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高山白山神社の矢立スギ

高山白山神社の矢立スギ[たかやまはくさんじんじゃのやたてすぎ]

分類 天然記念物
指定別
所在地 高山市八軒町
所有者 一本杉白山神社
指定年月日 昭和32年3月25日

高山白山神社の矢立スギ

 このスギは、白山神社境内にあり、根元の幹周囲14m、目通り幹周囲7m、樹高約25mである。江戸時代に落雷があって地上5.5mのところに傷がみられるが、古樹の割に樹高が低いのはこのためと思われる。幹には空洞部があるが、枝がよく茂っている。
このスギは、古来神木として尊崇され、「逆杉」または「一本杉」と呼ばれている。一本杉の名は神社名や地名としても用いられている。また、神社の宝物として1本の尖根鏃が保存されているが、中世、出陣する武士が吉凶を占うためにこの大スギに射立てたものとされている。この尖根鏃は、慶応2年(1866)8月の暴風雨で枝が折れたときに発見されたものである。

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