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平成30年7月

記事ID:0018360 2018年7月27日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

東海北陸自動車道全線開通10周年

富山県知事と岐阜県知事との懇談会東海北陸自動車道全線開通10周年記念シンポジウム

 太平洋と日本海をつなぐ東海北陸自動車道が全線開通し、今年で10年を迎えます。7月3日(火曜日)には、知事就任以来毎年開催している、石井富山県知事との懇談会と記念シンポジウムを富山県高岡市で開催しました。
全線開通は、多くの効果をもたらしました。たとえば、物資輸送の利便性向上、企業立地の促進やインバウンドの増加などです。そしてなにより本県と富山県の「絆」が一段と強固なものとなったのではないでしょうか。
一方、この道路は、暫定二車線(片側1車線)区間もあることから、交通集中による渋滞や災害による通行止め、さらには正面衝突といった重大な事故が発生しています。
こうしたことから、10周年を機に、早期の全線四車線化を目指す共同宣言を採択しました。今後とも、両県の食や世界遺産、さらにはものづくり産業などの地域資源を活かしつつ、安全・安心が確保される東海北陸自動車道の整備を進めてまいります。

岐阜県障がい者芸術文化支援センター(「TASC(たすく)ぎふ」)開所(7月6日)

TASCぎふオープンアトリエ開所式

 岐阜県では、障がいのあるなしに関わらずともに新たな文化芸術の創作活動を行う「tomoni(ともに)プロジェクト」を展開しています。
この度、その活動の中核的な支援拠点として、「障がい者の芸術文化活動の拠点」をコンセプトとするぎふ清流文化プラザ内に、「TASCぎふ」を開所しました。
ここでは、経験豊かなアドバイザーによる研修や相談、発表機会の創出、ネットワークづくりなどが行われるとともに、オープンアトリエも開設され実際の創作活動にもご活用いただけます。
ここでの取組みが、障がい者の芸術文化活動の裾野を広げるとともに、高いレベルの作品を世界に輩出するきっかけになれば幸いと存じます。
略称『TASC(たすく)ぎふ』は、
「T」tomoni(ともに)
「A」art
「S」support
「C」centor
通称『tomoni(ともに)アートサポートセンター』の略

平成30年7月岐阜県豪雨災害(6月29日〜7月8日)※

土砂崩れ視察の様子

 6月末から7月始めにかけて、西日本を襲った豪雨でお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 この豪雨は、県内16市町村で初めて「大雨特別警報」が発表され、また県内16観測地点で観測史上1位となる雨量など、これまでにない記録的な豪雨となりました。
県内被害は、死者1名、住宅の全壊12棟、半壊203棟、一部損壊106棟、床上浸水206棟、床下浸水781棟(7月24日現在)に上るとともに、道路、河川、鉄道、農地・農業用施設等多方面にわたって被害を及ぼしました。
こうした中、県内各地の被災地の状況を視察してきました。浸水した家屋、川の氾濫や鉄道を寸断した土砂崩れ現場など、間近で確認し改めて大雨の恐ろしさ、水の怖さを痛感したところです。
7月12日には、安倍内閣総理大臣、野田総務大臣に復旧支援の緊急要請をさせていただきました。県としても、復旧作業、被災者支援に最大限に取り組むことはもちろんのこと、今回の豪雨被害で浮き彫りとなった課題を検証し、県民の皆様が安全・安心に暮らせる岐阜県づくりを進めていきます。

※当該豪雨は7月24日に激甚災害に指定されました。

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