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平成29年度第4回海津警察署協議会
日時
平成30年2月5日(午後3時から午後5時)
場所
海津警察署会議室
出席者
協議会委員5名
警察署署長以下7名
議事
各委員出席の下、第4回海津警察署協議会を開催。
- 開会のことば(次長)
- あいさつ
警察署長が、協議会委員に対して今年度の協議会への参加に対する謝意を述べた。
3年間委員を務めた委員が、謝意を述べた。
- 概況説明
- 警務部門について、次長から、海津警察署管内における警察安全相談の受理状況などを説明
- 振り込めや架空請求などの詐欺に関する相談が多い、被害防止のため海津市の同報無線を活用して広報を行っている
- 人身安全関連事案(ストーカー、DV、虐待事案等)の対応が重要と考えており、可能な限り事件化することや関係者を隔離する措置を図っている
- 関連する情報があれば、未然に防止するためにも通報していただきたい
- 刑事・生活安全部門について、刑事兼生活安全課長から、海津警察署管内における犯罪情勢などを説明
- 窃盗犯が7割を占める
- 粗暴犯の増加は、人身安全関連事案の積極的な事件化によるもの
- 振り込めや架空請求などの詐欺(ニセ電話詐欺)は、件数は増加したが被害金額としては減少した
- 海津警察署管内でも架空請求被害や還付金詐欺被害が発生した
- 犯罪の抑止のため、事件化できるものは事件対応し、被害者等の保護対策を進める
- 地域のボランティアなどの見回り活動の効果もあり、わいせつ犯罪の抑止につながった
- 海津市同報無線の活用により情報を素早く流すことで被害を防止できた例や行方不明者の発見に至った例もあるため、今後も積極的に活用していきたい
- 交通部門について、交通課長から、交通課の取組結果などを説明
- 交通事故は、死者数以外の発生は減少した
- 死亡事故3件の概要
- 減少の要因は、広報、ボランティア団体の協力もある
- 高須小学校周辺にゾーン30の規制を実施
- 地域・警備部門について、地域兼警備課長から、地域・警備部門の実績などを説明
- パトロール活動の実施
- 野荒らしなど身近な犯罪検挙活動
- 千代保稲荷神社などの雑踏警備の実施
- 水害の発生に備えた舟艇訓練などの実施
- 会計部門について、会計課長から、遺失物の取扱い状況などを説明
- 落し物や拾い物の件数は前年よりも増加
- 証明書やカード類が約60%を占めている
- 金品の60%超は落とし主に返還されている
- 海津警察署の庁舎の老朽化により、防水や沈下対策のため外壁工事を行っている
- 概況説明に対する質疑応答
- 警察活動のPRについて
- 委員
- 先日、地区の防災訓練で警察の機動隊車両に来てもらった。この時、警察の特殊車両が見られて参加者が大変喜んでいた。普段なかなか見られないものを見たり触れたりできると良いと感じましたが、このような機会を継続的に設けることはできるでしょうか。
- 委員
- 警察署のPRにつなげてもらえたら良いのではないでしょうか。海津警察署のPRイベントで、今後も市民のみなさんが見学できる親しみやすい環境を作っていただけると良いのではないでしょうか。
- 小学生の見学をやってもらうと、見学した子どもが親に伝えることでPRになると思います。
- 署長
- 海津警察署も開かれた警察署としてやっていきたいと思います。
- 市内の小学校からの依頼に基づいて毎年小学生の見学を受け入れています。見学した小学生たちから感想などを書いた手紙をもらうと、私たち警察官としても大変励みになります。
- 交通違反の取締りについて
- 委員
- いわゆる「ながら運転」や、一時停止場所で止まらない車が多いと感じます。
見通しが良く、“海津事故”と呼ばれる事故の危険が高いと思います。違反の点数や反則金が軽いのではないでしょうか。
- 交通課長
- 今後も重点違反として交通違反の取締りを進めていきます。
- 取締りを行うことで、取締りを受けた本人だけでなく、取締りを行っている様子を見た人にも注意を促し、気を付けようという意識付けの効果があると考えます。
- 重点的な交通取締りと交通講話を行い、少しでも交通違反と交通事故が減るよう取り組んでいきたいと思います。
- 詐欺(ニセ電話詐欺)について
- 委員
- 先日詐欺の電話が自宅にかかってきました。この時は還付金の電話で、私が2,3個質問をしたら相手に電話を切られてしまいましたが、その後、警察から同報無線で広報してもらえて、被害防止に効果があったと思いました。今後も、市民へ情報提供してもらえると大変ありがたいと思います。
- 最近は、行方不明者のことや交通安全のことなど、海津警察署からの案内が流れる機会が増えたと感じています。
- 「ながら運転」のことなど、同報無線を活用してもらいたいと思います。
- 行方不明者の発見で流す場合は、ある程度の発見場所まで伝えてもらえると安心感があるように思います。
- 署長
- 同報無線の活用について、海津市は非常に協力的に対応していただいていると感じています。今後も可能なものは積極的に活用したいと思います。
- 第1回協議会で要望した信号機の地名表示について
- 委員
- 6月に要望しました信号機の地名標示の件で、海津市がいつ頃設置する予定か把握していれば教えていただきたい。
- 交通課長
- まだ設置されていないことは把握しています。警察からも連絡してみます。
- 爆音バイクについて
- 委員
- 千代保稲荷神社付近では、4月から10月にかけて、特に月晦日の日に、深夜に大きな音を出して走り回るバイクが多いと聞きます。警察で把握しているのでしょうか。
- このようなバイクは、警察が追いかけて何かあるとメディアから叩かれるということもあってやり方が難しいと思いますがどうでしょうか。
- 交通課長
- 把握はしています。大規模な検問を行う計画もありましたが、天候不良などの影響で実施できていませんので、今後もさらに各種情報収集を行い、証拠化していくなど、交通違反の取締りに取り組んでいきたいと思います。
- 署長
- 特に月晦日に集まると思われるため、これに合わせた取締りを計画したいと思います。
- 悪質な業者について
- 委員
- 南濃町内でガードレールを外して荷物を積む業者を見かけたと聞きました。毎年このようなことをしている業者がいるようです。
- 署長
- 意見交換
- 委員
- 海津市に各種団体がありますが、これらの団体がまとまって協議や意見交換を行う場を設けることについて検討していただけないでしょうか。海津市も交え、各団体が連携を強化していけるのではないでしょうか。
- 委員
- 様々な取組みの効果を上げるには、関係団体と協議する場があるとよいのではないかと感じます。
- 署長
- 海津署長として役員になっている団体もいくつかありますが、全体的なものはありません。何かテーマを決めて、テーマに沿って各団体が集まることは良いのではないかと思います。
- 委員
- 各団体とも最終的には海津市の安全・安心が目標だと思いますので、海津署がリーダーシップを取っていただければ全体として対応できるのではないでしょうか。
- 中身を変えながらでも継続していってもらうことが大事だと思います。
- 次長
- 横断的に情報共有につながれば防犯や抑止対策につながると思います。
- 手探りで進むことになるとは思いますが、市役所や消防署などと連携を図りながら、徐々にでも進めて行ければと思います。
- 署長
- 最終的にどのような形になるか分からないが、検討していきたいと思います。
- 委員
- パトカーを好きな子どもがいます。警察署へ個人的に来たときでもパトカーを見せてもらえるでしょうか。
- 署長
- 委員
- 交通講話は、子ども会などから希望しても対応していただけるのでしょうか。
- 交通課長
- 参加する対象を教えてもらい、あらかじめ日程調整をしていただければ対応します。
- 閉会のことば(次長)
- 逮捕術訓練状況の視察
警察署道場で、県下逮捕術大会に向けた訓練状況を視察
- 警察署の留置施設の視察
海津警察署の留置施設を視察