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商業統計調査速報2007

平成19年商業統計調査結果(速報)

1概況

 平成19年6月1日現在の本県の商業の状況は、次のとおりとなった。
事業所数2万7006事業所(前回比△7.6%)
従業者数17万7019人(前回比△3.0%)
年間商品販売額4兆7616億円(前回比△3.2%)

注)前回調査は平成16年実施

(1)年次別推移

 平成11年の簡易調査以降、事業所数、従業者数、年間商品販売額のすべてにおいて減少傾向にある。(表-1)[Excelファイル/28KB]
事業所数年次別推移グラフ

(2)卸売・小売業別状況

 卸売業は事業所数、従業者数、年間商品販売額が減少、小売業は事業所数は減少しているが、従業者数、年間商品販売額は増加した。(表-2)[Excelファイル/28KB]

(3)経営組織別状況

 事業所数を経営組織別にみると、「個人経営」が1万2921事業所(構成比47.8%)、「株式会社(有限会社を含む)」が1万3226事業所(構成比49.0%)と、2経営組織で構成比96.8%とほとんどを占めている。
卸売業は、「株式会社(有限会社を含む)」が4247事業所(卸売業に占める構成比68.8%)と最も多く、続いて「個人経営」1769事業所(同28.7%)、「合名会社・合資会社」83事業所(同1.3%)の順となっている。
小売業は、「個人経営」が1万1152事業所(小売業に占める構成比53.5%)と最も多く、続いて「株式会社(有限会社を含む)」8979事業所(同43.1%)、「会社以外の法人等」359事業所(同1.7%)の順となっている。(表-3)[Excelファイル/28KB]

経営組織別事業所数構成比グラフ

(4)従業者規模別状況

 事業所数全体の9割以上を従業者規模19人以下の事業所で占めている。前回調査と比べ、50〜99人規模の事業所が15.2%、30〜49人規模の事業所が5.5%増加したが、他の従業者規模においては減少した。(表-4)[Excelファイル/29KB]
従業者規模別事業所数構成比

2事業所数

 〜減少傾向にある事業所数〜

事業所数は2万7006事業所で、前回調査と比べ2225事業所(前回比△7.6%)減少した。
卸売業は6171事業所、小売業は2万835事業所で、前回調査に比べ卸売業は714事業所(同△10.4%)、小売業は1511事業所(同△6.8%)減少した。(表-5)[Excelファイル/50KB]
(1)卸売業
産業小分類別にみると、「衣服・身の回り品卸売業」が914事業所(卸売業に占める構成比14.8%)と最も多く、続いて「家具・建具・じゅう器等卸売業」763事業所(同12.4%)、「他に分類されない卸売業」694事業所(同11.2%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「各種商品卸売業」(前回比12.5%、2事業所増)、「化学製品卸売業」(同4.7%、7事業所増)の2業種であった。
また、減少した業種は、「医薬品・化粧品等卸売業」(同△20.7%、67事業所減)、「家具・建具・じゅう器等卸売業」(同△17.9%、166事業所減)、「衣服・身の回り品卸売業」(同△16.8%、185事業所減)など14業種であった。
業種別事業所数(卸売業)グラフ

 (2)小売業
産業小分類別にみると、「その他の飲食料品小売業」が2593事業所(小売業に占める構成比12.4%)と最も多く、続いて「他に分類されない小売業」2545事業所(同12.2%)、「自動車小売業」1855事業所(同8.9%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「他に分類されない小売業」(前回比8.6%、201事業所増)、「婦人・子供服小売業」(同1.7%、24事業所増)、の2業種であった。
また、減少した業種は、「その他の各種商品小売業(従業者50人未満)」(同△37.4%、34事業所減)、「酒小売業」(同△20.6%、210事業所減)、「米穀類小売業」(同△20.5%、71事業所減)など25業種であった。
業種別事業所数(小売業)グラフ

3従業者数

 〜卸売業は減少、小売業は増加〜

従業者数は17万7019人で、前回調査と比べ5474人(前回比△3.0%)減少した。
卸売業は4万8359人、小売業12万8660人で、前回調査に比べ卸売業は5635人(同△10.4%)減少し、小売業は161人(同0.1%)増加した。(表-5)[Excelファイル/50KB]
(1)卸売業
産業小分類別にみると、「衣服・身の回り品卸売業」が7259人(卸売業に占める構成比15.0%)と最も多く、続いて「食料・飲料卸売業」5583人(同11.5%)、「他に分類されない卸売業」4975人(同10.3%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「各種商品卸売業」(前回比24.0%、41人増)、「化学製品卸売業」(同6.0%、68人増)、「他に分類されない卸売業」(同4.3%、203人増)など5業種であった。
また、減少した業種は、「電気機械器具卸売業」(同△26.6%、593人減)、「医薬品・化粧品等卸売業」(同△23.4%、728人減)、「家具・じゅう器等卸売業」(同△21.0%、1160人減)など11業種であった。
業種別従業者数(卸売業)

 (2)小売業
産業小分類別にみると、「その他の飲食料品小売業」が2万1811人(小売業に占める構成比17.0%)と最も多く、続いて「各種食料品小売業」1万4028人(同10.9%)、「自動車小売業」1万2068人(同9.4%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「他に分類されない小売業」(前回比39.1%、3284人増)、「男子服小売業」(同15.3%、204人増)、「その他の飲食料品小売業」(同14.5%、2755人増)など8業種であった。
また、減少した業種は、「その他のじゅう器小売業」(同△38.6%、1135人減)、「その他の各種食品小売業(従業者50人未満)」(同△29.5%、167人減)、「農耕用品小売業」(同△24.1%、280人減)など20業種であった。
業種別従業者数(小売業)

4年間商品販売額

 〜卸売業小売業は増加〜

年間商品販売額は、4兆7616億円で、前回調査と比べ1565億円(前回比△3.2%)減少した。
卸売業は2兆6495億円、小売業は2兆1121億円で、前回調査に比べ卸売業は1760億円(同△6.2%)減少し、小売業は194億円(同0.9%)増加した。(表-5)[Excelファイル/50KB]
(1)卸売業
産業小分類別にみると、「衣服・身の回り品卸売業」が3896億円(卸売業に占める構成比14.7%)と最も多く、続いて「農畜産物・水産物卸売業」2758億円(同10.4%)、「建築材料卸売業」2754億円(同10.4%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「化学製品卸売業」(前回比134.5%、734億円増)、「再生資源卸売業」(同71.1%、191億円増)、「各種商品卸売業」(同7.9%、6億円増)など7業種であった。
また、減少した業種は、「農畜産物・水産物卸売業」(同△31.8%、1287億円減)、「繊維品卸売業(衣服身の回り品を除く)」(同△22.6%、164億円減)、「家具・建具・じゅう器等卸売業」(同△16.7%、268億円減)など9業種であった。
業種別年間商品販売額(卸売業)

 (2)小売業
産業小分類別にみると、「自動車小売業」が3399億円(小売業に占める構成比16.1%)と最も多く、続いて「燃料小売業」2966億円(同14.0%)、「各種食料品小売業」2731億円(同12.9%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「他に分類されない小売業」(前回比45.4%、468億円増)、「その他の飲食料品小売業」(前回比22.0%、414億円増)、「燃料小売業」(同18.7%、467億円増)、「靴・履物小売業」(同13.5%、12億円増)など9業種であった。
また、減少した業種は、「その他のじゅう器小売業」(同△58.4%、229億円減)、「その他の各種商品小売業(従業者50人未満)」(同△50.8%、64億円減)、「米穀類小売業」(同△33.7%、34億円減)など19業種であった。

業種別年間商品販売額(小売業)

5従業者1人当たり年間商品販売額

 〜卸売業小売業ともに増加〜

従業者1人当たり年間商品販売額は、2690万円で、前回調査と比べ0.2%減少した。
卸売業は5479万円、小売業は1642万円で、前回調査に比べ卸売業は4.7%、小売業は0.8%増加した。(表-6)[Excelファイル/45KB]
(1)卸売業
産業小分類別にみると、「化学製品卸売業」が10670万円と最も高く、続いて「医薬品・化粧品等卸売業」9079万円、「鉱物・金属材料卸売業」9032万円の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「化学製品卸売業」(前回比121.2%)、「再生資源卸売業」(同68.2%)、「鉱物・金属材料卸売業」(同22.7%)、など12業種であった。
また、減少した業種は、「農畜産物・水産物卸売業」(同△26.3%)、「各種商品卸売業」(同△12.9%)、「繊維品卸売業(衣服、身の回り品を除く)」(同△3.6%)など4業種であった。
(2)小売業
産業小分類別にみると、「燃料小売業」が3668万円と最も高く、続いて「自動車小売業」2817万円、「機械器具小売業」2587万円の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「燃料小売業」(前回比29.7%)、「自転車小売業」(同11.9%)、「食肉小売業」(同10.5%)、など11業種であった。
また、減少した業種は、「その他のじゅう器小売業」(同△32.2%)、「その他の各種商品小売業(従業者50人未満)」(同△30.2%)「百貨店、総合スーパー」(同△19.5%)など17業種であった。

6圏域別の状況

 〜事業所数従業者数すべての圏域において減少〜

(1)事業所数
前回調査と比べ、西濃圏域の△9.1%をはじめ、すべての圏域において減少した。
なお、岐阜圏域には県全体の約4割の事業所が集中している。
(2)従業者数
前回調査と比べ、西濃圏域のみが0.4%増加したが、他の圏域においては岐阜圏域の△4.9%をはじめ減少した。
(3)年間商品販売額
前回調査と比べ、中濃圏域4.8%、西濃圏域1.1%、東濃圏域1.1%は増加したが、岐阜圏域△6.6%、飛騨圏域△5.7%は減少した。
(4)従業者1人当たり年間商品販売額
前回調査と比べ、卸売業は中濃圏域22.0%、西濃圏域10.6%、東濃圏域4.6%、岐阜圏域2.8%が増加したが、飛騨圏域△5.1%は減少した。
小売業は東濃圏域6.3%、中濃圏域2.6%が増加したが、西濃圏域△1.5%、岐阜圏域△0.8%及び飛騨圏域△0.7%は減少した。(表-7〜9)
圏域別事業所数構成比グラフ

[岐阜圏域]

(1)卸売業
事業所数を産業中分類別にみると、「繊維・衣服等卸売業」が948事業所(卸売業に占める構成比31.4%)と最も多く、続いて「機械器具卸売業」569事業所(同18.8%)、「その他の卸売業」542事業所(同17.9%)の順となっている。
前回調査と比べ「繊維・衣服等卸売業」(前回比△17.5%)、「その他の卸売業」(同△17.4%)、「各種商品卸売業」(同△12.5%)などすべての業種で減少した。
(2)小売業
事業所数を産業中分類別にみると、「その他の小売業」が2651事業所(小売業に占める構成比35.8%)と最も多く、続いて「飲食料品小売業」1925事業所(同26.0%)、「織物・衣服・身の回り品小売業」1338事業所(同18.1%)の順となっている。
前回調査と比べ、「各種商品小売業」(前回比△34.0%)、「家具・じゅう器・機械器具小売業」(同△15.0%)、「飲食料品小売業」(同△11.2%)などすべての業種で減少した。

[西濃圏域]

(1)卸売業
事業所数を産業中分類別にみると、「建築材料、鉱物・金属材料等卸売業」が180事業所(卸売業に占める構成比25.6%)と最も多く、続いて「飲食料品卸売業」177事業所(同25.1%)、「機械器具卸売業」160事業所(同22.7%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種はなく、減少した業種は、「各種商品卸売業」(前回比△66.7%)、「その他の卸売業」(同△17.8%)、「建築材料、鉱物・金属材料等卸売業」(同△10.0%)などすべての業種であった。
(2)小売業
事業所数を産業中分類別にみると、「その他の小売業」が1218事業所(小売業に占める構成比33.4%)と最も多く、続いて「飲食料品小売業」1101事業所(同30.2%)、「織物・衣服・身の回り品小売業」511事業所(同14.0%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「各種商品小売業」(前回比11.1%)のみであった。
また、減少した業種は、「飲食料品小売業」(同△15.2%)、「家具・じゅう器・機械器具小売業」(同△12.3%)、「その他の小売業」(同△6.7%)など5業種であった。

[中濃圏域]

(1)卸売業
事業所数を産業中分類別にみると、「その他の卸売業」が187事業所(卸売業に占める構成比27.3%)と最も多く、続いて「飲食料品卸売業」171事業所(同25.0%)、「建築材料、鉱物・金属材料等卸売業」156事業所(同22.8%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「各種商品卸売業」(前回比50.0%)、「繊維・衣服等卸売業」(同24.0%)、「機械器具卸売業」(同1.5%)の3業種であった。
また、減少した業種は、「建築材料、鉱物・金属材料等卸売業」(同16.6%)、「飲食料品卸売業」(同△10.5%)、「その他の卸売業」(同△7.0%)の3業種であった。
(2)小売業
事業所数を産業中分類別にみると、「その他の小売業」が1274事業所(小売業に占める構成比34.2%)と最も多く、続いて「飲食料品小売業」が1176事業所(同31.6%)、「織物・衣服・身の回り品小売業」474事業所(同12.7%)の順となっている。
前回調査と比べ、「各種商品小売業」(前回比△25.0%)、「家具・じゅう器・機械器具小売業」(同△11.7%)、「飲食料品小売業」(同△10.6%)などすべての業種が減少した。

[東濃圏域]

(1)卸売業
事業所数を産業中分類別にみると、「その他の卸売業」が719事業所(卸売業に占める構成比55.4%)と最も多く、続いて「建築材料、鉱物・金属材料等卸売業」278事業所(同21.4%)、「飲食料品卸売業」168事業所(同12.9%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「各種商品卸売業」(前回比200.0%)のみであった。
また、減少した業種は、「繊維・衣服等卸売業」(同△14.3%)、「機械器具卸売業」(同△13.8%)「建築材料、鉱物・金属材料等卸売業」(同△11.2%)など5業種であった。
(2)小売業
事業所数を産業中分類別にみると、「その他の小売業」1255事業所(小売業に占める構成比34.7%)と最も多く、続いて「飲食料品小売業」が1146事業所(同31.7%)、「織物・衣服・身の回り品小売業」530事業所(同14.7%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「その他の小売業」(前回比2.2%)、「繊維・衣服・身の回り品小売業」(同1.5%)の2業種であった。
また、減少した業種は、「各種商品小売業」(前回比△47.8%)、「飲食料品小売業」(同△9.8%)、「家具・じゅう器・機械器具小売業」(同△9.6%)など4業種が減少した。

[飛騨圏域]

(1)卸売業
事業所数を産業中分類別にみると、「飲食料品卸売業」が152事業所(卸売業に占める構成比33.0%)と最も多く、続いて「その他の卸売業」117事業所(同25.4%)、「建築材料、鉱物・金属材料等卸売業」92事業所(同20.0%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「各種商品卸売業」(前回比100.0%)のみで、同数となった業種は「飲食料品卸売業」であった。
また、減少した業種は、「機械器具卸売業」(同△31.5%)、「繊維・衣服等卸売業」(同△8.3%)、「建築材料、鉱物・金属材料等卸売業」(同△5.2%)など4業種であった。
(2)小売業
事業所数を産業中分類別にみると、「その他の小売業」が920事業所(小売業に占める構成比37.6%)と最も多く、続いて「飲食料品小売業」761事業所(同31.1%)、「織物・衣服・身の回り品小売業」349事業所(同14.3%)の順となっている。
前回調査と比べ増加した業種は、「自動車・自転車小売業」(前回比7.2%)、「その他の小売業」(同2.4%)の2業種であった。
また、減少した業種は、「各種商品小売業」(同△45.5%)、「家具・じゅう器・機械器具小売業」(同△17.2%)、「織物・衣服・身の回り品小売業」(同△7.7%)など4業種であった。
圏域別産業中分類別事業所構成比(卸売業)グラフ
圏域別産業中分類別事業所構成比(小売業)グラフ

7業態別小売業の動向

 業態別にみると、「コンビニエンスストア」の事業所数は655事業所、従業者数は8337人、年間商品販売額は977億円で、前回調査と比べ事業所数は26事業所(△3.8%)減少したものの、従業者数は340人(前回比4.3%)、年間商品販売額は12億円(同1.3%)増加した。
なお、「コンビニエンスストア」の約8割の事業所が終日営業となっている。
また、「ドラッグストア」の事業所数は273事業所(同8.8%、22事業所増)、従業者数は2674人(同1.8%、72人増)、年間商品販売額は516億円(同8.0%、38億円増)で、前回調査と比べいずれも増加した。(表-10)[Excelファイル/36KB]

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