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研究開発体制

(1)工業技術研究所

 岐阜県の基幹産業として成長している自動車・航空機・工作機械などの機械・金属関連分野における「ものづくり技術」に対応して、研究や依頼試験・技術相談などを通じた重点的な技術支援を目的として設立されました。「地域に根ざしたものづくり加工技術研究」と「質の高い技術支援」を目指し、これまで各部門において蓄積してきた保有技術の高度化と融合化を図り、また産学官の連携を密にして、効率的な研究開発と成果の技術移転に取り組みます。さらに、現場支援・依頼試験・技術相談・人材育成・情報提供等を通じて企業の一層の技術向上を目指した技術支援を実施しています。
また、平成23年5月30日に地域産学官共同研究拠点「ぎふ技術革新センター」を開所、運営を開始し、共同研究、人材育成、共同機器利用、産学官連携推進を通じ、成長分野へ展開することにより産業構造の多様化・高度化を目指します。

 

(2)産業技術センター

 県内産業であるプラスチック、繊維、紙、食品加工等を対象に、これまでに各部門において蓄積してきた固有技術に関する「ものづくり技術」を活かして、効率的な研究開発および効果的な成果の技術移転を目指しています。地域産業の新技術開発、新製品開発、人材養成等に関する技術支援を積極的に推進するとともに、現場指導・依頼試験・技術相談・情報提供等を通じて産学官の連携を密にして県内中小企業の技術向上に寄与しています。最近では、清酒用酵母「泡なしG酵母」を開発し、県内酒造場において活用され、平成24年秋から本格販売がスタートしています。

 

(3)情報技術研究所

 情報技術をツールとして活用した効率的な生産技術、汎用的に使えるロボット部品(ソフト、ハード)の開発など、「ITとものづくりの融合」に関わる研究開発及び技術支援によって、地場産業の高度化及び新産業の創出を図っています。最近の取り組みとしては、安価で中小規模の工場でも導入可能な超音波によるナビゲーションシステム開発を進めており、工場内の部品搬送を行う無人搬送車などへの活用を目指しています。

 

(4)セラミックス研究所

 陶磁器産業に特化して、時代や社会的要請をいち早くとらえた多方面の研究成果を美濃焼業界に提示し、その普及を図りました。現在、次代を拓く新しいセラミックスの創造に向けて、美濃焼のものづくりの歴史と蓄積に学びながら、新たな素材や技術をも視野に入れ、研究、支援、試験を一体のものと位置づけ、その具体化に努めています。最近では、半導体やガラス用の精密研磨材の開発や停電時に有効な非常用誘導用建材の開発などに取り組んでいます。

 

(5)生活技術研究所

 木製品関連産業を中心分野として、快適で安心して暮らせる生活環境の創出と地域関連産業の振興を目的に、人間と製品及び住環境のあり方に関して、人間生活工学的評価に基づくアプローチを行っています。そこから得られた知見を基盤としながら、生活者が使い易いモノづくりに係わる技術領域を包含した生活関連産業を支援しています。最近の取り組みとしては、腰痛者の腰の負担を軽減する家庭用椅子を産学官連携で開発し、商品化を目指しています。