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岐阜市歴史博物館で講座を開催しました

 平成30年10月21日(日)、岐阜市歴史博物館において講座を開催しました。今回の講座は、岐阜市歴史博物館で開催されていた特別展「発掘された日本列島2018」に関わる講座として開催したもので、5組11名の方が参加されました。

列島展パンフレット

 

岐阜県文化財保護センターの紹介

 映像資料を通して岐阜県文化財保護センターの業務を紹介しました。本講座の内容にかかわって、特に「整理等作業」の作業内容や手順など、報告書を刊行するまでに必要な作業を紹介しました。

センターの紹介の様子

 

土器実測作業を学ぶ

 整理等作業の中の一つである土器実測作業(立体の土器を平面の図に表す作業)をセンター職員が実演し、参加者の方に見ていただきました。専用の道具を使って山茶碗を実測しましたが、参加者の方は土器の厚さを計測する「キャリパー」や、土器の形を写し取る「真弧(まこ)」などの道具に興味を示すなど、センター職員の作業を真剣に見学しました。
実測道具1 
キャリパー
実測道具2
真弧

キャリパーを使っての実測体験

 

拓本作業を体験する

     続いて、同じく整理等作業一つである拓本作業(土器などの表面の文様を墨で紙に写し取る作業)を体験していただきました。参加者の方がお気に入りの縄文土器を選び、センター職員が説明した手順に沿って文様を写し取っていきました。最後は台紙に貼って飾りを施し、パウチして作品は完成しますが、時間いっぱい2枚、3枚と拓本に挑戦する姿が見られました。

    拓本作業

     

    土器の写真を撮影する

     最後に、やや大きめの完形土器を写真撮影したり、お気に入りの土器を持って写真を撮ったりしました。外面に装飾が施された縄文土器や煮炊きに使って煤が付着している弥生土器、中学校の教科書に写真が掲載されている須恵器などをカメラに収め、また間近でじっくり観察される方もみえました。写真撮影を待つ間には、石器の使い道を考えたり土器が作られた順番を考えたりするクイズに挑戦してもらい、本講座を締めくくりました。
    写真撮影

     

    最後に

     本講座は、「調査員の仕事」の中の特に「整理等作業」に関わる内容でした。当センターでは今後も、県民の方々に発掘作業を体験してもらったり、整理等作業を学んだりするイベントなどを開催していきます。興味のある方はぜひ参加し、歴史のロマンに触れてみてはいかがでしょうか。

     

    参加者の感想(抜粋)

    ・とても楽しく有意義な時間になりました。今後も、こんな本物に触れられるイベントに参加したいです。
    ・もう少し、実際に体験する時間を長くしてほしいです。でも、楽しかったので、またやりたいです。
    ・ていねいに教えてもらえ、調査のやり方などすごく勉強になりました。
    ・ぼんやり歴史は好きでしたが、私たちの目に触れる前に文化財保護センターの皆さんが大変な作業で整理や保管を行ってくださっていることが良く解り、とても勉強になりました。

     

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