ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

新生児聴覚検査について

新生児聴覚検査とは

生後1~2日目ごろの入院中の赤ちゃんを対象に、自然睡眠中に頭に専用の器機を貼り付けて、ささやき声くらいの小さな音を聞かせて、音が聞こえたときに出る脳波の一種を検査する方法です。検査は自動聴性脳幹反応(自動ABR)で行います。検査に要する時間は数分であり、痛みは伴いません。また、薬も使いません。

検査費用

医療機関によって検査費用は異なります。お住まいの市町村によっては、検査費用の助成を実施しているところもありますので、それぞれの市町村にご相談ください。

新生児聴覚検査市町村助成の実施状況について(令和4年度) [PDFファイル/72KB]

検査申込方法

岐阜県が行っている新生児聴覚検査支援事業の協力医療機関または、助成事業を行っている市町村窓口で配布される「新生児聴覚スクリーニング検査同意書兼検査申込書」をお読みのうえ、検査を希望されかつ同意事項に同意された方は、ご署名いただき、医療機関窓口にお申し込みください。

検査の結果

検査結果は、異常が認められなかった場合は「パス(Pass)」、もう一度、検査が必要な場合は「再検査(Refer)」のいずれかで、入院中にわかります。

検査の結果が「再検査(Refer)」だった場合

検査の結果が「再検査(Refer)」であっても、直ちに耳の聞こえが悪いことを意味するものではありません。生まれたばかりの赤ちゃんは、耳の聞こえが正常でも耳の中に液体が残っていたり泣いたり、動きすぎたりすると、聴覚検査にパスしないことがありますので、詳しい検査を受けていただくことになります。その際は、岐阜県が指定した精密検査医療機関等を紹介しますので受診してください。詳しくは、主治医からお話をお聞きください。また、保健所保健師等による相談や家庭訪問等を受けられますので、お気軽にご相談ください。

2次聴覚検査機関及び精密検査(3次聴覚検査)医療機関一覧(令和2年6月1日現在) [PDFファイル/59KB]

検査の結果が「パス(Pass)」だった場合

「パス(Pass)」の場合は、現時点で耳の聞こえに異常はありませんが、成長過程でかかる病気などにより、後になって耳の聞こえが悪くなる場合もありますので、今後も「乳児の聴覚言語発達チェックリスト」 [PDFファイル/374KB]を参考にして、赤ちゃんの耳の発達に注意してあげましょう。心配な時は遠慮せず、かかりつけの先生(「産科、小児科、耳鼻咽喉科)や地域の保健師等にご相談ください。

 ※「乳児の聴覚言語発達チェックリスト」(英語版) [PDFファイル/313KB]

聴覚検査の機器がない医療機関で出産した場合

検査機器がない医療機関や、助産所で出産された場合など、検査を受けられなかったときは、県内の7医療機関において、外来検査を行っています。検査方法は入院時と同じですが、予約方法などは医療機関によってことなりますので、ご確認ください。

外来検査機関一覧(令和4年4月1日現在) [PDFファイル/250KB]

岐阜県が実施している「岐阜県新生児聴覚検査支援事業」について

岐阜県では保護者の方と赤ちゃんが安心して、聴覚検査を受けていただけるように、新生児聴覚検査支援事業協力医療機関(令和4年7月) [PDFファイル/77KB]から検査の実施件数や、改善点などの提供を受けて、検査体制、支援体制、療育・教育体制の向上に向けて検討を行っています。個人の検査結果は、報告されませんので安心して検査を受けていただけます。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

<外部リンク>