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平成29年(2017)年1月23日上保本郷遺跡出土遺物の紹介

 

上保本郷遺跡では現在、一次整理等作業が進んでおり(作業の様子はこちらをご覧ください)、出土遺物の多くについて、洗浄作業と注記作業が終了しました。今回は、それらの中から、特徴的な遺物を紹介します。

 

下の写真は、溝から出土した常滑焼の甕(かめ)です。甕は鎌倉時代のもので、液体等を貯蔵する容器です。この甕は胴部の直径が80cm以上もある大きなものです。

常滑甕

写真1)甕の出土状況

 

常滑甕2

写真2)洗浄後の甕

 

写真3は、土坑から出土した土師器皿白磁碗(はくじわん)です。これも鎌倉時代のものです。中国で生産された白磁や青磁(せいじ)は、当時、すでに日本に流通しており、当遺跡でも多数の破片が出土しましたが、この白磁碗は全体の形がわかる稀少な資料です。土師器皿と白磁碗

写真3)遺物出土状況(左:土師器皿、右:白磁碗)


今後は出土した遺物の計量や台帳作成など、報告書作成や保管のための準備を進めていきます。

 

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