本文
環境研究総合推進費シンポジウム「 長良川流域が直面する温暖化にどう適応するか? ~生態系の恵みと流域文化・産業を持続可能なものとするには~」
岐阜大学地域環境変動適応研究センターが、以下のとおり、環境研究総合推進費シンポジウム「長良川流域が直面する温暖化にどう適応するか?~生態系の恵みと流域文化・産業を持続可能なものとするには~」を開催しますのでお知らせします。
【本シンポジウムの趣旨】
世界農業遺産に認定された「清流長良川の鮎」、1300年の伝統を誇る長良川の鵜飼など、長良川が育む生態系の恵みに支えられた多様な流域文化・産業は岐阜の魅力であり、長良川流域に住まう市民のシビックプライドの根幹をなすものです。
地球温暖化の影響は既に長良川に様々な形で及んでいるのではないだろうか?研究者のそんな疑問から始まった岐阜大学、岐阜県水産研究所および(国研)土木研究所による3年間の共同研究プロジェクトは、長良川に既に及んでいる温暖化の影響を明らかにするとともに、『長良川の生態系がもたらす恵み』につながる多くの皆様との協働によって、この恵みを持続可能なものとしていくために、わたしたちができること・やるべきことを模索してきました。
本シンポジウムは、主な研究成果を分かりやすく報告するとともに、これからの長良川のための提案を地域の皆様と共有することを目的に開催します。 会場(長良川国際会議場)またはオンラインで参加できます。皆様是非ご参加ください。
日程
【日時】 2022年10月29日(土曜日)9時45分~12時00分(9時30分開場)
【会場】 長良川国際会議場5F国際会議室(岐阜市長良福光2695-2)
【開催方法】Zoomウェビナーによるハイブリッド開催
【定員】 (1)会場40名、(2)Zoom500名(いずれも事前登録制/先着順)
参加無料・要事前申込〈申込〆切:10月23日(日曜日)〉
プログラム
■開会挨拶・趣旨説明 原田守啓(岐阜大学) 9時45分
■研究成果報告 10時00分~
「長良川流域を駆け巡るアユ,温暖化はどう影響するのか?」 永山滋也(岐阜大学)
「漁師と探る!落ちアユが川を下るタイミング」 藤井亮吏(岐阜県水産研究所)
「川と農地のつながりが支える生態系と温暖化の影響(仮)」 森照貴((国研)土木研究所)
■パネルディスカッション 11時00分~
「生態系の恵みと流域文化・産業を持続可能なものとするには」
パネリスト:
中村太士(北海道大学)
馬場健司(東京都市大学)
乃田啓吾(岐阜大学)
杉山雅彦(宮内庁式部職 岐阜長良川鵜匠代表)
門脇和正(長良川リバースケープ)
堀 智考(岐阜県観光国際局)
進行:原田守啓(岐阜大学)
主催:岐阜大学高等研究院地域環境変動適応研究センター
共催:岐阜県気候変動適応センター
本シンポジウムは(独)環境再生保全機構「環境研究総合推進費【2-2004】水防災・農地・河川生態系・産業への複合的な気候変動影響と適応策の研究」により開催いたします。
申込方法
以下のリンクをご確認ください
岐阜大学地域環境変動適応研究センターHP<外部リンク>