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イブキコゴメグサ

イブキコゴメグサ EuphrasiainsignisWettst.subsp.iinumaeTakeda 絶滅危惧II類
(環境省:絶滅危惧IB類) 合弁花植物ゴマノハグサ科
選定理由 大部分の生育地で生育条件が明らかに悪化しつつあり、個体数が大幅に減少している。 写真を拡大表示します
形態の特徴 高さ15cm前後の1年草。花は長さ5mm程度の唇形で白色。下唇は3裂し中央付近に黄色の斑紋がある。葉は倒卵形で長さ1cm前後。半寄生植物で根の一部を他の植物に寄生させ養分を吸収する。
生育環境 山地帯における日当たりの良い草地に生育。
生活史 開花時期は8月頃である。
分布状況 日本固有種。本州(滋賀県の伊吹山、霊仙山)に分布。県内では美濃地方、春日村の伊吹山中腹付近に見られる外、藤橋村でも確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 本種の分布域は、我が国でも伊吹山周辺地域に限定されており、もともと生育個体数も少ない。また生育場所も伊吹山山頂付近の草地や伊吹北尾根付近のれき地などに限られるため、容易に消失しやすい要素を有している。
保全対策 生育地の保全に配慮が望まれる。
特記事項  
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