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獅子頭［ししがしら］（真木倉神社）
| 分類 | 重要文化財 |
|---|---|
| 指定別 | 県 |
| 所在地 | 美濃市御手洗 |
| 所有者 | 真木倉神社 |
| 指定年月日 | 昭和50年2月12日 |
真木倉神社に伝来する獅子頭は、枋の木材で造られている。高さ23.0cm、横幅23.0cm、奥行34.0cmである。形は扁平で奥行が深く、素朴で簡素な造形である。耳はさし込み式である。眼裂が大きく、鼻と眉とが強くうねり、起状のある間取りに鎌倉時代末期の獅子頭の特色がよく表れている。
彩色は、黒と朱の漆でなされている。後世の獅子頭に見るような眼や歯に金箔は用いられていない。上顎の内部にある墨書からこの獅子頭の制作年代は嘉元3年(1304)であることがわかる。
