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ヒダウスカバイロコメツキ

ヒダウスカバイロコメツキ ChatanayushidaensisOhira 情報不足
  コウチュウ目コメツキムシ科
選定理由 生息環境などからすると危険性が高いと判断されるが、現状についての情報が乏しく評価できない。 写真を拡大表示します
形態の特徴 体長9〜11mmのコメツキムシ科甲虫である。茶色で、西日本に局地的に分布するウスカバイロコメツキに似ているが、色調はより薄い。
生息環境 本種は寒冷地域にある湿地から記録されている。同属のウスカバイロコメツキ同様湿地に依存する種であると推定される。
生態 成虫が灯火に飛来する習性ががあること以外はわかっていない。
分布状況 2005年に当県で唯一確認された種なので、今後記録が増える可能性はある。ただし生息環境は寒冷地の湿地に限られると思われるので、局地性は強いと思われる。県内では高山市上宝町に生息記録がある。 分布情報図を拡大表示します
危険要因 湿地周辺の森林が伐採されることなどにより、生息環境である湿地が乾燥すること。
保全対策  
特記事項  
参考文献 OHIRA,H.,2005.NeworLittle-knownElateridae(Coleoptera)fromjapan,XLVII.ElytraTokyo,33(2)451-453

文責:豊島健太郎

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