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養老町文化財保護協会で講座を開催しました

平成29年12月6日(水)、養老町中央公民館において「養老町文化財保護協会」の理事を対象とする研修会として講座を開催しました。18名の協会理事の方々が参加され、発掘調査で出土した石器や土器の実物に触れる体験をしていただきました。

 

岐阜県文化財保護センターの紹介

 映像資料を通して、岐阜県文化財保護センターが行っている業務を紹介しました。発掘調査から、整理等作業、報告書刊行に至る流れを説明し、特に近年行われた発掘調査の成果を具体的に紹介しました。

講座の様子1 

 

石器や土器の実物に触れる

 4種類の土器片(縄文土器、弥生土器、須恵器、山茶碗)を手に取り、表面の文様や手触りの感覚、硬さや質感などを手がかりにして、作られた時代順に並べ替えました。また、4種類の石器(石鏃、石錘、磨石、打製石斧)を手に取り、それぞれの石器がどのように使われたかを想像しました。昔の人々の生活の仕方を想像しながら、じっくり土器や石器を観察される姿が印象的でした。

講座2 

 

西濃の遺跡の出土品

    岐阜県文化財保護センターが発掘調査を行った西濃地域における44遺跡のうち、荒尾南遺跡(大垣市)、六里遺跡・稲荷遺跡(大野町)、塚奥山遺跡(揖斐川町)、南高野古墳・高畑遺跡(池田町)、小関御祭田遺跡・南整理遺跡(関ケ原町)から出土した遺物を紹介しました。遺跡による遺物の違いや、土器の作り方、使い方などについて熱心に質問される参加者や、遺物をじっくり観察したり手に取って重量感を感じようとする参加者もおられました。

    講座3 講座4

     

    最後に

    講座参加者は身近な地域の歴史に対する関心が高いことが想定されたため、特に西濃地域の遺跡を中心に紹介し、遺跡から実際に出土した遺物に触れていただくことに主眼を置きました。感想にあるように、実物に触れることに感動し、地域の歴史に対する関心を深めていただけた、たいへん有意義な講座となりました。

    <参加者の感想(抜粋)>

    • 具体的な説明と、実際に石器・土器にふれることができてとてもよかった。時間が短かったので残念ですが、今後このような機会をもっと作りたい(協会としても)。
    • よく理解できて、町内の文化財への関心も高まった。
    • 大変ありがとうございました。今日は理事だけの研修でしたが、当協会の会員研修会に是非お呼びして啓発したいです。
    • 今回の講座大変勉強になりました。まだまだ色々知りたい事がありますので、イベントを紹介していただける所には参加してまいりたいと思います。今日は大変良かったです。ありがとうございました。
    • 実物を多く展示していただき、感謝します。
    • 身近で手に触れられたこと、時代別で土器の移り変わりがよくわかって良かった。
    • 非常にたくさんの遺物展示と共に説明をしていただき、とても勉強になりました。象鼻山古墳や日吉遺跡の発掘にも従事した経験者ですが、更に勉強になりました。

     

     

     

     

     

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