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寿楽寺廃寺跡の内容確認調査を行いました(古代・中世寺院跡総合調査)

 平成30年度岐阜県古代・中世寺院跡総合調査の一環として、飛騨市古川町の寿楽寺廃寺跡で内容確認調査を実施しました。

 平成10年から平成12年にかけて、当センターが県道改良工事に伴う発掘調査を行い、古代寺院の講堂基壇跡とそれに付く回廊跡を確認しました(寿楽寺廃寺跡発掘調査成果紹介)。本年度は、塔跡推定地に3箇所の調査坑を設けて調査しました。

 どの調査坑でも、礫と古代の瓦片が混在した黒い土が厚く盛られており、盛土上で中世墓の可能性のある方形の石組みが見つかりました。また、一部の盛土の下層から、人為的に固められた黄褐色の層が見つかりました。この層が、盛土の一部なのか、基壇の一部なのか、今後明らかにしていく必要があります。

 試掘坑の様子

塔跡推定地の中央に設定した調査坑(北から)
石組みの様子
中世墓の可能性がある方形の石組み(西から)
基壇の一部の可能性がある層 
基壇の一部の可能性もある黄褐色土の層(北から)

 

 8月25日(土)には現地公開を行い、地元の住民の方々など25名が参加されました。センター職員が調査の成果を説明すると、調査坑を熱心に観察される方がたくさんみえました。
現地での公開
現地公開の様子

 

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