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令和2年12月2日 水曜日 午前9時30分から午前11時30分まで
海津警察署
協議会委員5名
警察署長以下11名
委員5人が署員(29人)の実施する通常点検(点検礼式)を視察。
視察(点検礼式)終了後に会長から、装備品の備えを怠らず親しみやすくも有事の際に頼りになる警察官としての活躍を期待している旨の講評を受けた。
1.署長挨拶
署長から、11月に発生した強盗事件の検挙報告と、年末の交通事故抑止に向けた対応と意気込み、本日視察を受けた通常点検の概略説明などに触れた後、本日実施予定の署員紹介で、署員を身近に感じていただきたい旨挨拶した。
2.会長挨拶
会長からは、過去の視察(施設見学)に触れ、以前は今より制限を受けることなく視察(施設見学)に行けたが、今年はコロナのこともあって色々な苦労があるなか、幹部のアイデアにより通常点検礼式の視察ができたことに謝意を示すとともに、今後も住民の安全・安心につながる活動を継続してほしい旨、警察に対する要望を折り込んだ挨拶がなされた。
3.代表者会議伝達(会長実施)
10月28日に実施された警察署協議会代表者会議の結果等について、会長から伝達された。
代表者会議では、犯罪抑止対策の各署における取組として、
○防犯カメラの活用
○地域・自治体との連携
○パトロールの強化
○少年補導・子どもの見守り活動
○自転車盗対策
○ニセ電話詐欺
○広報活動
の7項目について、当日発表された内容等を聞いて思ったことなど要点的に伝達された。
また教養課長による「採用後の警察官育成状況について」の伝達のほか、オブザーバー幹部からの「増加する外国人に対する防犯教育」の話を例に挙げ、連れ去り防止、虐待防止、子ども相談センターとの連携、見守り活動等の警察活動についての紹介もなされた。
4.警察官等による業務説明
警察官等による業務説明は、地域課・生活安全課・会計課・交通課から各1名を選出し、各人10分ほどの時間で実施した。
地域課員からは、警察官拝命前に覚えたバルーンアートの実演をしながら、その特技を防犯講話などの際に活用している旨を話し、委員からバルーンアートを活用するようになった経緯などについて質問が上がった。
生活安全課員からは、思い出深い出来事として新任時の経験を例に挙げ、卑劣な犯罪被疑者の検挙は警察官しかできず、被疑者を検挙しその被疑者が起訴等されることにやりがいを感じる旨、熱く語った。
また会計課員からは、警察職員として就職するに至った経緯や、組織において今後自分が進みたい目標について語り、協議員からも応援の声があがった。
最後に交通課員からは、警察官拝命前の部活動で得たものと、その得たものが現在の仕事にも繋がっている旨を話し、協議員からは、発表交通課員の今後の飛躍を期待する声や応援の声があがった。
5.速度取締り指針の説明
交通課長から、海津警察署管内における交通事故実態(過去3年間の累計)から判明した事故多発路線や事故の多い時間帯などの分析結果を踏まえ、速度取締り重点としての重点路線・重点時間帯・区域などについて説明した。また交通事故抑止の観点から場所や違反態様にとらわれず、速度以外の取締りについても効果的に実施する旨説明した。
委員から海津警察署へのホームページアクセスについて、署に掲示されているものや各広報紙に掲載されているQRコードはよく見るもののアクセス出来ていないためアピールポイントは何かなどの意見があがったほか、海津市内では60~70歳代の人も多いためインターネットやパソコン等に苦手意識を持っている人も多く、色々な広報をパソコンが苦手な人にも周知されるような方法でお願いしたい旨の要望意見もあがった。
署幹部からは、ホームページ閲覧についての簡単な説明のほか、ホームページ以外でも紙媒体による広報と現地で実際に話をする講話的広報も継続していく旨を伝えるとともに、ホームページなどを見る人が増えるように、海津市民が役に立つ情報や身近に感じる情報を中心に内容が濃く中身の充実したホームページ作成に努める旨を伝えた。