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セイロ倉[ぐら]

分類 重要文化財
指定別
所在地 高山市上岡本町(飛騨民俗村内)
所有者 高山市
指定年月日 昭和50年7月17日

セイロ倉

 この倉は校倉造[あぜくらづくり]の一種で、もと高山市上宝町鼠餅にあった。大きさは桁行5.48m、梁間4.86mと比較的小型であるが、1階には穀物類を入れ、2階に道具類を入れたものである。建物は明治初年頃と認められる。この校倉造りは、よく知られている正倉院のものと異なり、角材を組んでいる。
このように角材を交互に(背面ではかなり正確に組んである)蟻掛けとして組んだ例は珍しい。

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