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山中峠のミズバショウ群落
山中峠のミズバショウ群落[やまなかとうげのみずばしょうぐんらく]
分類 | 天然記念物 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 高山市荘川町寺河戸山中山 |
所有者 | 高山市 飛騨森林管理署 |
指定年月日 | 昭和44年8月5日 |
山中峠は高山市荘川町の南端と郡上市明宝が接する標高1,375mの峠である。沼、湿原はこの峠のすぐ北西にあって高山市荘川町に属する。
ミズバショウの群集している沼地の面積は、0.42ha、その周辺部の群生地を含めて1.07haがミズバショウ群生地である。なお、指定地は、ミズバショウの群生地とその周囲及び保護樹帯を合わせて2.3haである。5月上旬には、ミズバショウ、エゾシロネ、ショウジョウバカマ、ハイイヌツゲ、ヒメイチゲ、コパイケイ、ヤマトリカブト、ホソバノトウゲシバ、ツルシキミ、ヤマドリゼンマイ、ハンゴンソウ、ミズゴケ、イグサなどがみられる。なかでもミズバショウは最も多くその密度は高い。