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自然環境保全地域一覧

 岐阜県の自然環境保全地域は、「岐阜県自然環境保全条例」に基づき、昭和51年2月3日能郷白山ほか3地域を指定したのをはじめ、16地域(2,957ha)が指定されています。
自然環境保全地域では、各種行為の規制を行うとともに、継続的に植生の動向を把握し、適正な保護管理のための資料を得るため、自然環境変遷動向調査を実施しています。

自然環境保全地域指定概要

地域名 所在地 総面積
(ha)
特別地区(ha) 普通地区(ha) 指定年月日 特質
能郷白山 本巣市
根尾能郷
656.45ha 656.45ha - S51年2月3日 亜高山性植物及びブナのすぐれた天然林
山中山 高山市
荘川町
13.12ha 1.99ha 11.13ha S51年2月3日 植物の自生地、高層湿原のミズバショウ
秋神 高山市
朝日町
10.04ha - 10.04ha S51年2月3日 シラカンバの自生地
荻町 大野郡
白川村
300.45ha 105.02ha 195.43ha S51年2月3日 ブナ、ミズナラを主体とするすぐれた天然林
北の俣・水の平 飛騨市
神岡町
363.52ha (1.50)
305.44ha
58.08ha S51年10月15日 湿原植物の自生地、ブナ等のすぐれた天然林
朝日添川 郡上市
白鳥町
287.80ha 84.40ha 203.40ha S51年10月15日 トチノキ、サワグルミを主体とする渓畔林、裏日本型のブナの優れた天然林
時山 大垣市
上石津町
160.80ha (27.40)
27.40ha
133.40ha S51年10月15日 野生動物の生息地(ヒサマツミドリシジミ、キリシマミドリシジミ)
関ホタルの川 関市 157.10ha (0.80)
0.80ha
156.30ha S51年10月15日 野生動物の生息地
(ゲンジボタル、カワニナ)
椛の湖畔 中津川市
上野
56.50ha (0.70)
0.70ha
55.80ha S51年10月15日 ハナノキの自生地
岩の子 本巣市
根尾越波
182.41ha 79.78ha 102.63ha S52年9月30日 日本海型のブナのすぐれた天然林
御前岳 飛騨市
河合町
高山市
清見町
406.79ha 406.79ha - S52年9月30日 ブナを主体とする落葉広葉樹林と天然ヒノキの針葉樹もみられる温帯極相林
内啣洞 関市板取 137.62ha 75.87ha 61.75ha S52年9月30日 日本海型ブナ林が大半を占める中にヒノキ、コウヤマキ林がみられるすぐれた天然林
祖師野 下呂市
金山町
34.90ha 0.87ha 34.03ha S52年9月30日 高齢樹かつ学術的価値を有するスギ、ヒノキの人工林、野生動物の生息地(ブッポウソウ)
烏帽子岳 大垣市
上石津町
21.24ha (4.92)
4.92ha
16.32ha S54年12月28日 ホンシャクナゲ及びベニドウダンの自生地
万波 飛騨市
宮川町
127.43ha (4.18)
127.43ha
  S54年12月28日 日本海型ブナ原生林
小川 郡上市
明宝
40.70ha (40.70)
40.70ha
  S56年7月21日 ホンシャクナゲの自生地
16地域 2,956.87ha (80.20)
1,918.56ha
1,038.31ha    

注(1)「特別地区」とは自然環境の保全上特に必要な地域をいい、「普通地区」とは特別地区に含まれない地域をいう。
注(2)特別地区欄()内の数値は野生動植物保護地区の面積。「野生動植物保護地区」とは特定の野生動植物の保護のために特に必要のある地域をいう。

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