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木造住宅の構造とはたらき

 日本の伝統的な木造住宅の名称と機能を解説をしています。
在来軸組構法(ざいらいじくぐみこうほう)は、柱と梁(はり)桁(けた)などの骨組みで家を支える、日本の気候風土にあった建築工法です。
在来軸組工法

名称 よみ 機能 使用される
代表的な樹材
土台 どだい 建物の最下部の横木で、家全体を支える。また、建物の耐久性を維持するうえでも最も重要で、耐久性のある木を選ばなければならない ヒノキ、クリ、ヒバ、ベイヒバ、ベイツガ(防腐剤注入)
根太 ねだ 床板を受ける横木 ヒノキ、スギ、ベイマツ、ベイツガ
大引 おおびき 1階床の根太を支える横木 ヒノキ、スギ、ベイマツ、ベイツガ
火打土台 ひうちどだい 土台の隅の部分を補強するための45度に取り付る材
「火打ち」は、むかし用いた火打ち鉄の形が三角形であったことから(大工作業の実技理工学社)
ヒノキ、クリ、ベイツガ、ベイヒバ
床束 ゆかつか 床下の束で、床の荷重を支える支柱 ヒノキ、スギ、ベイマツ、ベイツガ
管柱 くだはしら 2階建ての建物で1階と2階とで分かれた柱 ヒノキ、スギ、集成材
通柱 とおしはしら 1階から2階までつなぎ目のない1本の柱で、胴差などの荷重がかかるため、耐力的に優れた機能が要求される ヒノキ、スギ、集成材
間柱 まはしら 筋違いや壁下地取り付け用の小柱で荷重を受けることは少ない ヒノキ、スギ、ベイマツ、ベイツガ、集成材
筋違い すじかい 柱と柱の間に斜めに入れた補強材で、耐震、耐風の役割を持つ ヒノキ、スギ、ベイツガ、ベイマツ
ぬき 土壁の真壁づくりの構造を堅固にする補強材 ヒノキ、スギ
胴差 どうざし 通柱を連結して建物の胴体を固めると同時に、二階梁を支える太い横木 ヒノキ、スギ、ベイマツ、集成材
火打梁 ひうちばり 梁と桁のつなぎ目に三角になるように斜めに取り付けるもので、骨組みを固めると同時に耐震、耐風の役割を担う ヒノキ、スギ、マツ、ツガ、ベイマツ、ベイツガ
母屋 もや 垂木を受ける横木で母屋桁ともいう ヒノキ、スギ、ベイツガ
棟木 むなぎ 屋根の最頂部の桁取り付けが終わると上棟式という儀式が行われる ヒノキ、スギ、ベイツガ
野地板 のじいた 屋根ふきの下地 ヒノキ、スギ、ベイツガ
垂木 たるき 母屋、軒桁に通して固定し、屋根をふくための材 ヒノキ、スギ、ベイツガ、合板
小屋束 こやづか 屋根の荷重を梁に移す役割をもつ支柱 ヒノキ、スギ、ツガ、ベイマツ、ベイツガ
小屋梁 こやばり 屋根と支える小屋組の荷重を支え、柱に移していく材で、古くからわん曲した丸太材を使ってきた マツ、ツガ、モミ、ベイマツ、ベイツガ
軒桁 のきげた 軸組の最上部にあり、屋根から下の建物を固めるとともに屋根の荷重を支える役割がある ヒノキ、スギ、マツ、ツガ、ベイマツ、ベイツガ
敷桁 しきげた 軸組の最上部にあり、屋根から下の建物を固めるとともに小屋梁などの端をうけるもの ヒノキ、スギ、マツ、ツガ、ベイマツ、ベイツガ
二階梁 にかいばり 階上の床を支え固定する梁 ヒノキ、スギ、ベイマツ、集成材
胴縁 どうぶち 壁の合板や羽目板などを取り付けるため、柱や間柱に水平に打ち付けた細長い板のこと ヒノキ、スギ、ベイマツ、ベイツガ
妻梁 つまばり 軸組側面の最上部で軒桁と屋根部の荷重を支える ヒノキ、スギ、ベイマツ、集成材