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巌立と滝へのみち

13下呂市「巌立と滝へのみち」9.2km

里程表
問い合わせ先下呂市林務課(0576)52-2000

みどころ

古子(ふるこ)の紅梅

 古子の紅梅は、県内でも数少ない大木であり、八重咲きの紅梅としては珍しいとされています。推定樹齢700年といわれ、何度かの傷を受けた跡があり、幹の一部が枯れあがっています。
ここからは、眺めもよく花の季節には、残雪をいただいた御嶽山を背景にした紅梅は一段と美しいものです。

古子の紅梅

吉原のサクラ

 岩の上から、小坂川へ張りだしたこのサクラは、推定樹齢400年以上と言われ、下呂市小坂町のサクラの中では一番の巨木です。四方に広がった枝の花が満開となって、清流に映った姿はみごとなものです。
この地域では、その昔から、このサクラの満開時にアブラエ(エゴマ)の種まきをする風習があり、農作業の目安としても親しまれています。

吉原のサクラ

赤沼田の天保林

 天保13年から14年(1842〜1843年)に植栽された、ただ一つ現存する苗木場で、苗木は天然の稚樹を山引きしたもので、ヒノキ・サワラが混じって植えられたと考えられます。明治・大正時代に枝打ち・間伐が実施されましたが、以後手を加えず現在に至っています。
この天保林は国内でも例の少ない高齢級の造林地であり歴史的・学術的に価値が高く、保護するために赤沼田天保ヒノキ植物群落保護林に指定されています。

赤沼田の天保林

巌立(がんだて)

 巌立は、御嶽の火山活動初期の噴出物である摩利支天溶岩が、兵衛谷に沿って流下し、いわゆる"押出し"の末端近くに形成された両輝面安山岩の節理の断崖です。

巌立

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