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「伝統的防災施設マップ」を活用した地域防災教育を実施しました
令和元年11月14日(水曜日)に古川西小学校5年生を対象に「伝統的防災施設マップ」を活用した地域防災教育の総合学習を実施しました。
岐阜県には、大規模な洪水が起こった時の備えとして、先人たちの知恵と経験によって造られた霞堤や輪中堤(※)などの伝統的な防災施設が存在し、今なお重要な役割を担っています。
この伝統的防災施設の持つ役割などをもう一度見直すことが、今後の水害対策に重要と考え、県では施設の位置や意義などをまとめたマップを、平成24年度に全国で初めて作成しました。
これらの伝統的な防災施設の存在と役割、歴史的な意義を若い世代や地域住民に伝えることで、地域の防災意識を高め、洪水被害の軽減につなげ、「清流の国ぎふ」を支える人づくりを推進しています。
古川西小学校でも、霞堤、輪中堤について講習をおこない、模型実験や近くにある霞堤に実際に行くことで、先人たちの残した伝統的な防災施設について学習しました。