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栗原九十九坊跡の様相が見えてきました

栗原九十九坊跡の様相が見えてきました(栗原九十九坊跡整理等作業)

栗原九十九坊跡は、栗原山の山頂付近から山麓に位置する寺院跡です。平成30年度に行った発掘調査では複数の土坑と東西にのびる溝を確認しました。今年度は整理作業を進めています。その中で、古代から近世にかけての遺物が出土していることがわかりました。また、地形測量の成果から栗原九十九坊跡は山頂付近に中心となる寺があり、山麓へと寺院が広がっていることもわかりました。これらのことから古代から近世にかけて大規模な寺院が展開していたと思われます。現在、遺物の実測作業や地形測量図のデジタルトレースなどを進めています。今後、発掘調査の成果、文献資料、地形測量の成果から栗原九十九坊跡の様相を明らかにしていきたいと考えています。

遺物実測
遺物実測の様子

地形測量
地形測量の様子

測量図
地形測量の図(右は手書きの原図、左はパソコンでデジタルトレースしたもの)

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