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木造薬師如来坐像[もくぞうやくしにょらいざぞう]

■分類 重要文化財
■指定別
■所在地 大垣市青野町
■所有者 美濃国分寺
■指定年月日 大正3年8月25日
木造薬師如来坐像
●欅[けやき]材一木造彫眼
●像高:304.8cm膝張:112.5cm膝高:22.7cm
 この国分寺の薬師如来は、寺伝によると奈良時代行基菩薩の作とされている。風蝕をうけ、全容甚だしく磨損し素地を表している。像高3m近い大きな仏像であるが、何となく包容力を持ち、静かに病める人たちを慰め、やわらげ、癒す力を奥深く持っていると感じられる。
薬師如来は一般に薬壺[やっこ]をもっているものと思われるが、必ずしもそうではない。阿婆縛抄[あさばしょう]によれば、左与願印[よがんいん]、右施無畏印[せむいいん]のものや、右掌に宝珠[ほうじゅ]を持つもの、説法印のもの、鉢と錫杖をもつもののほか、皆で七種を挙げている。この薬師如来は後補の薬壺を持っている。