出され、大変有意義な意見交換となりました。

 今後も職員の持てる力を最大限発揮でき、やりがいを実感できるよう、風通しの良い組織運営に努めていきたいと思います。

職員との意見交換会

<15時20分~ 恵那市内で、水野正敏 県議会議員、小坂喬峰 恵那市長、鵜飼伸幸 同市議会議長と面談>

 水野県議会議員、小坂市長、鵜飼市議会議長さんとお会いし、恵那市における基盤整備や産業、観光振興などについて現状を伺うとともに意見交換をしました。

11月9日(火曜)の公務報告

<10時15分~ 県庁で、子ども・女性政策に関する協議>

 児童虐待など子どもを取り巻く現状について報告を受け、今後の対応について協議しました。

<11時00分~ 岩間邦彦 (株)日本政策金融公庫代表取締役副総裁らと面談>

 国の政策等に基づき、中小企業や小規模事業者、また農林漁業者等の資金調達等を支援する政策金融機関である同公庫の岩間副総裁とお会いし、公庫の新型コロナウイルス関連融資等の取組みについてお話を伺うなどしました。

 また、公庫岐阜支店には、大学生・高校生を対象としたビジネスコンテスト「ぎふビジネス アイデア プレゼンテーション」を県などとともに共催いただくなど本県の起業支援や人材育成にもご協力いただいていることから、私からはこうした取組みへのお礼などをお伝えしました。あわせて、県でも中小企業向けの資金融資等を行っている中、コロナ禍における県内事業者の安定的資金調達のため、公庫による更なるサポートもお願いしました。

<11時35分~ 朝日修 美濃酪農農業協同組合連合会代表理事会長から要望書を受領>

 同協同組合は、牛乳や乳飲料等の製造販売、生乳の販売、飼料・酪農機材器具の販売、酪農家の指導などを行っており、県内産生乳処理量で県下最大となる基幹乳業工場を運営し、県内の他の乳業工場(10工場)に対して生乳の需給調整を行っておられます。

 組合の朝日会長さんをはじめ、関係者の皆さんがお越しになり、この生乳の需給調整機能強化に向けた支援要望をいただきました。新型コロナの影響による学校給食用牛乳の現状などもお伺いしましたので、要望を受け止め、検討していきたいと思います。

 美濃酪農農業協同組合連合会要望書受領

<13時30分~ 新型コロナウイルス対策に関する協議>

 この時点までの感染状況や今後の対応について協議を行いました。

<15時00分~ 記者会見>

 大きく4点の報告について会見を行い、記者の皆さんからは新型コロナ関連などについての質疑をいただきました。

 報告では、清流の国ぎふ芸術祭「Art Award IN THE CUBE 2023」の開催概要の決定についてお知らせしました。

 この「Art Award IN THE CUBE」は、3年に1回、全国規模あるいは海外からの募集も含めて、新しい才能の発掘と育成ということを目的に開催し、今回が3回目になります。

 キューブという、立方体の空間の中で、テーマから自由に発想・創造して“何か”を表現するという企画公募展で、今回は「『リアル』のゆくえ」というテーマを定めました。様々な技術の進化がある中で、あるいはこのコロナ禍で、人と人がオンラインで交流するというようなことになってきた中、何が「リアル」かということで作家、創作者が「リアル」をどう認識して、どのように立方の箱の中を表現するかというのがテーマのポイントです。会期は2023年4月22日から6月18日までで、作品募集は、今年の12月24日から来年の5月16日までの5か月間です。審査員も毎回、異なる顔ぶれで多様な分野の第一線で活躍しておられる、全日本級あるいは世界級の方々にお願いしています。また会期の前後には様々な講演会やイベントも予定しております。ぜひ今から楽しみにしていただきたいと思います。

 このほか、年間を通じて、いつでもどこでも、いわゆるオンデマンドで、県内企業の魅力を発信するWebサイト「ギフッシュ」の開設も発表し、早速この「ギフッシュ」の中の特設ページで、来年1月20日から3月18日までの2か月間、県内最大の合同企業展、「オール岐阜・企業フェス・オンライン」を開催します。

 サイトの中では、企業のプロモーション動画なども掲載する予定でありまして、掲載企業は当初200社、最終的には400社程度まで拡充する予定です。と同時にこれまでの「オール岐阜・企業フェス」で行ってきた対面による企業の方々との接点も大切にして、Webサイトによる「ギフッシュ」と対面の説明会をうまくを組み合わせながら、若者の県内就職を促進していきたいと思います。

 さて、報告の後の質疑において、政府の新型コロナウイルス関連の分科会における感染状況評価の新しい指標の策定の受け止めについてお尋ねがありました。

 検討された提言については、今、国とも実務的に協議をしていますが、従来のやり方から、病床ひっ迫という点に重点を置きながら、地方の現場の総合判断を尊重していくという趣旨の内容になっていると思いますが、これを具体的に運用するにあたっては詰めなければならない様々な課題があると思っております。

状況の変化の中でいろいろなアプローチの仕方を見直していくということはよいことだと思いますので、制度化に向けては、国ともしっかりと詰めた議論をしていきたいと思います。

記者会見

<16時00分~ 中国江西省主催の「第二回鄱陽湖国際野鳥週間イベント」に関するビデオメッセージ収録>

 本県が1988年以来、30年以上にわたって友好提携を結んでいる同省で開催される野鳥の保護強化に向けた行事のオープニングで上映されるメッセージを収録しました。

 中国中部の内陸、長江の南に位置し、約4,600万人が暮らす同省にあるのが、中国最大の淡水湖である鄱陽湖(はようこ)で、毎年60万から70万羽の渡り鳥が飛来する湖です。中でもタンチョウは世界全体の98%、コウノトリは同じく80%程度が飛来するといわれ、こうした希少な渡り鳥や湿地環境の保護などについて研究が進められています。この野鳥週間イベントにあわせて、本県と江西省の若者が野鳥保護の取組みなどについてオンラインで語り合う交流イベントも予定されています。

 私も2018年に友好締結30周年事業で私も江西省にお伺いしましたが、その時目にした自然や交流した多くの現地の皆さんを思い起こしながら収録に臨みました。

<16時30分~ 12月補正予算協議>

 新型コロナウイルス対策や経済対策など県政の諸課題や国の動向を踏まえた対応などについて、予算の状況の確認や補正予算の編成に向けた協議を行いました。

<17時40分~ 県庁舎再整備に関する協議>

 令和4年度の竣工を目指し、連日工事が進む新庁舎ですが、中心となる21階建の行政棟は、鉄骨の骨組み工事が17階まで進み、順次下の階から内装工事も始まっています。

 こうした工事の進捗について確認するとともに細部の打合せや運用に向けた協議などを行いました。

11月8日(月曜)の公務報告

<11時30分~ 各務原市内で、森脇久隆 岐阜大学学長、秋山演亮 千葉工業大 学惑星探査研究センター主席研究員と懇談>

 「宇宙分野の人材育成」に向け、「航空宇宙生産技術開発センター」を学内に設置いただいている岐阜大学の森脇学長、また、内閣府の「宇宙政策委員会専門委員」などを歴任されている秋山主席研究員とお会いし、この後の「ぎふ宇宙プロジェクト研究会」の打ち合わせや航空宇宙産業の最新状況などについてお話を伺い、意見交換しました。

<13時30分~ テクノプラザで、「ぎふ宇宙プロジェクト研究会」第1回勉強会に出席>

 本県の主要産業の一つでもある航空宇宙産業においては、新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、民間航空機事業の比率が大きい企業を中心に売上げが大きく減少することが懸念されています。

 こうした中、コロナの影響による低迷からの脱却だけでなく、産業振興の新機軸として、日々進化する宇宙分野を本県の中核産業として開拓することを目的に「ぎふ宇宙プロジェクト」を立ち上げました。

 第1回は勉強会として、世界的な宇宙産業の潮流、宇宙産業を支える将来人材のあり方や求められる技術的要件などについての講義、また、県内はもとより、国内外の宇宙産業の取組み等についての具体的な事例紹介など、それぞれの専門家や企業の皆さんにお話いただき、航空宇宙産業をはじめ、金融や行政機関などから多くの皆さんに聴講いただきました。

 およそ35年前、私も通商産業省の宇宙産業室において、宇宙開発に全力で打ち込んだ経験があります。本日、このように多数の専門家の皆様や県内企業の皆様にお集まりいただき、研究会をスタートできたこと、また皆さんの宇宙にかける熱い想いを感じ、大変心強く思いました。

「ぎふ宇宙プロジェクト研究会」第1回勉強会

<15時40分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>

 本日の新型コロナウイルス感染症の新規感染者は2人でした。人数としては少ないのですが、本日も新たなクラスターの確認があり、また先日までのクラスターの拡大による感染者増加を思いますと今後の推移も含めてしっかり見ていかねばならないと思います。

 先週の記者会見でもお伝えしたように、ワクチンを接種した方でも感染が確認されており、マスク着用、手洗い、密回避など基本的な感染対策は引き続き気を緩めることなく続けていただくよう重ねてお願いします。

<16時30分~ 西村寿文 全国農業協同組合連合会岐阜県本部長、松尾學 県園芸特産振興会果樹部会かき専門部長、加納智 同副部長から、ブランド柿「天下富舞」を受領>

 先日私も早朝の初セリに参加させていただいたブランド柿「天下富舞」。その生産者やJAの関係者の皆さんがお越しくださいましたので、改めて過去最高値の86万円で落札されたお祝いを申し上げました。

 出荷6シーズン目を迎える天下富舞ですが、お話によると今年の出来具合は、これまでになく良い出来だそうです。来年には、100万円の大台に乗せたいとの決意もお伺いしました。大いに期待するとともに、本県が誇るトップブランドとして引き続き邁進していただきたいと思います。

ブランド柿「天下富舞」受領

<17時00分~ 都市公園に関する協議>

 先日花フェスタ記念公園から改称した「ぎふワールド・ローズガーデン」の現状や今後の整備などについて協議しました。

<17時15分~ 全国知事会に関する協議>

 新型コロナウイルス対策や経済対策など全国知事会における議論や検討状況について報告を受け、今後の対応を協議しました。

11月5日(金曜)の公務報告

<10時20分~ 県庁で、新型コロナウイルス対策に関する協議>
<13時00分~ 新型コロナウイルス感染状況に関する協議>

 直近、またこの時点までの感染状況等について報告を受けました。本県の感染者数が全国的に見て高い水準にあり、その対応について協議しました。

<13時45分~ 文化振興に関する協議>

 来週13日(土曜)に、「清流の国ぎふ2020地歌舞伎勢揃い公演」が千穐楽を迎えます。コロナ禍の中で幾度かの延期がありましたので、感慨もひとしおです。当日の段取りなどについて確認を行うとともに、コロナ禍により打撃を受けた文化伝承の機運を高めていくために、今後の文化振興の展開について協議を行いました。

<14時10分~ 渡邉丈展 (一社)岐阜県レクリエーション協会会長と面談>

 渡邉会長さんから10月30日(土曜)に岐阜メモリアルセンターで開催された、ぎふ清流レクリエーションフェスティバルの開催結果についてお聞きするとともに、県民の皆さんに気軽に、かつ継続的にレクリエーションを行っていただくための今後の取組みについて、意見交換を行いました。

<16時00分~ 小坂喬峰 恵那市長、鵜飼伸幸 同市議会議長、水野正敏 県議会議員と面談>

 恵那市のまちづくりの現状についてお聞きするとともに、人口減少対策や地域活性化への取組みについて意見交換をしました。

<16時45分~ 新型コロナウイルス対策に関する記者会見>

 本県では1日あたり1,000件程度の積極的なPCR検査を行っており、結果として、1日の新規感染者数が2桁にかかるかどうかというレベルで推移し、直近では人口10万人あたりの新規感染者数が全国3位と相対的に高い水準にあります。

 検査数に占める陽性者の割合は1.9%、直近1週間では新たな重症者も出ておらず、病床使用率は4.5%と、ただちに危険水域にあるという状況ではありませんが、第5波が終息しきったとも、第6波の前触れとも、断定できる状況にもありません。このため今はまず『局地局所的に特定の場所で比較的大型のクラスターが発生している』という状況を早期に終わらせると同時に、どこの場所でもどこの地域でも油断すると起こり得るということを、「オール岐阜」で改めて再認識し、再警戒していくことが重要と考えています。

 現状、第5波が終息に向かってきていることは間違いないと思いますが、前述のクラスターでは飲食店の利用者・従業員がマスク未着用だったということですし、夜間の歓楽街への人出が今年7月1日に比し6割程度増加しているというデータもあります。またワクチン接種をしていてもり患する、いわゆるブレイクスルー感染も見られます。ワクチン接種は重症化予防には一定の効果があるものの、やはり基本的な感染防止対策をし、感染再拡大に最大限の警戒をとっていただく必要があります。

 県民の皆さんにおかれましては、基本的な感染防止対策がどこかで緩んでいる、ということがないか、今一度ご自身、ご家族を見渡していただいて、再徹底をお願いいたします。

記者会見

<18時00分~ ぎふ清流文化プラザで、リトアニアNOW2021オープニングイベント「リトアニアンナイト」に出席>
<19時35分~ 岐阜市内で、アルギマンタス・ミセヴィチュス 駐日リトアニア共和国臨時代理大使、村瀬幸雄 在岐阜リトアニア共和国名誉領事、森脇久隆 岐阜・リトアニア友好協会会長と懇談>

 リトアニアとの交流は、杉原千畝氏をご縁とした八百津町とカナウス市との交流を礎に、その後、本県をあげての文化・経済・観光等、幅広い分野での交流に発展をしてきた経緯があります。

 昨年は杉原氏の生誕120年・命のビザ発給80年の年でもありましたので、コロナ禍で交流が困難な状況下ではありましたが、オンラインを活用するなど工夫を凝らしながら交流を継続してきました。その中で、もちろん感染防止対策には最大限配慮してという状況ではありますが、ミセヴィチュス大使にもご参加いただき、リトアニアのソプラノ歌手オーゼロヴァさんの公演などで構成されたオープニングイベントを開催できたことを大変うれしく感じています。

 本日を皮切りとして、リトアニアの文化講座、オンラインでの勉強会、リトアニアの物産と伝統料理のフェアなどを行うイベント「リトアニアNOW2021」が11月末まで開催されます。来年は日本とリトアニアの友好交流100周年にあたりますので、感染防止をとりつつご参加いただきまして、リトアニアへの理解を深め、メモリアルイアーに向けて機運を高めていただければ幸いです。

リトアニアンナイト リトアニアンナイト

リトアニアンナイト

11月4日(木曜)の公務報告

<15時00分~ 浜松市内で、鈴木修 スズキ(株)相談役と面談>

 本日は、自動車メーカー・スズキ(株)で43年の長きにわたり経営トップを務められた鈴木修相談役をお訪ねしました。鈴木相談役は本県下呂市のご出身。そうしたご縁もあって、同社には、高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンの開催にあたり、平成23(2011)年の第1回大会から今年開催の第10回大会まで継続してご協賛をいただき、またスズキアスリートクラブから多数の選手の皆さんに出場いただいています。これまでの様々な温かいご支援・ご協力に深い感謝の気持ちをお伝えしました。

 特に記念すべき第10回は新型コロナの影響で1年の延期を余儀なくされ、今年オンラインマラソンとして開催しました。参加者の方々が1kmごとにスマートフォンから流れる高橋尚子さんからの応援メッセージを聞きながら走ることができる、といったオンラインならではの工夫をこらし、参加者の方々から「モチベーションが上がり、楽しく走ることができた」と好評をいただいたことなどもお話しさせていただきました。そうした話題をじっくりと聞き、鈴木相談役さんがゆっくりと返してくださる言葉の一つ一つに非常に重みを感じました。

 本日お聞かせいただいたお話なども参考にしながら、また第11回大会がよりよく、参加者・地域の皆さんに楽しんでいただける大会となるよう準備を進めていきたいと思います。

 

 なお、本日の新型コロナウイルス感染症新規感染者は9人でした。新規クラスターは確認されませんでしたが、接待を伴う飲食店でのクラスターにおいて新たに2人の感染者が判明、入院患者数は38人・宿泊療養施設入所者数は34人となり、合わせて前日から13人増えています。本県では現在も、感染者が確認された場合に、その関係者を含めて幅広に、徹底したPCR検査を行っております。把握した感染者は入院・入所といった医療に確実につないで拡大を抑え、感染者を減らしていきたいと考えています。県民の皆さんにおかれましては、引き続き基本的な感染防止対策をとっていただきますようお願いいたします。

11月2日(火曜)の公務報告

<10時45分~ 岐阜市内で、「郡上本染展」を視察>

 郡上本染は江戸時代から400年以上続く日本伝統の藍染で、昭和52(1977)年には本県の重要無形文化財に指定されています。特に郡上本染は、正藍染という天然の藍を原料とした伝統の染色技法を用いており、その色合いは「ジャパンブルー」と呼ばれ、国内外で高く評価されています。川に藍染の鯉のぼりをさらし、布についた糊を落とす「鯉のぼり寒ざらし」は冬の郡上の風物詩となっており、映像をご覧になったことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 展覧会場内には、その鯉のぼりをはじめ、タペストリーや小物などが多数展示されており、郡上本染の技を430年に渡って受け継いでおられる渡辺染物店さんのご案内で拝見させていただきました。どの作品も丁寧に染められており、青く深い藍の色に引き込まれる想いがしました。

郡上本染展

<13時30分~ OKBふれあい会館で、県職員研修所「新規採用研修」において講話>

 令和3年4月及び令和2年度中途の新規採用職員等173名を前に講話をしました。新型コロナウイルス感染症対策として、一堂に会してではなく、職員研修所内の講堂など複数の部屋に職員を分散させて、1か所あたりの人数を少なくし、各部屋と回線をつないでスクリーン越しに映像で向かい合うというスタイルで実施しました。

 新規採用職員の皆さんも多くが、入庁から7カ月。自ら学び、あるいは先輩職員のサポートを受けながら、様々な経験を積み重ねつつあると思います。このタイミングをとらえての研修は、職場や仕事にも慣れてきたからこそ、改めて県職員の責務や役割を自覚し、また、早急に身につける知識や能力を習得することで職員の更なる成長を促すことにあります。

 私からは、「県民や組織にとって期待される職員像」や「自らの職員人生をどう描くか」について、新規採用職員の皆さんへの期待を込め、またかつて同じように行政の道を歩んできた私の経験も交えて話をしました。

 新規採用職員の皆さんには、ぜひ様々な分野で、大いに活躍し、そして新たな時代の岐阜県政を中心になって担っていってほしいと思います。

新規採用研修

<15時00分~ 県庁で、木野隆之 県町村会会長らから、新型コロナウイルス感染症対策に関する特別要望書、令和4年度県の予算及び施策に関する要望書を受領>

県町村会要望書受領

<15時50分~ 竹内浩一 県町村議会議長会会長らから、令和4年度県の予算及び施策に関する要望書を受領>

 県内町村長の皆さんの連合組織である町村会、同様に町村議会議長の皆さんの町村議長会、それぞれから来年度の県施策と予算への要望をいただきました。

 新型コロナウイルス感染症対策や防災・減災対策、少子化対策、農林業の振興や基盤整備など多岐に渡るものでしたが、皆さんのお考えをしっかりと受け止めさせていただき、庁内各部局で十分に検討していくとともに国へ伝えるべきものは様々なルートを通じて伝えていきます。

県町村議会議長会要望書受領

<16時15分~ スポーツ推進施策に関する協議>

 来年度以降の県のスポーツ施策やイベントの展開について協議しました。

<18時00分~ 教育政策に関する協議>

 学校現場における新型コロナウイルス感染症対策等について協議しました。

 

 なお、本日の新型コロナウイルス感染症新規感染者は10人でした。接待を伴う飲食店でのクラスター確認や拡大が大きな要因となっており、従業員のマスクの着用がなかったとの報告もあります。会食は4人までを基本とし、短時間でお願いしておりますが、改めてマスクの着用など基本的な感染対策の徹底をお願いします。

11月1日(月曜)の公務報告

<11時00分~ 岐阜市内で、県難聴児支援センター開所式に出席>

 難聴のお子さんや保護者の方たちに対し、保健・医療・福祉・教育の各分野の関係機関と連携し、新生児期から学齢期まで一貫した支援を行う「岐阜県難聴児支援センター」を岐阜大学医学部附属病院に受託いただき、院内に開所することなりました。

 本日の開所に至るまでの間、当センターの設置についてご協力・ご尽力いただいた「岐阜県難聴児支援に関する検討会」の委員の皆さん、また、岐阜大学の皆さんに心から感謝申し上げたいと思います。

 難聴のお子さんは、できるだけ早期に発見し、きこえの程度や成長に合わせて、保健・医療・福祉・教育の各分野の支援を適切に受けることで、ことばを理解し、話し・伝える力が高まるとされています。

 そこで、センターでは、難聴と判明した初期の段階から、難聴のお子さんを持つ保護者からの相談に応じ、必要な医療・療育等の支援につなげるとともに、その後も、お子さんが成長する過程で生じる様々な悩みに丁寧に対応していきます。また、保護者の皆さんが抱える不安を解消するため、音のきこえ方や補聴器の利用などについて理解を深める学習会や保護者同士の交流の場づくり等にも取り組むこととしています。

 センターの開所により、岐阜大学医学部附属病院の難聴に関する医学的な知見を活かし、また関係機関と連携しながら、新生児期から学齢期まで一貫して、難聴のお子さんや保護者の皆さんを支援する体制を整えることができました。しっかりと寄り添った支援を行い、皆さんが安心して生活できるように取り組んでいきます。

(難聴児支援センターについてはこちら>>>https://www.pref.gifu.lg.jp/page/15258.html

県難聴児支援センター開所式 県難聴児支援センター開所式 県難聴児支援センター開所式

<14時10分~ 小倉真治 (一社)医療総合支援機構代表理事と「新型コロナ感染症対応とウィズコロナの展望」をテーマに対談>
 岐阜大学医学部附属病院長を務められ、現在は医療者側・患者側を問わずあらゆる医療に関わる方々の悩みや心配事を解決するための支援を行う同機構の代表理事をされている小倉先生とこれまでのコロナに対する対応や今後の医療体制の維持と経済活性化の両立などについて対談をしました。

<15時10分~ 豊田良則 (一社)岐阜みらいポータル協会会長、武藤昭成 同専務理事、大原基秀 「スタートアップ相談窓口」センター長と面談>

 本年5月、コロナ禍で疲弊した地域経済の立て直しを目的として、地元企業等を産学官が連携して支援するため設立された同協会の半年の取組みの様子や今後の展望などについてお伺いしました。

<16時10分~ 財政に関する協議>

 新型コロナウイルス対策など県政の諸課題への予算の手当の状況や補正の必要性など今後の対応について協議しました。

<17時45分~ 商工政策に関する協議>

 コロナ禍における県産品の生産や販売等の状況や今後の販路拡大に向けた取組みなどについて協議しました。

 

 なお、本日の新型コロナウイルスの新規感染者は4人で、新たなクラスターの確認や拡大もありませんでした。

 本県における緊急事態宣言の解除から1ヵ月が経ちました。10月1日には40人近かったところ、20人台、10人台と減少し、1桁の日が続くことも多くなっています。減少は確かなものとなっているのですが、一方でゼロには至っていません。まずは下げきること、そして再拡大は絶対に阻止するという決意で今後も対策にあたります。皆さんもどうか気を緩めることなく、基本的な感染拡大防止策の徹底と継続をお願いします。

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