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カギモンキリガ_22510

カギモンキリガ Orthosianigromaculata(Hone) 情報不足
  チョウ目ヤガ科
選定理由 生息環境などからすると危険性が高いと判断されるが、現状についての情報が乏しく評価できない。 写真を拡大表示します
形態の特徴 翅を広げた長さ38〜41mmの蛾である。翅の色は灰褐色で、前翅表面に三日月型および一文字形の特徴的な黒紋があり、他の蛾と見間違うことはない。
生息環境 丘陵帯の低地から低山地の常緑広葉樹林を中心に生息する。渓谷沿いのミズナラを中心とした落葉広葉樹林でも見られる。
生態 成虫は3〜4月に出現する。幼虫はツルグミ、ナツグミ(グミ科)を食草とする。
分布状況 本州、四国、九州、沖縄諸島に分布する。国外では中国に分布する。県内では美濃地方の岐阜市、大垣市、養老郡、揖斐郡で確認されている。 分布情報図を拡大表示します
危険要因 道路や工場の建設など、土地開発による森林環境の悪化、減少などがあげられる。
保全対策  
特記事項  
参考文献 遠藤弘志ほか(1982)ガ類、岐阜県産昆虫目録、岐阜県の昆虫、岐阜県:329-397

文責:宮野昭彦

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