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市島の舞台[いちじまのぶたい]

分類 重要有形民俗文化財
指定別
所在地 郡上市八幡町市島
所有者 高雄神社
指定年月日 昭和54年3月6日

市島の舞台

 高雄神社に祭られているのは、大山咋命[おおやまくいのみこと]と和気清麿である。源頼朝が鎌倉幕府をたてた頃、京都の高雄山神護寺をまねて市島高雄山に建てたといわれている。その後焼き討ちにあい再建されて今日に至っている。この高雄神社の境内にある拝殿型の農村舞台は、間口10m、奥行9.85m、床の高さ85cm、天井の高さ3.61mの規模。虹梁は幅62cmで唐草模様の彫刻があり、切妻の妻入りである。正面と側面には庇がつき、両側面の庇の下は庇部屋になっている。庇部屋は歌舞伎で使用する道具の物置として使用されている。回り舞台は直径6mで現在も使用している。花道と楽屋はなく、上演するときに仮設している。

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