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ホザキツリガネツツジ

ホザキツリガネツツジ MeuziesiakatsumataeM.TashiroetHatta 準絶滅危惧
  合弁花植物ツツジ科
選定理由 分布域の一部において生育条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 写真を拡大表示します
形態の特徴 高さ1m前後の落葉広葉樹低木。花は赤紫色。長さ3cm前後の釣鐘形の花で下向きに咲く。葉は長さ3cm前後の先のややとがった卵状楕円形で枝の先に輪生状につく。
生育環境 山地帯〜亜高山帯の樹林に生育する。
生活史 開花時期は6月頃である。
分布状況 本州に分布。県内では飛騨地方の白川村、朝日村、小坂町、美濃地方の藤橋村、根尾村、春日村、中津川市などで確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 落葉広葉樹林などの減少。
保全対策 生育個体数は少なくはないが、個体の保全に配慮が望まれる。また、落葉広葉樹林は可能な限り保全するよう配慮したい。
特記事項 1986年に新種として記載された種である。かつて県内では本種をヨウラクツツジと呼んでいた。なお、本来のヨウラクツツジは九州を分布域とする種で本種とは異なる。
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