ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > くらし・防災・環境 > NPO・地域振興 > 地域コミュニティ > 可児市若葉台成果報告会の開催について

本文

可児市若葉台成果報告会の開催について

可児市若葉台で平成24年度地域の絆づくり重点推進モデル事業の成果報告会を開催しました

今年度可児市若葉台をモデル地域に指定して実施している「地域の絆づくり重点推進モデル事業」の成果報告会を下記のとおり開催しました。

日時 平成25年3月4日(月曜日)13時30分から16時00分
場所

岐阜県可茂総合庁舎5階大会議室
(美濃加茂市古井町下古井2610-1)電話番号:0574-25-3111

内容

「地域支え合いセンター設置事業」等についての成果報告
【可児市若葉台自治会・可児市若葉台高齢福祉連合会の皆さんによる成果報告】
発表1発表2発表3

〈発表の概要〉
~「地域支え合いセンター設置事業」の活動について~

  • 急速に進行する高齢化をどのように豊かな「幸齢」地域にできるかを、地域住民で話し合い1年かけて合意形成し、仕組みづくりを行った。事業を進めるにあたっては、対等の原則・任意参加の原則を大切にした。
  • 実施事業は、24年度中で15事業を立ち上げた。
     ※その中から、移動支援(循環バス方式)、「なごみの会」(孤食者会食)、いきいき若葉(介護予防講座)、若葉302(30分ウォーキング)等について、各事業の代表者から、写真を見ながら具体的な説明がありました。

~「地域生き生きサポート事業」「コミュニティライフ・サポーター事業」を活用しての活動~

  • 「若葉台防災への取り組み」について、防災委員会を発足し、防災活動の企画・立案・実施を行った。防災委員会を発足するにあたっては、地域いきいきサポート事業により、岩井防災士ほか県、市の関係課の職員で構成する防災サポートチームを派遣していただき進めた。
  • 防災先進地域の視察として、岐阜市本荘地区自治会連合会の防災訓練に行かせていただき、若葉台の全員参加型体験型防災訓練に活かした。また、当日は本荘地区自治会連合会の皆さんから、直接アドバイスをいただいた。
  • 地域防災講座(出前講座:コミュニティライフサポーター事業)を2回開催し、普段の自主防災活動や住民同士の顔が見える関係の重要性を再認識した。
  • 今後さらに、広報活動に取り組み、避難者・救援カードの全員配布や、春秋の防災訓練の取り組みを行うなど、活動を継続し充実したものにしていく。
     ※その他、若葉台地域向け出前講座の受講(地域の魅力発信講座・ボランティア体験講座等)や、絆コーディネーター養成講座を受講されての感想がありました。

~まとめ~

  • 「地域の絆づくり重点推進モデル本事業」は、人材育成事業だったと感じた。公と民の協働がよい相乗効果をもたらす。
  • 実施団体になったことで、地域再生の起点となり、今後も地域防災、子育て支援などに力を入れて活動を続けていきたい。
  • このような活動を行うことで、「自信と安心」が芽生え、互いに励まし合い支え合っていく関係が形成されると感じた。

愛知大学地域政策学部鈴木誠教授による講評・話題提供

講評(鈴木教授) 講評の様子
講評1 講評2

〈講評の概要〉

  • 可児の皆さんの取り組みは、地縁の尊さを改めて再発見し、再活性化しようとした好例ではないかと思う。
  • 組織の運営のポイントして示されている「対等の原則」「任意参加の原則」などは、従来の自治会や住民団体がなかなかできないこと。
  • いろいろな団体が集まり、対等な立場で協議評議をし、各々の取り組みの中で見えてきたこと、日常の生活の中から見えてきたことを、まずは話し合える組織を作られたのがよかったと思う。
  • 物を作ったりサービスを提供したりする補助金行政から、人材の育成行政へシフトすることの大切さを、県の絆づくり事業を通して紹介をしていただいた。

〈アンケート結果より〉※参考になった点、感想など

  • 対等の原則、みんな対等、役割があって地位がないことはすばらしい。
  • 地域住民による、地域の支え合い組織ができるまでの課程がとても勉強になった。このように自立した住民が増えていくとよいと感じた。
  • 物品補助ではな<、人材育成だったと補助交付先から思ってもらえる事とはすばらしいと思った。
  • 高齢化時代を安心・安全に心穏やかに生活するには、それを支える人材が問われている。人材の育成・発掘が急務。
  • 地域の課題に対し行政と地域が共通認識を持って取り組む必要がある。
  • 地域コミュニティ再生に関する事業について、ハードルの高い地域の選定も考えてほしい。どうしようもない地域をどうするかだと思う。
  • 若葉台の事例を地域で紹介できるように、講師としてお願いすることが出来るようにしていただきたい。
  • 高齢化に伴い、お年寄りに話が集約されるが、小中学校との交流をとられることにより、より安心な街づくりもできるのではないかと感じた。
主催  岐阜県
参加者  約130名
<外部リンク>