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立地条件

地形

 可茂地域は名称の由来となった加茂地域と可児地域の2市7町1村からなる岐阜県の行政区域です。本県の中南部に位置し、その面積は83,419haで県土の約8%を占めています。加茂地域(美濃加茂市、坂祝町・富加町・川辺町・七宗町・八百津町・白川町・東白川村)と、可児地域(可児市、御嵩町)は、可茂南部を流れる木曽川により南北に分断されています。また飛騨川が加茂地域の中央を南北に貫くように流れています。西南部の愛岐丘陵地から飛騨川中流域の中山間地域に至る標高50mから標高1,200mに渡る大きい高低差があり、非常に変化に富んだ地形となっています。

土壌分布

 南部は「丘陵地」を貫くように、木曽川水系に沿って広がる「砂礫台地」と典型的な「河岸段丘」が特徴的で、小河川に沿って広がる「低地土地帯」と小規模な河岸段丘が見られます。北部は「山地」が主体で、木曽川水系に沿ってつながる狭小な「河岸段丘」が見られます。南部の「砂礫台地」上は「黒ボク土壌」に覆われるか、一部浸食と再集積により「砂丘未熟土壌」、「低地土壌」となっている箇所が見られます。「山地」と「丘陵地」には「褐色森林土壌」、「赤色土壌」、「黄色土壌」が分布しています。
国土交通省国土政策局国土情報課5万分の1都道府県土地分類基本調査<外部リンク>

気象

 冬期の気温は平坦部である岐阜地域よりも低く推移するものの、降雪量は少なくなっています。また丘陵地であるものの比較的日照時間が長くなっています。
気象庁気象統計情報<外部リンク>

交通

 鉄道では、JR高山線が木曽川と飛騨川に沿って坂祝町、美濃加茂市、川辺町、七宗町、白川町を岐阜方面から高山方面へと貫き、長良川鉄道線が、美濃太田を起点に坂祝町を関方面へと貫いています。名鉄線が犬山方面より可児市北部を貫いて御嵩町まで達しています。道路では、東海環状自動車道東回りルート、国道21号、41号、248号、418号や県道等の整備が進められ、美濃加茂市、可児市を中心に住宅団地や商業集積化と工業団地の誘致が進められています。

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