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ヤンコウスキーキリガ_22522

ヤンコウスキーキリガ Xanthocosmiajankowskii(Oberthur) 情報不足
  チョウ目ヤガ科
選定理由 生息環境などからすると危険性が高いと判断されるが、現状についての情報が乏しく評価できない。

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形態の特徴 翅を広げた長さ34〜38mmの蛾である。前翅は青味を帯びた黄緑色の地に黄や黒、赤褐色の紋をもつ。後翅は黄褐色で、黒色の帯状紋がある。
生息環境 日本海側北海道では、海岸沿いの低標高の山地に生息する。県内では、飛弾地方のやや高標高の自然豊かな山地帯に生息する。
生態 成虫は7〜8月に出現し、10月まで見られる。幼虫はシナノキ(シナノキ科)を食草とする。
分布状況 北海道、本州、九州に分布する。国外では朝鮮半島、シベリア東部に分布する。県内では飛弾地方の高山市に限って確認されている。 分布情報図を拡大表示します
危険要因 道路やレジャー施設の建設など、土地開発による森林環境の悪化、減少などが挙げられる。
保全対策  
特記事項  
参考文献
  • 遠藤弘志ほか(1982)ガ類、岐阜県産昆虫目録、岐阜県の昆虫、岐阜県:329-397
  • 杉繁郎(1978)ヤンコウスキーキリガの国内分布、蛾類通信99:647-648
  • 藤原麒一朗(1978)ヤンコウスキーキリガを岐阜県上宝村で採集、蛾類通信95:586

文責:宮野昭彦

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