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荒城神社本殿[あらきじんじゃほんでん]

■分類 重要文化財
■指定別
■所在地 高山市国府町宮地
■所有者 荒城神社
■指定年月日 明治42年4月5日
昭和38年7月1日(附棟札追加)
荒城神社本殿
 荒城神社は飛騨式内八社の一つで古くから荒城郡荒城宮とか河伯大明神、つまりかわの神・水の神として喧伝されてきた。
本殿は明徳元年(1390)建造と伝える。三間社流造[ながれづくり]、柿葺[こけらぶき]、棟は箱棟とし妻飾豕叉首式[つまかざりいのこさすしき]、軒は二軒繁垂木[ふたのきしげたるき]で母屋は円柱の上に雄健な舟肘木[ふなひじき]をおく。向拝[ごはい]の柱は9分の1の大面取り、この上に唐様三斗[みっと]をおく、両端の木鼻[きばな]の上には天竺様の皿斗をつけた斗もみえる。また向拝正面中央を飾る蟇股[かえるまた]は肩の巻き込みの眼が痕跡だけとなり然も両肩に大きな耳をつけたのは室町のものであるが内側の繰抜きは宝珠[ほうじゅ]を中心に若葉を相称形にした古い様式のものである。正面中央は板戸、左右間は地蔵格子とし側面は縦羽目板壁とする。母屋は正面中央間だけ両開板唐戸、他は板壁、側面後部に脇障子をつける。