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尾上郷ジュラ紀化石

尾上郷ジュラ紀化石[おがみごうじゅらきかせき]

分類 天然記念物
指定別
所在地 高山市荘川町尾上郷大沢上栗原平
所有者 高山市
指定年月日 昭和34年11月16日

尾上郷ジュラ紀化石

 尾上郷は庄川の支流尾上郷川とその支流のアマゴ谷の合流点の東俣にある。流域一帯には手取層群が分布している。この地域の手取層群は中生代ジュラ紀後期の石徹白亜層群に属する大谷山砂岩層・大黒谷砂岩頁岩層・アマゴ谷砂岩層、白亜紀前期の赤岩亜層群に属する大倉礫岩層、赤岩砂岩層である。これらの各層は白山構造盆地に堆積した半鹹半淡ないし淡水湖成層で盆地状をなしている。
尾上郷川中流域及びそれに注入する支流の大黒谷、アマゴ谷流域の石徹白亜層群の中には、トクサ科、へゴ科、ウラボシ科、所属不明のシダ植物、ソテツ、イチョウ、ベンネチテス等の裸子植物、半鹹半淡水性及び淡水性の巻貝、二枚貝等の化石を多数産する。

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