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平成29年9月

記事ID:0016623 2017年10月18日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

欧州におけるトップセールスを実施しました(8月30日〜9月7日)

 岐阜県の地域資源や世界遺産を活用し、欧州各国との交流を深化させるため、2年ぶりの欧州トップセールスとして、ベルギー・フランス・リトアニアへ出張しました。

1ワーテルローと関ケ原との姉妹古戦場協定式(ベルギー)

古戦場協定締結式視察

 ナポレオン戦争の激戦地として知られる、ベルギーのワーテルロー古戦場と関ケ原古戦場との姉妹古戦場協定を締結しました。これは、昨年9月のアメリカ南北戦争決戦地のゲティスバーグ国立軍事公園との姉妹古戦場協定締結に続くものです。この協定締結により、関ケ原を中心として三つの古戦場が一つに繋がり、世界古戦場の大交流時代をつくっていくとともに、関ケ原古戦場の魅力や歴史と平和への思いを世界にアピールしていきたいと思います。

2アルザスオ=ラン県との交流の促進(フランス)

友好提携宣言締結式アルザスウォーク

 フランスのアルザス地方オ=ラン県とのご縁は、平成26年4月の「アルザスワイン街道」と岐阜県の「飛騨地酒ツーリズム協議会」の友好宣言調印による交流をきっかけに始まりました。さらに同年11月には、オ=ラン県と岐阜県、コールマールと高山市、リクヴィルと白川村のそれぞれが自治体間の交流協定を締結し、4階建ての交流関係に発展しております。
また、アルザスでは地域の食や自然、歴史を歩きながら体感する「アルザスふれあいウォーク」にも参加してきました。これは、欧米で普及している「ガストロノミーツーリズム」という新しい旅の形です。こうした動きに呼応し、岐阜県の魅力の1つでもある「温泉(ONSEN)」を核として、ウォーキングしながら地域の「食」や「文化」などを楽しむONSEN・ガストロノミーツーリズムが来年5月に高山市で計画されております。今回は、アルザス観光協会とONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構との友好提携宣言の締結式に立ち会いました。これで5層目の交流関係が結ばれたことになります。
さらに、現在、郡上市とカイゼスベルグとの間で新たな交流を進めることを目指しているところです。こうした多層にわたる交流で岐阜県とアルザス地方の関係の深化を進めてまいります。

3杉原シンポジウム・スギハラウィーク(リトアニア)

基調講演リトアニア経済大臣と

 岐阜県出身の元外交官杉原千畝が「命のビザ」を発給した英断の地・カウナスで、今回初めて、日本とリトアニアの交流促進を図る「スギハラウィーク」が盛大に開催されました。その一環として、『杉原千畝を今後どのように顕彰していくか』をテーマに基調講演を行いました。リトアニアでは訪問する先々で杉原千畝をとても大切にされていることを感じ、改めて感激しました。
また、リトアニア滞在中は、経済大臣、外務副大臣、カウナス市長など、関係要人と面談し、経済、観光、文化、教育などリトアニアと岐阜県の交流を拡大する方向で合意いたしました。
まもなくユネスコ「世界の記憶」に申請中の「杉原リスト」の登録審査が行われます。杉原氏の人道的な行為を次世代へ受け継いでいくため、今後もリトアニアの皆さんとともに杉原氏の功績とともに、命の尊さ、世界平和を発信していきたいと思います。

第11回全国和牛能力共進会宮城大会

共進会出品者等との集合写真飛騨高山高校

 5年に1回開催される“和牛のオリンピック”とも言われる「第11回全国和牛能力共進会宮城大会」が9月7日(木曜日)〜9月11日(月曜日)に開催され、全国38道府県から計513頭の和牛が集結しました。
本県からも県予選を勝ち抜いた27頭が出品され、「高校の部」において、飛騨高山等学校が、「後継者の部」では飛騨市農家の山口大作さんが、それぞれ最優秀賞を受賞されました!今後の飛騨牛生産の輝かしい未来を感じたところです。
一方、肉牛の部では、若雄の区で優等賞4席に入賞したものの、残念ながら最優秀枝肉賞は逃す結果となりました。今後も若い力の活躍を期待するとともに、次期大会での最優秀枝肉賞を奪回すべく、「清流の国ぎふ」の風土が育んだブランド「飛騨牛」の更なる品質、能力向上にオール岐阜体制で取り組んでまいりたいと思います。

国際陶磁器フェスティバル美濃’17

授賞式展示会場

 今年で第11回を迎える陶磁器の祭典「国際陶磁器フェスティバル美濃‘17」が、眞子内親王殿下を名誉総裁にお迎えし、9月15日(金曜日)に開幕しました。眞子内親王殿下には、大変光栄なことに、婚約発表後、初の公務としてお越しいただきました。
開会式では、「陶磁器を通じた国際的な交流が広がり、美濃がより一層発展していくことを願います。」と御言葉をいただくとともに、テープカットに御参加いただきました。
今回の陶磁器展は、世界60の国と地域から寄せられた2,466作品のうち、国内外の著名な方々が審査し、厳選された141作品を、世界でも有数の陶磁器産地・多治見市のセラミックパークMINOで展示しているものです。
「国際陶磁器フェスティバル美濃‘17」は10月22日(日曜日)まで開催していますので、ぜひお越しください!

「清流デッキ」完成!

テープカット渡り初め

 9月30日(土曜日)、岐阜県の文化の拠点「ぎふ清流文化プラザ」とスポーツの拠点「岐阜メモリアルセンター」をつなぐ連絡通路「清流デッキ」が開通しました!
これまで、両施設の移動には、歩道橋を使う必要があり、車いすの方には数百メートル離れた交差点まで迂回していただく必要がありましたが、このデッキの開通で便利に使っていただけるようになりました。
開通式当日は、見事な秋晴れのなか、『東西の懸け橋』をテーマに、開通式典や渡り初めが執り行われるとともに、東側の岐阜メモリアルセンターでは県名産品・特産品を販売する「東西・味の祭典」や「ぎふ清流レクリエーション大会」、「ぎふの木フェスタ」、西側の清流文化プラザでは東西文化行事や歌手の由紀さおりさんのコンサートが開催され、多くの県民の方々に楽しんでいただけたのではないかと思います。
今後、この「清流デッキ」が多くの方に利用されることにより、交流が一層促進され、「文化とスポーツの懸け橋」に、さらには、ぎふ清流福祉エリアともつながることから「福祉と文化とスポーツの懸け橋」になることを願っております。

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