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平成28(2016)年9月14日上保本郷遺跡で大溝の掘削が進んでいます

本巣市上保に所在する上保本郷遺跡(かみのほほんごういせき)では、5月上旬から発掘作業を開始しています(調査開始の様子はこちらをご覧ください)。6月21日に2条の幅の広い大溝(仮に「大溝1」と「大溝2」と呼んでいます。)について報告しました(こちらをご覧ください)が、その後、さらに掘削が進みました。

 

大溝1では、溝の上面で多数の河原石が並んで出土しました(写真1)。また、溝の底面付近から20枚以上の土師器皿がまとまって出土しました(写真2)。土師器皿は直径約8cmから14cmまでの大きさで、溝が掘削された時期を知る手掛かりとなります。

 

 

大溝1の石列

(写真1)大溝1の石列

 

大溝1出土師器皿

(写真2)大溝1出土師器皿


 

 大溝2は、長さ約30mに渡って検出しました(写真3・4)。溝が埋まった様子を観察すると、水が流れた痕跡がほとんど見られないことや、溝の周辺で多数の柱穴などを検出したことなどから、居住地などを区画する施設と考えています。

大溝2の掘削風景 

 (写真3)大溝2の掘削風景

 

大溝2の完掘状況

(写真4)大溝2の完掘状況

 

 

 

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