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塑造瑞厳和尚坐像<(頭部木造)/>[そぞうずいがんおしょうざぞう<(とうぶもくぞう)/>]

■分類 重要文化財
■指定別
■所在地 高山市国府町西門前
■所有者 安国寺
■指定年月日 昭和37年2月2日
塑造瑞厳和尚坐像
上:塑造瑞厳和尚坐像下:納入経
●坐像:頭部寄木造体部塑造玉眼
●坐像:像高:98.2cm
 開山瑞厳和尚を如実に写した像で、枯淡の老高僧の面目躍如とした感じがよく表現されている。室町時代の彫刻として、特に発達したのは肖像彫刻である。武士、英雄の肖像彫刻が、前代に続いてこの時代においても盛んに造られた。禅宗においては特に祖師の肖像彫刻が、開山堂に安置され尊重された。瑞厳和尚坐像もその代表的な作品である。木心塑造、頭部木造でさし首、面容肉色で唇は赤く、眼は玉眼である。鼻頭と納衣[のうえ]の前の方が少し損傷しているがよく原容を維持している。
像内支柱正面、当山開山瑞厳和尚之遺像、明徳三年壬申八月十一日向って右当塔主霊康向って左鳳崇本瑞塑之裏化縁的孫霊樹開山像裏側ノ下比丘霊樹祖像作手本瑞明徳三年八月十一日院主霊康化縁当達霊康化縁嫡孫霊樹頭の中願主三十三列月十一日明徳三年多樹飛州水源瑞厳其他の銘あり。
この銘文より明徳3年(1392)に本瑞が造立したことがわかる。