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食の安全・安心功労者表彰

 県では、「岐阜県食品安全基本条例」に基づき、食品の安全性の確保等に関する施策を推進しており、この条例の趣旨に沿って、食品の安全・安心に関する取り組みを積極的に行っている個人・団体に対し「食の安全・安心功労者表彰」として知事感謝状を贈呈しています。

令和4年度

表彰状授与式:令和4年11月16日(水曜日)、岐阜県図書館、食品の安全・安心シンポジウムにて

岐阜県製麺協同組合

  • 学校給食に提供する麺について、公益財団法人岐阜県学校給食会と連携し、長きにわたり安定した学校給食を提供している。
  • 麺の原材料として岐阜県産の小麦粉を使用し、地産地消を推進している。
  • 子供たちにとって美味しい麺の開発に尽力し、麺の品質向上とともに衛生管理に努め、継続して供給してきたことは、児童生徒の健やかな心身の育成につながる功績であり、学校、地域、学校給食関係者より高い評価を得ている。
  • 平成15年以降、「めんの日」行事として、県内の福祉施設へ麺を寄贈、「ゆうあいピック岐阜大会」にてうどん2,000食を無料提供するなどし、麺の魅力を広げるとともに、社会的な貢献に寄与している。

令和3年度

表彰状授与式:令和4年1月14日(金曜日)、健康福祉部長室にて

岐阜県食生活改善推進員協議会

  • 昭和48年10月「岐阜県食生活改善連絡協議会」として発足以来、「私達の健康は私達の手で」をスローガンに掲げ、保健所や市町村をはじめとする関係機関と連携し、「生活習慣予防、健全な食習慣の実践、高齢者の自立と健康保持」等の活動を継続して実施し、地域に根ざした取組みを積極的に行っている。
  • 岐阜県食品安全対策協議会設立以来、通算15年間、委員として、岐阜県食品安全行動基本計画について意見を述べる等、岐阜県の食品安全行政に積極的に関わった。
  • 市町村が主催する生活習慣病予防を目的とした教室等で調理実習を担うとともに、実習を通じて多くの県民に調理における食品衛生の大切さを広く普及してきた。そのほかにも、行政と連携し、学習講座やイベント等の機会に、食の安全に関する普及啓発に努めた。
  • 会員学習会等の機会に、食品衛生に関する知識向上を図り、その内容をもとに、県民への普及活動を展開している。

岐阜県学校給食パン米飯協同組合

  • 学校給食に提供するパンや米飯について、公益財団法人岐阜県学校給食会と連携し、品質の向上を図るとともに、製造工程における衛生管理の徹底を図り、学校給食の主食の安定供給に貢献してきた。
  • 衛生管理の一環として、毎年、日本パン技術研究所の調査員による各工場の衛生状況等の調査「フードセーフティ監査」を企画し、実施している。
  • 岐阜県産の小麦粉や米を使用した地産地消の推進及び塩分量の少ないパンの開発、食物アレルギーへの対応など、次世代を担う子どもたちへの安全・安心な学校給食の提供の一翼を担っており、学校給食関係者から高い評価を得ている。

令和2年度

表彰状授与式:令和2年11月18日(水曜日)、岐阜県図書館、食品の安全・安心シンポジウムにて

梶川千賀子(かじかわちかこ)氏(岐阜大学 応用生物科学部 准教授)

  • 平成26年度から平成27年度までの2年間にわたり、岐阜県食品安全対策協議会の委員として、また平成28年度から令和元年度までの4年間にわたり、岐阜県食品安全対策協議会の会長として、岐阜県の食品安全行政に関して積極的に的確な提言を行った。
  • また、第3期岐阜県食品安全行動基本計画の中間見直しや第4期岐阜県食品安全行動基本計画の策定に際して重要な提言を行い、県の部局横断的な取組み、連携の重要性を説くなど、県の食品安全行政に大きな影響を与えた。

岐阜市立女子短期大学生協学生委員会ピーチくらぶ

  • 平成27年度より、JAぎふえだまめ部会及びその関係者と連携し、岐阜市の特産農産物「えだまめ」の農業体験事業に取り組んでいる。学生と生産者との交流としてえだまめの定植や収穫作業への参加、地元住民と生産者との交流として地元住民を招いた収穫祭の運営、関係機関への情報発信として農業体験事業の関係者を招いて事業成果発表会を開催し、新たなレシピ提案など、栄養学的な観点から情報発信を行っている。
  • 農業体験を5年以上継続することで、学生は農産物の生産、流通、販売の流れを知り、モノづくりの大変さと重要性について理解を深め、食の大切さを学ぶことができた。また、学生との交流を通して、生産者の安全安心な食糧生産に取り組む意欲の向上につながった。

令和元年度

表彰状授与式:令和元年11月20日(水曜日)、ぎふメディアコスモス、食品の安全・安心シンポジウムにて

飛騨ミート農業協同組合連合会

  • 平成10年からと畜、食肉処理にHACCPシステムを導入し、ISO9001(平成16年取得)、ISO22000(平成19年取得)、FSSC22000(平成29年取得)を認証取得している。
  • ISO等の国際規格や対米・対EU等輸出認定を取得後も、PDCAサイクルに根差した食品の安全確保に真摯に取組み、全国屈指の衛生水準での管理を維持し続けている。
  • 食肉流通セミナー(販売先業者への衛生管理に関する講演会)の開催や販売先の店舗での製品の取り扱い状況を実地で確認するなど、出荷後の製品の衛生管理の確保にも尽力している。
  • 全国各地の食肉センター及び食肉衛生検査所等関係者の視察を快く受け入れ、また、県内外の食品関連業者からの衛生管理に関する様々な相談に対し、丁寧に助言するなど、食肉の衛生管理に関する指導的な立場も担っており、我が国の食肉の安全確保の向上に尽力している。
  • 地元小学生や高校生、一般消費者の見学の受入れを積極的に行い、平成18年からは毎年、一般消費者を対象にした「食肉安全フォーラム」を開催し、食品衛生に関する講演、施設内の作業工程の紹介、参加者との意見交換会等を行い、消費者の食品衛生に対する意識や食に対する安心感の向上に努めてきた。

平成30年度・平成29年度

該当者なし

平成28年度

表彰状授与式:平成28年11月22日(火曜日)、岐阜県図書館、食品の安全・安心シンポジウムにて

前澤重禮氏(岐阜大学教授)

平成24年4月から平成28年3月までの4年にわたり、岐阜県食品安全対策協議会の会長として、岐阜県の食品安全行政に積極的に関わり、第3期岐阜県食品安全行動基本計画の策定に際して重要なアドバイスを行った。
県の部局横断的な取組み、連携の重要性を説くなど、県の食品安全行政に大きな影響を与えた。

平成27年度

表彰状授与式:平成27年11月12日(木曜日)、ぎふメディアコスモス、食品の安全・安心シンポジウムにて

岐阜県健康キノコ振興会

 岐阜県健康キノコ振興会は、生産したキノコを利用し、体験を通じて「食の安全」や「キノコの知識」を学べるよう、「日本で一番楽しいキノコ料理コンテスト」や「森と木とのふれあいフェア」などのイベント活動を積極的に行っている。
 また、安全・安心なキノコ作りの推進のため、「ぎふクリーン農業」に取り組んでいる。

平成26年度・平成25年度

該当者なし

平成24年度

表彰状授与式:平成24年11月26日(月曜日)、県庁9階健康福祉部長室

杉山道雄氏(東海学院大学教授)

平成14年8月から平成24年3月までの10年にわたり、岐阜県食品安全対策協議会の会長として、岐阜県の食品安全行政に対して積極的に的確なアドバイスを行った。
 平成15年に岐阜県食品安全基本条例が制定され、岐阜県の食品安全行政が本格的に始まったが、杉山道雄氏は、岐阜県食品安全対策協議会の会長として、岐阜県食品安全行動基本計画の策定に際して県に対して的確な助言を行い、県の食品安全行政に大きな影響を与えた。また、岐阜県食品安全対策協議会を「岐阜県の食の番人」であると定義し、同協議会の議論が世界をリードするとの使命感の下、10年にわたり協議会の議論を総理した。

社団法人岐阜県食品衛生協会

食品衛生指導員による巡回指導
 同協会は、法人設立以来、長年にわたり、食品衛生指導員が各地区を巡回し、施設の衛生管理や食品の取扱いについて相談に応じるとともに、事故を未然に防止するため、業者側の立場に立ってアドバイスをしてきた。
食品衛生思想の普及向上
 消費者の意見要望を聴取し、会員の食品衛生意識の高揚と食品衛生の向上を図るため三者懇談会(消費者、行政、業界)を開催してきた。また、8月の食品衛生月間を中心に食中毒予防パレードを開催するなど、消費者に対し、地道に食中毒防止を呼びかけてきた。
ぎふ清流国体・大会への取組
 国内最大のスポーツイベントであるぎふ清流国体・大会の開催にあたっては、食中毒予防のため、力を尽くした。

平成23年度

該当なし

平成22年度

表彰状授与式:平成22年11月12日(金曜日)、岐阜県健康科学センター、食品の安全・安心シンポジウムにて

岐阜県学校給食用牛乳協議会

 岐阜県学校給食用牛乳協議会は、県内の小中学校に給食用の牛乳を供給する事業を行っている。
当協議会は、学校給食用牛乳の安全・安心の確保のため、牛乳工場へのHACCPという高度な衛生管理手法の導入などに尽力した。

飛騨の野菜でごちそうプロジェクトチーム

 飛騨の野菜でごちそうプロジェクトチームは、飛騨産農畜産物の産地維持及び発展に取り組んでいる。
当チームは、8月31日を「飛騨高山やさいの日」とし、地元の飲食店などと協力して、地元の食材を使った特別メニューを提供するなど、飛騨産農畜産物が安全・安心であることの普及啓発に積極的に取り組んできた。

平成21年度

表彰状授与式:平成21年11月28日(土曜日)、岐阜県図書館、食品の安全・安心シンポジウムにて

財団法人岐阜県学校給食会

 学校給食の安全性の確保のため、細菌検査、残留農薬、食肉の抗菌性物質、米の重金属、食品添加物の検査を積極的に実施している。この取り組みにより学校給食現場で信頼され、他の給食納入業者の模範となっている。

平成20年度

表彰状授与式:平成20年11月27日(木曜日)、ホテルグランヴェール岐山、食品の安全・安心シンポジウムにて

社団法人全国学校栄養士協議会岐阜県支部

  1. 子供たちへの安全・安心な学校給食の提供
    1. 学校給食施設の衛生管理の充実、調理従事員の衛生管理指導に努めた。
    2. 食品に関する専門知識を身に付けるための研修を重ね、学校栄養職員の資質の向上に努めた。
    3. 食品の安全性に関わる事案について、常に最新の情報の入手に努め、各会員への情報提供に努めた。
  2. 子供たちへの望ましい食習慣の形成
    旬の食材や郷土料理などを取り入れ、子供たちに食文化への理解を深めてもらうよう働きかけた。

平成19年度

表彰状授与式:平成19年11月19日(月曜日)、ホテルグランヴェール岐山、食品の安全・安心シンポジウムにて

農業を愛するおばちゃんと語らまい会

消費者と生産者の相互理解を深めるための交流を積極的に行っている

  1. 乳幼児学級との意見交換会(母親達を対象に活動を実施)
    1. 食品の安全に関するビデオを上映・意見交換:母親及び次世代を担う子供達に対する食への意識改革に貢献した。
    2. 交流会(おにぎりパーティ):地元の食材を利用した料理を提供し、地産地消や農業への関心の向上を図った。
  2. 小学生及び保護者に対する活動
    1. ビデオ学習及び交流会活動:生産者と消費者の相互理解を図った。
    2. 農業体験学習:茶摘み体験等を実施。農業に対する理解促進に貢献した。
    3. 名古屋港植物検疫所視察(保護者対象):輸入農産物の実態を知ってもらい、食の安全意識および地産地消への理解の向上に貢献した。

平成18年度

表彰状授与式:平成18年9月8日(金曜日)、ホテルグランヴェール岐山、食品の安全・安心シンポジウムにて

社団法人岐阜県栄養士会

 食育活動を通じ、県民に食品安全についての知識を啓発した。

平成17年度

表彰状授与式:平成17年11月30日(水曜日)、ホテルグランヴェール岐山、食品の安全・安心シンポジウムにて

全国農業協同組合連合会岐阜県本部

 平成14年度から、農薬の適正使用を推進するため生産履歴記帳運動に着手し、県下12農協を指導している。
平成16年度から、日本人の主食である米についてトレサビリティシステムを構築し、県下11農協への導入を推進してきた。
県産農産物の安全確保及び安心感の向上を図るため、(社)ぎふクリーン農業研究センターの設立(平成16年8月)に多大な貢献をするとともに、残留農薬の自主検査・農産物の機能性成分の分析等を積極的に推進している。

社団法人岐阜県薬剤師会

 近年、生活様式の変化や健康志向を反映して、多種多様な健康食品が販売されている。その一方で、中国産ダイエット食品による健康被害の発生など、健康食品に対する様々なトラブルが起きており、県民の不安が高まっている。こうしたなか、薬剤師会では全国に先駆けて、健康食品の正しい知識の普及を目指して、県民からの相談に無料で応じる薬局「薬食同源情報サロン」の設置に取り組んで来た。平成16年度には、全県で171か所の薬局にサロンが設置され、3,813件の相談に応じた。

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