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平成29年(2017)年1月10日上保本郷遺跡の一次整理等作業が進んでいます

 

平成27年度から、本巣市上保地内に所在する上保本郷遺跡の発掘作業を行いました。今年度の発掘作業は、11月30日をもって終了し、平安時代末から鎌倉時代、室町時代の遺構が多数見つかり、土器や金属製品、木製品などが出土しました。
現在は、出土した遺物の洗浄や注記などの作業を中心とした一次整理等作業を行っています。

 

【洗浄作業】

遺物についている泥や土を洗浄ブラシなどを使って、水で流し落としています。洗い足りないと泥や土が残ってしまい、洗いすぎると調整(ハケ目やナデ)などが消えてしまうため、とても繊細な作業になります。

洗浄

 

【強化措置作業】

触れると砂粒がはがれるようなもろい土器については、土器を強化剤に漬け、乾燥させます。

強化措置

 

【注記作業】

出土した遺物に遺跡名や出土場所、取上番号を細かい文字で記入します。現在は、注記システムという機械を使って作業をしています。

注記

 

発掘作業時には、土坑の中から複数の小皿と山茶碗がほぼ完形の状態で出土しました。整理等作業を行い、糸切り痕や籾殻の痕などがはっきりと確認できるようになりました。

土器埋納遺構

土器埋納遺構の遺物出土状況

 

出土遺物

出土した遺物:鎌倉時代

 

籾殻痕と糸切り痕

赤矢印の部分に籾殻の痕、黄色矢印の部分に糸切り痕が見えます

 

 

 

 

 

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