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秀吉文書の公開_42898

第3回「ほんものにふれよう!」_秀吉文書の公開と解説

当資料館では昨年度に続き「ほんものにふれよう!」の催しを実施しました。これは、皆さんに当館所蔵の代表的な資料の実物を間近に見て頂くためのものです。今回公開したのは、秀吉文書で、高木権右衛門尉宛書状(高木氏は安八郡今尾城主)2通です。平成24年8月17日(金曜日)と20日(月曜日)の2日間開催しましたところ、63名の方に参加いただきました。参加された皆さんの事後のアンケートを拝見しますと、多くの方に満足していただけたようで、館員一同、大変嬉しく思っています。以下に、会の様子と参加者の皆さんの感想を掲載します。

会の様子

 最初に、小森芳郎館長が開会の挨拶を行ったあと、小川敏雄学芸業務専門職が会を進めていきました。まずは、参加者の皆さんに2つの文書を間近にみてもらいました。その後、読み方と意味を記したプリントを配布して、それと見比べながらもう一度文書をみてもらいました。そして、年の記載のないこの文書がいつ頃のものであるか、また、どういう意味をもつのかなどについて、秀吉が羽柴を名乗った時期の行動を記した年表や秀吉が尾張から津嶋を通って長浜へ帰城するときの地図等から推察しました。そして2つの文書から、信長が本能寺の変で倒れた後の清洲会議や賤ヶ岳の合戦の政治状況について解説しました。参加者の皆さんにも考えを出していただき一緒に考えることができました。

史料に見入る参加者の皆さん1史料に見入る参加者の皆さん2
史料に見入る参加者の皆さん

参加者の皆さんの感想・意見など

 たくさんの参加者の皆さんから感想や意見をいただきました。そのうちの一部を紹介します。

  • 歴史は小学校の頃から興味がありましたが、ただ年表を覚えるのみ、人と人との関わりの中で、地形・地域・民衆の動きが先生の説明でよく理解できました。
  • なかなかこういう機会がなく、勉強が進まず苦労していますが、有効に活用させて頂いており、今後もよろしくお願い致します。
  • 昨年の信長文書の公開にも参加させて頂きました。今回は、秀吉の文書ということで、こうした企画を続けて頂けたのは、大変有難いと思います。
  • 文書の背景について、丁寧に解説頂けたので、よい学習になりました。これからもよろしくお願いします。
  • 岐阜市のまちなか案内人として活動していますが、大変よい研修の機会となり、有難いと思います。
  • 興味深いお話しを聞くことが出来て、とてもよかったです。また参加させて頂きたいと思います。

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