
| 農薬のドリフト(飛散)の問題がかなり厳しくなっています。特に住宅地区に隣接したほ場での農薬散布には細心の注意が必要です。 そのことから、幾つかのメーカーからドリフトレスノズルが発売されています。 今回は特に飛散が問題になる住宅地周辺の果樹園(梨)でドリフトレスノズルの効果を確認する試験を行いました。 |
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試験の対象となった大垣市南若森地区の梨のほ場です。 園の周りは5mm目の防風ネットで囲われています。 写真にもあるように、住宅地に隣接しており、防除の度ごとに細心の注意が必要な地区です。 |
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まず、調査計画の確認を行っています。 今回は園内と周辺に感水紙(水に濡れると色が変わる紙)を置き、どの程度「濡れる」かを調査します。 園内は消毒の効果を上げるためにも十分濡れる必要がありますが、園外は濡れないのが理想です。 今回の試験では農薬ではなく、普通の水で散布試験を行いました。 写真は最終確認を行う普及指導員です。 |
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写真は今回の試験で使用するスピードスプレーヤー(通称「SS」)です。 これで、園内を走って散布をします。 今回はドリフトレスノズルの試験なので、ノズルを交換します。 最初はドリフトレスノズルで散布し、再度、普通のノズルを交換して対照区として散布しました。 |
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感水紙を準備します。 園内は木の幹、横枝の位置、樹冠部で4か所、園外の周辺は防風ネットから1m、3m、10mの位置に設置しました。 写真は周辺部での感水紙の設置で、2mと1mのふたつの高さに設置しています。 |
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散布開始です。水が大量に出ているのが分かります。 |
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感水紙の変化です。 木の幹に貼り付けた黄色の感水紙が、散布後に青くなっているのが分かります。 園内の散布状況は下の写真のように樹冠部(一番上の3枚)まで十分届いていることが分かります。 周辺部の感水紙は特に慣行区では変色が見られましたが、写真ではよく分からなかったので、今回は省略しました。 |
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試験終了後、集まった梨栽培農家に結果の説明を行いました。 農家の関心は2つ。 1) 園内は十分薬剤が掛かるのか。 2) 周辺へはどの程度ドリフトするのか。 2つの問題ともそれなりの結果が出たため、ドリフトレスノズルに対する関心も高まったようです。 |