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平成25年度ぎふ水土里の魅力写真コンクールの結果について

 農業・農村は、お米や野菜などの食料を生産する以外に、農業の営みや農村の人々の暮らしを通じて、「洪水を防ぐ」「川や地下水をうるおす」「安らぎを与える」といった、私たちの生活に大きく関わる重要な役割を持っています。
また、営農活動、伝統文化の伝承により農村の絆が生まれ、深まり、この絆によって農業・農村が守り伝えられてきました。
県では、農業・農村の様々な役割や魅力、そして育まれてきた絆を多くの方々に知っていただき、将来に渡って守り伝えていくため、農業・農村での絆が感じられる活動や様子をとらえた写真を募集する「ぎふ水土里の魅力写真コンクール」を開催し、入賞作品が決定しました!

  • 募集テーマ
  • 農業・農村が育む絆

 平成25年度に実施した「ぎふ水土里の魅力写真コンクール」の入賞作品を紹介します。

最優秀賞(知事賞)1作品

最優秀賞
【題名】子供たちの未来のために【撮影者】佐藤幸邦氏

審査講評

先代から受けつぎ、営々と耕されてきた棚田。今を生きる母子が早苗を植える。お腹にたくましい未来を身ごもる、早苗を持った母親の姿が、水をたたえた棚田でひかりかがやく。作品のタイトルは、「子供たちの未来のために」。命の連鎖を強く訴える作品に仕上がっている。おじいさんに助けられながら次代につないでいく母親と幼女の田植え体験の一コマを見事なシャッターチャンス、シャープな映像、芸術的な構図で切り取り、「農業・農村が育む絆」をテーマとした「ぎふ水土里の魅力」写真コンクールの最優秀にふさわしい傑作である。

優秀賞

優秀賞1
【題名】田の神祭り【撮影者】佐合富春氏

審査講評

 「天の時、地の利、人の和」を偲ばせる幻想的な光景である。こつこつと野石を積み上げ、営々と築きあげてきた棚田の岩座(いわくら)に田の神をむかえ、農耕の安寧と豊穣を祈る。薄暮にうごめく人影、浮かび上がる棚田のあぜ、中央に田の神が鎮座する。行灯のあかりに照らされ、まぶしいほどに神が浮かび上がる。ローソクで点々とふちどられた棚田の構図の中に、主(ぬし)となる田の神にスポットライトを当て、うごめく人影を溶け込ませている。薄暮の少ない光量の中で高度な撮影技術を駆使した秀作である


優秀賞2
【題名】お田植え祭り【撮影者】纐纈照雄氏

審査講評

水田農耕社会の昔のムラは、みんなこのようだった。ムラの御神田に稲神をむかえ、田楽を奏し、ともに楽しみながら体に堪(こた)える田植えを結う。年々の豊穣を祈る儀式はかかせなかった。サクラ咲く季節になるとサナエをサオトメが植え、稲神様のお力にすがる。「サ」は稲神様、依代(よりしろ:クラ)はサクラの木だ。稲神の宿る苗(サナエ)を稲神の化身(サオトメ)が植える。田楽を囃し立て、みんなで祈り、楽しんだ。女子高生の力を借りて恵那市長島(おさしま)で復活した「お田植え祭り」の一コマを見事な構図でよみがえらせた秀作である。

佳作

収穫_
​【題名】収穫
【撮影者】後藤守忠氏

夫婦の絆
【題名】夫婦の絆
【撮影者】青木孝義氏


後継者育て
​【題名】後継者育て
【撮影者】馬渕公明氏

ひと休み
【題名】ひと休み
【撮影者】馬渕公明氏


初夏の田園風景
​【題名】初夏の田園風景
【撮影者】近松文雄氏

パパと一緒に
【題名】パパと一緒に
【撮影者】佐藤幸邦氏


「春を求めて」ウォーク
​【題名】「春を求めて」ウォーク
【撮影者】河原良昭氏

「めっちゃ楽しい」
【題名】「めっちゃ楽しい」
【撮影者】河原良昭氏


小さな見張り番
​【題名】小さな見張り番
【撮影者】小栗富代氏

汗だくで泥上げ
【題名】汗だくで泥上げ
【撮影者】奥田忠良氏


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