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木造地蔵菩薩像［もくぞうじぞうぼさつぞう］
| 分類 | 重要文化財 |
|---|---|
| 指定別 | 県 |
| 所在地 | 美濃市立花 |
| 所有者 | 立花区 |
| 指定年月日 | 昭和45年10月27日 |
像高：188.0cm
六角堂の地蔵菩薩は、世間に多く流布している地蔵菩薩と同じである。等身の寄木造の玉眼像である。法衣を通肩［つうけん］につけ、左手は宝珠［ほうじゅ］を持ち、右手に錫杖を執る。彩色は悉く剥落し、原容を損傷しているが、形像は概ね原形を保っている。干割れは、所々に見えるが、等身のこれだけの作は少ない。面容をはじめ、各所に胡粉地が残っているのが目立つ。光背も台座も欠失している。
造顕は、室町時代と思われる。
