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大島ダム

記事ID:0067841 2020年3月12日更新 河川課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

大島ダム

大島(おおじま)ダムは、治水ダムとして、岐阜県高山市大島町地内に建設を進めるものです。

 

流域の概要

 神通川水系大八賀川は岐阜県の北部に位置し、その源を日影平山(標高1595m)に発し、山間部を西流し、途中、生井川、米渓川、菅沢川、山口川を合流しながら流下し、下流部は高山市の市街地を貫流し、高山市松本町地先で宮川に合流する流域面積60.4km2、延長20kmの一級河川です。
大八賀川を含む宮川上流部は内陸性の気候であり、流域の年平均降水量は約1,800mm、高山市の年平均気温は10 .9℃です。降雨量は梅雨期、台風期に多く、特に台風期の豪雨により災害が多く発生しています。
大八賀川の水利用は古くから行われ、沿川一帯の耕地などに対するかんがい用水の水源に利用されています。

ダム建設の目的

水害から守る
大島ダムの建設される地点における計画高水流量155m3/sのうち90m3/sの洪水調節を行うことで、大八賀川沿川の流域を水害から守ります。

既得取水の安定化と河川環境の保全等
河川の流量が不足がしているときに、ダムから貯留水を補給することによって、大八賀川沿川の既得取水の安定化及び河川環境の維持・保全等を図ります。

 

事業経過

昭和47年 予備調査着手
昭和60年 実施計画調査着手
平成8年 建設採択

 

ダムの諸元

総貯水量 4,720千m3
有効貯水容量 3,850千m3
集水面積 24.1km2
湛水面積 0.29km2
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