ナビゲーションをスキップして本文へ

ここから本文です。

平成29(2017)年3月10日上切寺尾古墳群出土遺物の紹介

上切寺尾古墳群(高山市上切町)では、今年度の発掘調査で瓦や鏡が出土した礎石建物周辺から、付着物のある土器が出土しました。

 

礎石建物

発見した礎石建物

 

付着物のある土器の特徴

須恵器(すえき)や灰釉陶器(かいゆうとうき)の碗の内面に黒い付着物が確認できます。また、仏具である須恵器の多口瓶(たこうへい)という土器の内面にも付着していました。

 

土器集合写真

付着物のある土器

 

付着物

土器に付着している状態

 

多口瓶

多口瓶(外面と内面)


付着物のある土器が意味するもの

他の発掘調査事例では、漆が付着した土器が寺院に関係する遺跡から出土していることが確認されています。
今後の分析により、今回の発掘調査で出土した土器の付着物が何であるかを明らかにし、礎石建物がどのような目的で建てられたのかを知る手がかりにしていきたいと考えています。

 

センター調査だよりに戻る