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平成28年度古川土木事務所事業成果

 古川土木事務所では、平成28年度県土整備部基本目標である「ぎふの未来を支え、命と暮らしを守る強靭な県土整備」をめざし、安全で安心、活力ある地域づくりのため、さまざまな基盤整備事業を推進してきました。
 平成28年度の主な完成事業等を紹介いたします。
 今後も、地域の未来を支える事業を推進して参ります。

平成28年度主な事業成果
1、国道41号高山国府バイパスの整備に伴う道路管理者の変更
2、平岩1号橋(仮称)橋りょうの完成
3、国道360号種蔵打保バイパス「成手トンネル」の開通
4、西忍橋耐震補強工事の完成
5、舗装補修工事の実施
6、道路除排雪業務の実施
7、歩道整備の完了
8、防災工事の一部完成
9、消雪施設更新工事の一部完成
10、河川水位計の増設
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1、国道41号高山国府バイパスの整備に伴う道路管理者の変更

 国道41号の高山国府バイパスが平成25年9月に開通したことに伴い、平成28年4月1日以降、国土交通省から旧道部分を引継ぎ、一般県道谷高山線として維持・管理を行っています。
 また、平成28年8月に一般県道名張上切線を高山市へ引き継ぎました。

 道路管理者変更詳細図(PDF:252kb)

2、平岩1号橋(仮称)橋りょうの完成

 主要地方道古川清見線(飛騨市古川町高野から高山市清見町夏厩、別称「卯の花街道」)の古川町平岩地区において、平成26年春より橋梁上部工工事を進めている平岩1号橋(仮称)が平成28年11月に完成しました。今後、同バイパスの完成に向けて、取付道路及び安全施設にかかる工事を行い、平成29年度中に同バイパス1期工区の完成供用を行う予定です。
 当該路線は、飛騨市から東海北陸自動車道の飛騨清見ICへのアクセス道路として重要な役割を果たしております。平岩1号橋(仮称)を含むパイパス区間(約1.3km)の完成により、道路幅員が狭く、勾配が急な区間が解消されます。

工期:平成26年4月から平成29年3月(上部工)
工事費:約6億5千万円

平岩1号橋(仮称)平岩1号橋(仮称)位置図

3、国道360号種蔵打保バイパス「成手トンネル」の開通

 国道360号飛騨市宮川町打保地内において、平成9年度より種蔵打保バイパス工事として7.55km区間の整備を進めてきました。このたび、同バイパス区間のうち成手トンネルを含む550m区間が完成し、平成28年11月29日(火曜日)に開通式典を行い、当区間の供用を開始しました。
 種蔵打保バイパスは、国道360号のあい路、線形不良区間の解消並びに雨量規制区間の解消を目的として整備を行っております。住民の方の安全や富山県への円滑な通行を確保するため、今後も継続的に整備を行っていきます。

工期:平成25年度から平成28年11月
工事費:約13億円

開通式典の様子種蔵打保バイパス位置図

4、西忍橋耐震補強工事の完成

 国道360号の飛騨市宮川町西忍地内において平成26年度より実施してきました西忍橋の耐震補強工事が平成29年3月に完成しました。
 西忍橋は、平成7年に架設された橋長約142mの橋梁で、当時の耐震基準は満たしていましたが、その後の阪神・淡路大震災や東日本大震災等による橋梁設計基準の変遷による最新の耐震基準に合わせ、約1億9千万円の総工費をかけ耐震補強工事を行いました。
 当該路線は第2次緊急輸送道路に指定されており、また飛騨地域の幹線道路である国道41号のう回路として重要な役割を果たしています。

工期:平成26年度から平成29年3月
工事費:約1億9千万円

耐震補強箇所その1耐震補強箇所その2

5、舗装補修工事の実施

 当事務所では、国道や県道など21路線322kmの道路を管理していますが、飛騨地方特有の気象条件(寒暖の差)や経年劣化などの理由により、舗装の破損が著しい箇所が多く存在しています。
 毎日の道路パトロールで部分的な穴埋め補修は行っていますが、広範囲にわたる破損やひび割れ、わだち掘れの大きな箇所は舗装補修工事を実施し、安全な交通の確保を行っております。

舗装補修実施前舗装補修実施後

6、道路除排雪業務の実施

 当事務所では、管内の21路線322kmの県管理道路のうち、除雪や凍結防止剤散布、歩道除雪が必要な19路線257kmを除雪業者29社、高山市及び飛騨市に委託して、冬期の交通確保を行っています。
 今年は雪が多く、管内観測点における平成27年度の降雪量の平均は302cmでしたが、平成28年度は627cmと約2.1倍となっています。そのため除雪車も昨年より多く出動しており、稼働時間の総合計で比較すると平成27年度の6,243時間に対し、平成28年度は16,363時間と約2.6倍となりました。

除雪状況その1除雪状況その2

7、歩道整備の完了

 一般県道鼠餅古川線(飛騨市古川町東町地内)の歩道整備工事が完了しました。
 当該箇所は、「あんしん歩行エリア」や古川小学校の通学路にも指定されていますが、歩道部分が未整備であることから、平成26年度より新規事業として整備を進めていました。
 平成28年9月の工事完成により、児童の安心・安全を確保することができました。

工期:平成27年12月から平成28年9月
工事費:約2千8百万円

歩道整備前歩道整備後

8、防災工事の一部完成

 主要地方道神岡河合線(飛騨市河合町保地内)の道路の防災工事が一部完成しました。
 当該箇所は、雨量規制区間内であり道路防災点検の要対策箇所でもあったことから、平成24年度から事業を行っていましたが、平成28年9月に一部工区間が完成し、安心・安全な道路となりました。

工期:平成28年3月から平成28年9月
工事費:約7千7百万円

整備前整備後

9、消雪施設更新工事の一部完成

 主要地方道古川国府線(飛騨市古川町栄町地内)の散水消雪施設の更新工事が一部完成しました。
 既存の施設が老朽化などにより破損・損傷しているため、平成25年度より更新工事を進めておりますが、平成28年12月に一部区間が完成し冬期の安全な交通を確保することができました。

工期:平成28年6月から平成28年12月
工事費:約3千3百万円

更新前更新後

10、河川水位計の増設

 当事務所管内には、大雨の時に河川水位が簡単に分かるようにするための水位計の設置要望が多数あります。
 要望箇所の中から避難対策などに効果的で優先度の高い宮川と太江川に河川水位計を設置し、平成28年9月から水位観測を開始しました。宮川にある水位計は弁天橋観測局(飛騨市河合町小無雁地内)、太江川にある水位計は城下橋上流観測局(飛騨市古川町太江地内)です。
 観測した水位情報は、他局の水位情報や雨量情報などとともに岐阜県ホームページ「川の防災情報」で公表しており、誰でもいつでも確認することができます。これにより、洪水時に川に近づくことなく河川の水位確認が可能となり、地域の方が安全に避難活動を行えるようになりました。

川の防災情報<外部リンク>

工期:平成27年12月から平成28年11月
工事費:約4千2百万円

弁天橋観測局城下橋上流水位計

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