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洞第2古墳群の古墳から出土した珍しい遺物を紹介します

 今回は、洞第2古墳群から出土した珍しい遺物について紹介します。

 下の写真はなんだと思いますか。材質は粘板岩(ねんばんがん)という石でできており、表面はつるつるとなめらかで、上の方には、直径0.8cmの孔があいています。大きさは、長さ12cm、幅3cm、厚さ0.8cmと手のひらに収まるサイズです。これは、提砥(さげと)という携帯用の砥石(といし)です。この提砥は、もともと朝鮮半島で古墳に納められていた砥石が起源と考えられ、日本には古墳時代中期に伝わったとされています。岐阜県内ではこのように孔を開けた提砥は他に見つかっていません。砥石 

 また、この提砥が出土した古墳からは、下の写真のような折れ曲がった鉄剣も出土しました。この鉄剣は、埋葬前に意図的に折り曲げたのか、埋葬後に土圧などで折れ曲がったのかはわかりませんでした。しかし、このような珍しい遺物と共に葬られた人物は、この地域の有力者であったと考えられます。

鉄剣正面からみた鉄剣

鉄剣2横からみた鉄剣

 

 

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