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上切寺尾古墳群・日焼遺跡(かみぎりてらおこふんぐん・ひやけいせき)

所在地

高山市上切町(たかやましかみぎりちょう)

時代

縄文時代から平安時代

発掘区の全景

発掘区全景(北東から)

 

 

発掘状況(平成27、28年度調査)

上切寺尾古墳群・日焼遺跡は高山市上切町にあり、川上川左岸の丘陵地に立地します。縄文時代の竪穴建物が見つかっており、古くは縄文時代から人々が生活していました。
平成27年度から28年度に実施した発掘調査では、主な遺構として弥生時代後期から古墳時代初頭に造られた墳墓群や10世紀の礎石建物の仏堂などを確認しました。
 

51基の墳墓群(上切寺尾古墳群)

上切寺尾古墳群の発掘調査では、弥生時代後期から古墳時代初頭に造られた51基の墳墓群を確認することができました。それぞれの墳墓は周囲に溝が掘られ、その土などを盛って墳墓が造られました。そして、中央には埋葬するための穴が掘られました。このように墳丘盛土が残存する墳墓群の発見は、岐阜県内でも稀有なものです。

墳墓のようす

墳墓(SZ41、北から)

埋葬部を中心に十字に掘った溝は、発掘調査で盛土の堆積状況を確認するために掘ったものです。

出土した遺物

墳墓群から出土した遺物

 

縄文時代の炉穴、10世紀の仏堂(日焼遺跡)

上切寺尾古墳群の南斜面下に隣接する日焼遺跡からは、縄文時代の煙道付炉穴2基や10世紀の礎石建物の仏堂(SB04)などを確認することができました。縄文時代の煙道付炉穴は、飛騨地域では初めて発見されました。仏堂の基壇中央の土坑からは瑞花双鳥八稜鏡が見つかったほか、仏像の螺髪、灯明皿、釘、瓦なども出土しました。

出土した鏡

瑞花双鳥八稜鏡

 

 

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