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桂林寺のイチイ
桂林寺のイチイ[けいりんじのいちい]
| 分類 | 天然記念物 |
|---|---|
| 指定別 | 県 |
| 所在地 | 下呂市馬瀬数河 |
| 所有者 | 白雲山桂林寺 |
| 指定年月日 | 平成9年12月9日 |
このイチイは目通り周囲3.02m、樹高15.0m、枝張り長8.0m四方、推定樹齢500年である。桂林寺という由緒もあり、風格のある寺に植栽されていたこともあって、樹勢がそがれるような被害も受けていない。山門脇の風格ある姿、地表面に張る力強い根、いずれをとっても絵になる様相をしている。古来、イチイは高貴な木とされてきた。宮中の笏(しゃく)の材として使用されてきたためである。岐阜県はイチイを県木として指定している。
